バックアップコマンドファイルを作成する手順を説明します。
- [スタート]メニューの[プログラム]または[すべてのプログラム]から[Sewb+]-[Repository]-[環境構築ユティリティ]を選ぶ
[環境構築ユティリティ]ダイアログが表示されます。
- 環境構築項目一覧から「バックアップ」選択して[設定]ボタンを押す
[バックアップコマンドの生成]ダイアログが表示されます。
![[図データ]](figure/zu070100.gif)
- [バックアップコマンドの生成]ダイアログの各項目を設定する
- [一般]タブについて
バックアップディレクトリのリストには,バックアップするディレクトリの一覧が表示されます。
- ドキュメントファイルディレクトリ
バージョン管理されたドキュメントのマスタディレクトリ
- ルートドキュメントフォルダ
ネットワーク参照ができるドキュメントフォルダ用ディレクトリ
- リポジトリ管理
SEWB+/REPOSITORYの管理情報ディレクトリ
- データベース
リポジトリデータベースディレクトリ
- データベース管理
データベース管理ディレクトリ
表示されたディレクトリ以外にバックアップするディレクトリがある場合は,[追加]ボタンを押してディレクトリを追加します。
ディレクトリの追加を取り消したい場合は,ディレクトリを選択して[削除]ボタンを押します。
- 注意事項
- Object Serverのシステム共通定義ディレクトリは必ず追加してください。追加したディレクトリの種別は「その他」になります。
- データベースを,リポジトリのほかに別のサービスプログラムで使用している場合は,リポジトリ以外の資源も同時にバックアップする必要があります。バックアップディレクトリのリストには,「データベース」および「データベース管理」として,リポジトリ以外のディレクトリも初期表示されます。しかし,サービスプログラムによっては,データベース以外に管理ファイルを持っている場合があります。このため,サービスプログラムの仕様を確認して,バックアップする必要のあるディレクトリを追加してください。
- [オプション]タブについて
「バックアップ前にサーバを自動停止する」,「バックアップ後にサーバを自動起動する」を指定しておくことをお勧めします。指定すると,バックアップの前後に,SEWB+/REPOSITORYおよびデータベースを自動的に停止したり起動したりできます。
- [生成]ボタンを押す
バックアップコマンドファイルが作成されます。
- [閉じる]ボタンを押す
[バックアップコマンドの生成]ダイアログが閉じます。
- ■注意事項
- 作成されたバックアップコマンドは,バックアップ先としてntbackupコマンドに次のオプションを指定しています。
/p "4mm DDS"
- 注
- ハードディスクに出力する場合は,/pオプションを/fオプションに変更し,次のように指定してください。
- /f "出力先ファイルパス"
- この指定は,空きメディアプールの4mm DDSにある新しいメディアをバックアップ先に使用します。バックアップ先に4mm DDS以外のメディアを使用する場合は,"4mm DDS"を適切なメディア種別に変更してください。
- また,この指定では,バックアップを行なう前に,空きメディアプールの4mm DDSにメディアが必要となります。
- 使用できる最初のメディアを検索し,そのメディアをフォーマットしてバックアップ先に使用する場合,ntbackupコマンドに/umオプションを追加してください。
/p "4mm DDS" /um
- ただし,/umオプションはスタンドアロンのテープデバイスがある場合にだけ指定してください。