CORBAを使用したC/Sシステムのサーバオブジェクトを実装するプログラム(サーバAP)を設計する場合に利用するツールと,それぞれの関連について示します。
図7-5 CORBA使用時のツールの関連
![[図データ]](figure/zu070200.gif)
- SEWB+/CS-DESIGNを使用して論理設計図を定義し,CORBAインタフェースを設計する。
論理設計図作成に使用するデータ項目はSEWB+/REPOSITORYの辞書から参照します。なお,論理設計図からはIDLを生成します。
- IDLコンパイラを使用して,IDLから,対象言語のサーバ用のスケルトンとスタブのソースを生成する。
- テンプレートや部品を使用して,SEWB+/CS-DESIGNで定義した論理設計図ファイルの情報をSEWB+/CONSTRUCTIONに呼び込み,プログラム定義ファイルを作成する。
プログラム定義ファイルからは,サーバ(インプリメンテーション(メソッド))のソースプログラムを生成します。
- クライアントのソースプログラムを生成する。
- 対象言語のコンパイラで,サーバおよびクライアントの実行形式プログラムを作成する。