9.3.3 操作ログに出力される項目

操作ログに出力される項目を表9-1に示します。

表9-1 操作ログの出力項目

項目内容
日時ログの出力日時がYYYY-MM-DDThh:mm:ss.sssTZDの形式で出力される。
カテゴリ次のどれかが出力される。
  • Authentication
    リポジトリサーバへのログイン,ログアウトを示す。
  • ConfigurationAccess
    ドキュメント,データ項目,フォルダなどの作成,削除,移動およびアクセス権の設定を示す。
  • ContentAccess
    ドキュメントのチェックイン,チェックアウト,およびデータ項目,業務ルールの参照,更新を示す。
  • AnomalyEvent
    クライアントダウンを含む通信障害を示す。
  • ManagementAction
    セッションを異常終了する場合の通知を示す。
事象の結果
  • Occurred
    サーバ内事象の発生を示す。
  • Success
    リクエストに対する正常リプライを示す。
  • Failed
    リクエストに対する異常リプライ,またはサーバ内異常検知を示す。
クライアントホストリクエスト送信元ホストのIPアドレスが出力される。
ユーザ名ログインユーザ名が出力される。
操作名クライアントからの操作(リクエスト)の名称,または異常検知等の事象名称が出力される(詳細は,「付録F 操作ログに出力される操作名および付加情報」を参照)。
付加情報リクエストの付加情報が次の形式で出力される(詳細は,「付録F 操作ログに出力される操作名および付加情報」を参照)。
パラメタ名=パラメタ値,パラメタ名=パラメタ値,…,Status=ステータス値

操作ログの出力例を次に示します。

(例)

2007-02-20T17:08:54.862-9:00,
Authentication,Success,168.0.0.55,user1,
"Login","Ver=30000,BufSize=32767,Status=0"

2007-02-21T20:46:43.857-9:00,
ConfigurationAccess,Success,168.0.0.55,user1,
"Register document","ObjectID=C001000000030715,
ParentObjectID=C0010000000302E7,Path=""C:¥temp¥New.doc"",
SystemVersionObjectID=0000000000000000,Status=0"

2007-02-22T18:30:25.743-9:00,
ContentAccess,Success,168.0.0.55,user1,
"Get value of data item","ObjectID=C06F000000080387,
Name=""SHIKT-MNSK"",Status=0"

2007-02-23T19:13:16.507-9:00,
AnomalyEvent,Failed,10.210.181.12,user1,
"Network communication error",""

2007-02-23T19:13:16.587-9:00, ManagementAction,Occurred,10.210.181.12,user1,
"Session abort",""