Hitachi

PRINT DATA EXCHANGE for Open


1.4 PDE for Openを利用した変換の手順

PDE for Openを利用した変換の手順は,大きく「移行作業」「実行準備作業」「実行」の3段階に分けられます。それぞれの段階で実施する項目の概要を次に示します。詳細については,「参照先」に示す個所を参照してください。

表1‒1 PDE for Openを利用した変換の手順

手順

説明

参照先

1.移行作業

メインフレームのセンタプリンタに出力していたバッチ帳票をPDE for Openで利用するための環境や条件について調査し,移行作業を実施します。移行作業は次に示す作業があります。

  • 移行可否の調査

  • 制御イメージの調査

  • 印刷属性の実行オプションの調査

  • 1バイトコードの調査

  • 業務プログラムからの出力手段の検討

  • 適用条件の検討

  • 業務プログラムの修正

4. 移行作業

2.実行準備作業

PDE for Openの実行準備作業を実施します。実行準備作業は次に示す作業があります。

  • 外字の作成

  • 利用フォルダの作成

  • 制御イメージの準備

  • FTP環境の準備

  • 監視サービスの設定

  • プリンタの設定

  • 環境設定

5. 実行準備

3.実行

監視サービスを使用した変換操作

PDE for Openのサービス監視フォルダに印刷データを受信した場合,自動でPDL変換を実行します。

9.1 監視サービスを使用した変換操作

コマンドラインを使用した変換操作

JP1/AJS3と連携してジョブの実行制御を行う場合に,コマンドラインでPDL変換を実行します。

9.2 コマンドラインを使用した変換操作

後処理UOC

変換処理が完了するタイミングで,任意の処理を後処理UOCとして実行できます。

9.3 後処理UOCによる操作(変換種別がGDI,PostScriptまたはPDFの場合)