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PRINT DATA EXCHANGE for Open


1.1 PDE for Openの概要

PDE for Openは,メインフレームのセンタプリンタに出力していたバッチ帳票を,オープン環境で扱えるようにするためのプログラムです。PDE for Openを使用することで,メインフレームの書式オーバレイ,FCBなどの制御イメージを使用して印刷していた帳票を,オープン環境の業務プログラムやバッチジョブ実行システムからの帳票に移行し,PDE - Form Designerで作成した制御イメージやPDE - LP Optionの制御イメージ作成機能で作成した制御イメージを使用して,Windows環境のオープンプリンタに出力したり,PDFファイルとして出力したりできます。

PDE for Openの概要を次に示します。

図1‒1 PDE for Openの概要

[図データ]

また,PDE for Openの付加プログラムとして,PDE - Enterprise Printer Option,PDE - Electronic Document Option,およびPDE - LP Optionがあります。

PDE - Enterprise Printer Optionは,オープン環境で出力された帳票データをPostScript対応のページプリンタに出力できるようにします。なお,プリンタ出力時のデータ形式はPostScriptとなります。

PDE - Electronic Document Optionは,オープン環境で出力された帳票データをPDFファイルとして出力できるようにします。

PDE - LP Optionは,オープン環境で出力された帳票データをESC/P対応のラインプリンタ(Prinfina IMPACT GXシリーズ)に出力できるようにします。なお,プリンタ出力時のデータ形式はESC/Pとなります。

〈この節の構成〉