SEWB+/CONSTRUCTIONの環境設定パスでは,「テンプレート」,「データ定義」,「論理設計図」,「部品」,「XML」,「マップ定義」および「レコード定義」のファイルのパスを設定します。これらのファイルは,ルートドキュメントフォルダ下に格納されています。ルートドキュメントフォルダはOSで共有宣言されているため,チェックアウトしなくてもローカル環境のマシンからネットワーク参照できます。ネットワーク参照する場合は,環境設定のパス設定でネットワークパスを設定してください。
プログラム定義で使用するファイルのパスの設定方法を示します。
SEWB+/CONSTRUCTIONの環境設定でパスを設定しておくと,プログラム定義で使用したファイルはファイル名(相対パス)で保存されます。パスは,あらかじめ環境設定で設定しておくことをお勧めします。
SEWB+/CONSTRUCTIONの環境設定でパスを設定していない場合,プログラム定義で使用したファイルは,ドライブ名やコンピュータ名を含むファイル名(絶対パス)で保存されます。
また,絶対パスを相対パスに変換することができます。絶対パスから相対パスへの変換については,マニュアル「SEWB+/CONSTRUCTION アプリケーション開発ガイド」を参照してください。
環境設定では,複数のパスを設定できます。例えば,テンプレートファイルを修正して確認するために,修正前または修正中のファイルと修正後のファイルを別々のパスで保管します。それぞれのパスを検索したい順番に従って環境設定に設定しておくと,設定した順番にプログラム定義で使用されるので便利です。複数パスの設定方法はマニュアル「SEWB+/CONSTRUCTION アプリケーション開発ガイド」を参照してください。次に複数パスの設定を利用した作業手順を示します。
環境設定で複数のパスを設定した場合,先に設定されたパスが優先されます。例えば,「C:¥修正中データ定義」,「¥¥NET¥データ定義」の順番に設定されている場合,「¥¥NET¥データ定義」のファイルを参照したい場合でも,同じ名前のファイルが「C:¥修正中データ定義」にあれば,そちらのファイルが参照されます。