異なるシステムバージョンに関連づけられたドキュメントの差分を抽出することができます。また,差分を抽出することによって,メインフレームへの転送対象ファイルを絞り込むことができます。
次に,操作手順を示します。
- 抽出対象として,「システムバージョン間の差分ドキュメントのファイル内容を抽出」を選択する
- システムバージョン一覧から,[比較元]ボタンおよび[比較先]ボタンを押して,システムバージョンフォルダまたはシステムバージョンを選択する
- [差分抽出条件]ボタンを押して,差分抽出条件を設定する
- 抽出情報の抽出先フォルダを設定する
- SI支援ユティリティを実行する
SI支援ユティリティの操作方法については,ヘルプの「SI支援ユティリティ」を参照してください。
例えば,「Ver 1.0」を比較元,「Ver 2.0」を比較先に指定して抽出した場合,それぞれのシステムバージョンに関連づけられているドキュメントを比較条件に従って比較し,追加または変更されたドキュメントのファイルだけを抽出します。
- ●指定例
![[図データ]](figure/zu060700.gif)
- ●抽出結果
- システムバージョンフォルダの下位の固定システムバージョンに関連づけられているドキュメントのバージョンを比較して,ファイルを抽出します。ただし,同じドキュメントが複数存在する場合は,最新のファイルを比較対象とします。
抽出先のフォルダ構成:C:¥temp
![[図データ]](figure/zu060800.gif)