SEWB+ 基本開発環境を新規にインストールする場合,SEWB+/CONSTRUCTIONのsewbenv.iniファイル(環境設定情報ファイル)でユーザ環境情報を設定できます。
ユーザ環境情報を設定したsewbenv.iniファイル(環境設定情報ファイル)をほかのユーザに配布したあと,SEWB+基本開発環境をインストールすると,sewbenv.iniファイル(環境設定情報ファイル)に指定した内容でSEWB+/CONSTRUCTIONのユーザ環境が設定されます。なお,配布されたsewbenv.iniファイル(環境設定情報ファイル)は,ログインユーザのユーザTEMP環境変数に定義されているフォルダに格納してください。また,sewbenv.iniファイル(環境設定情報ファイル)は,SEWB+基本開発環境のインストールを実行すると,自動的に削除されるので必要な場合は保存しておいてください。
[CONSTRUCTION-CURRENT] … セクション名 |
表A-3 sewbenv.iniファイル(環境設定情報ファイル)設定内容
項番 | キー名 | 内容 | 初期値 | 設定値 |
---|---|---|---|---|
1 | C_CobolSourceFormat | COBOLソースの正書法を指定する。 | 0 | 0,1または2を半角で指定する。
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2 | C_FairCopy | ソースプログラムを自動清書するかどうかを指定する。 | 0 | 0または1を半角で指定する。
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3 | C_OCFairCopy | ユーザ追加処理を生成するかどうかを指定する。 | 0 | 0または1を半角で指定する。
|
4 | C_Picture | PIC句生成の開始位置を指定する。 | 41 |
|
5 | C_Indent | インデントサイズを指定する。 | 2 | 0~8の半角の整数を指定する。 |
6 | C_Sequence | 一連番号を付加するかどうかを指定する。 | 0 | 0または1を半角で指定する。
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7 | C_InitialSequence | 一連番号の初期値を指定する。 | 100 | 1~999,999の半角の整数を指定する。 |
8 | C_IncrementSequence | 一連番号の増分値を指定する。 | 100 | 1~999,999の半角の整数を指定する。 |
9 | C_DataGenerateType | データ定義およびレコード定義の辞書の自動再入力をするかどうかを指定する。 | 0 | 0または1を半角で指定する。
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10 | C_TemplateFilePath | テンプレートファイルのパス名称を指定する。 | なし | 任意のパス名称を指定する。 複数指定する場合は,セミコロン(;)で区切って指定する。 なお,パス名の長さは,各OSのレジストリ値の制限に依存する。 |
11 | C_DataDefFilePath | データ定義ファイルのパス名称を指定する。 | なし | 任意のパス名称を指定する。 複数指定する場合は,セミコロン(;)で区切って指定する。 なお,パス名の長さは,各OSのレジストリ値の制限に依存する。 |
12 | C_LogicDesignFilePath | 論理設計図ファイルのパス名称を指定する。 | なし | 任意のパス名称を指定する。 複数指定する場合は,セミコロン(;)で区切って指定する。 なお,パス名の長さは,各OSのレジストリ値の制限に依存する。 |
13 | C_PartsPath | 部品ファイルのパス名称を指定する。 | なし | 任意のパス名称を指定する。 複数指定する場合は,セミコロン(;)で区切って指定する。 なお,パス名の長さは,各OSのレジストリ値の制限に依存する。 |
14 | C_XMLFilePath | XMLファイルのパス名称を指定する。 | なし | 任意のパス名称を指定する。 複数指定する場合は,セミコロン(;)で区切って指定する。 なお,パス名の長さは,各OSのレジストリ値の制限に依存する。 |
15 | C_XMAP3FilePath | マップ定義ファイルのパス名称を指定する。 | なし | 任意のパス名称を指定する。 複数指定する場合は,セミコロン(;)で区切って指定する。 なお,パス名の長さは,各OSのレジストリ値の制限に依存する。 |
16 | C_RecordDefFilePath | レコード定義ファイルのパス名称を指定する。 | なし | 任意のパス名称を指定する。 複数指定する場合は,セミコロン(;)で区切って指定する。 なお,パス名の長さは,各OSのレジストリ値の制限に依存する。 |
17 | C_Editor | 使用エディタのパス名称を指定する。 | なし | 任意のパス名称を指定する。 なお,パス名の長さは,各OSのレジストリ値の制限に依存する。 |
18 | C_AllRuleExpand | 全ての業務ルールを展開するかどうかを指定する。 | 0 | 0または1を半角で指定する。
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19 | C_UOCBeginPattern | ユーザ追加処理の開始コメントを指定する。 | なし | 1,024バイト以内の任意の文字列を指定する。 |
20 | C_UOCEndPattern | ユーザ追加処理の終了コメントを指定する。 | なし | 1,024バイト以内の任意の文字列を指定する。 |
21 | C_ProgramFileSaveType | プログラム定義ファイルの新規格納形式を指定する。 | 0 | 0または1を半角で指定する。
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22 | C_DataFileSaveType | データ定義ファイルの新規格納形式を指定する。 | 0 | 0または1を半角で指定する。
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SEWB+ 基本開発環境をインストールする場合,前製品をアンインストールする必要があります。ただし,表A-4に示す情報を,SEWB+ 基本開発環境の機能で引き続き使用したい場合は,前製品をアンインストールする前に,SEWB+ 基本開発環境のインストールを実行してください。SEWB+ 基本開発環境のインストールを実行することで,表A-4に示す情報がSEWB+ 基本開発環境の機能で使用できるようになります。
表A-4 前製品からSEWB+ 基本開発環境の機能に引き継がれる情報
前製品 | SEWB+ 基本開発環境の機能に引き継がれる情報 |
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P-2451-1424 SEWB+ リポジトリセット(SEWB+/REPOSITORY)※1 | すべての情報が引き継がれる
|
P-2651-1524 SEWB+/REPOSITORY-BROWSER | なし |
P-2451-1F24 SEWB+/REPOSITORY-BROWSER Server | |
P-2651-8324 SEWB+/CONSTRUCTION | ユーザが設定した環境設定情報 |
P-2451-8F24 SEWB+/CONSTRUCTION Server | |
P-F2651-83242 SEWB+/RECORD DEFINER |
なお,前製品のP-2451-1424 SEWB+ リポジトリセットのSEWB+/REPOSITORYのアンインストール手順については,「付録A.3(1)(b) SEWB+ リポジトリセットのSEWB+/REPOSITORYのアンインストール手順」を参照してください。
SEWB+ 基本開発環境をインストールするには,CD-ROMの提供媒体を使用する方法と,JP1/NETM/DMを使用してリモートインストールする方法があります。JP1/NETM/DMを使用する方法については,マニュアル「JP1 Version 8 JP1/NETM/DM 運用ガイド1 (Windows(R)用)」を参照してください。
SEWB+ 基本開発環境を新規にインストールする場合について説明します。
前製品からSEWB+ 基本開発環境にバージョンアップする場合について説明します。