2.4.4 業務ルールの作成

<この項の構成>
(1) データ制約定義の確認
(2) データ制約の分類ごとの設定

(1) データ制約定義の確認

データ制約定義票のデータ制約の部分が,業務ルールとして登録されます。データ制約定義票に,データ制約の記述があるかどうかを確認してください。

(2) データ制約の分類ごとの設定

業務ルールは,データ制約の分類ごとに登録内容が異なります。分類は「項目固有か項目関連か」および「チェックか導出か」で決まります。

(a) 分類(データ項目)
項目固有制約
単独のデータ項目に対する業務ルールとして定義します。なお,項目固有制約の業務ルールをドメインデータ項目に定義することで,継承関係を適用できます。詳細は「4.2.1 業務ルールの定義項目」を参照してください。
項目関連制約
複数のデータ項目に関連する業務ルールとして定義します。
(b) 分類(処理のタイプ)
チェック(ルール)
適用するデータ項目の妥当性を判断する業務ルールとして定義します。
導出(ルール)
データ項目の値を導き出す業務ルールとして定義します。