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PRINT DATA EXCHANGE for Open


6.1.4 改行制御の扱い

PDE for Openで対応しているプリンタ制御文字を次に示します。

表6‒3 対応しているプリンタ制御文字

機械制御文字

ANSI制御文字

制御文字なし

(ファイル形式1のレコード区切り文字)※1

プリンタの動作

出力と出力後の行送り

行送りだけ(出力なし)

行送りと行送り後の出力

出力と出力後の行送り

(01)16

(03)16(無動作)

(2B)16('+')

(0D)16

0行改行します。※2

(09)16

(0B)16

(20)16(' ')

(0A)16

1行改行します。

(11)16

(13)16

(30)16('0')

2行改行します。

(19)16

(1B)16

(2D)16('-')

3行改行します。

(21)16

4行改行します。

(29)16

5行改行します。

(31)16

6行改行します。

(39)16

7行改行します。

(41)16

8行改行します。

(49)16

9行改行します。

(51)16

10行改行します。

(59)16

11行改行します。

(61)16

12行改行します。

(69)16

13行改行します。

(71)16

14行改行します。

(79)16

15行改行します。

(89)16

(8B)16

(31)16('1')

(0C)16

チャネル1へ位置づけます。※3

(91)16

(93)16

(32)16('2')

チャネル2へ位置づけます。

(99)16

(9B)16

(33)16('3')

チャネル3へ位置づけます。

(A1)16

(A3)16

(34)16('4')

チャネル4へ位置づけます。

(A9)16

(AB)16

(35)16('5')

チャネル5へ位置づけます。

(B1)16

(B3)16

(36)16('6')

チャネル6へ位置づけます。

(B9)16

(BB)16

(37)16('7')

チャネル7へ位置づけます。

(C1)16

(C3)16

(38)16('8')

チャネル8へ位置づけます。

(C9)16

(CB)16

(39)16('9')

チャネル9へ位置づけます。

(D1)16

(D3)16

(41)16('A')

チャネル10へ位置づけます。

(D9)16

(DB)16

(42)16('B')

チャネル11へ位置づけます。

(E1)16

(E3)16

(43)16('C')

チャネル12へ位置づけます。

(凡例)

−:該当なし。

 表にない機械制御文字およびANSI制御文字が指定された場合は,空白行1行作成として動作します。

注※1

ファイル形式2の場合,出力後1行改行します。

注※2

センタ漢字プリンタと異なり,重ね印字をした場合は,前に送った行の文字と重なって,表示・印刷されるイメージで変換されます。

注※3

通常,改ページはチャネル1スキップによって行うため,FCBの先頭行にチャネル1を置くようにしてください。

プリンタ制御文字による改行動作の詳細を次に示します。

〈この項の構成〉

(1) n行改行

現在の行からn行分改行を行います。改ページが発生した場合は,次ページの先頭行に位置づけます。

(2) 出力ありチャネルNスキップ

現在の行から次行・次ページ以降でFCB内のチャネル番号Nを検出するまで改行を行います(チャネル番号Nの行に位置づけます)。現在の行にチャネルNが設定されている場合は,次のチャネルNまでスキップします。

(3) 出力なしチャネルNスキップ(機械制御文字だけ)

現在の行から次行・次ページ以降でFCB内のチャネル番号Nを検出するまで改行を行います(チャネル番号Nの行に位置づけます)。現在の行にチャネルNが設定されている場合は動作しません。ただし,直前のレコードが出力あり0行改行の場合は,次のチャネルNまでスキップします。また,出力なしチャネル1スキップで現在の行にチャネル1が設定されている場合,ページ内ですでに画像データレコードや任意座標指定文字レコードがあるときは,次のチャネル1までスキップします。