5.24 -splitoutパラメタ
- 意味
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ファイル分割機能の出力ファイル情報を指定します。
- 形式
-splitout [△fileorg=organization-type] [△{suffix|prefix}={output-generic-name |output-directory-name}] [△reclen=record-length] [△minlen=minimum-record-length] [△recsepa=record-separator-type] [△{ cellsepa={TAB|'cell-separator'} |cellsepa={TAB|'cell-separator-in_1'} △{TAB|'cell-separator-out_1'} [△{TAB|'cell-separator-in_2'} △{TAB|'cell-separator-out_2'} …]}] [△cellnum={ADJUST|cell-number}] [△quottype=option-code] [△padding={X|Z|C'padding-character'|X'hex-digit'}] [△{ reorg=reorganization-format [△reorganization-format … ] |csvreorg=csv-reorganization-format △csv-reorganization-format … ]}] [△{ {include|omit}=condition-expression |{csvinclude|csvomit}=csv-condition-expression}] [-splitout]
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入力ファイル情報は,-splitinpパラメタで指定してください。
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-splitoutパラメタの指定を省略した場合,prefixオペランドにカレントディレクトリを指定したものと仮定します。
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-splitoutパラメタは,-outfileパラメタおよび-catoutパラメタと同時に指定できません。どれか一つだけ指定してください。
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分割後の出力ファイル数が多い場合,システムの制限によってコマンドがエラーとなることがあります。ソート機能またはコピー機能使用時は,-cmdoptパラメタのSEQOPNCLSオプションを指定することで,このエラーを回避できることがあります。
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分割処理終了時,終了メッセージに続いて,KBLS1010-Iメッセージを分割したファイル数分,出力します。
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KBLS1010-Iメッセージの出力を抑止する場合は,環境変数名「EXSORTSUPPRESSSPLITMSG」または「EXSORT64SUPPRESSSPLITMSG」にYESを指定してください。
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出力レコード件数が0件のファイルを作成しない場合は,環境変数名「EXSORTNOCREATEZEROFILE」または「EXSORT64NOCREATEZEROFILE」にYESを指定してください。この場合,KBLS1010-Iメッセージは出力しません。
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-splitoutパラメタは複数指定できます。ただし,出力ファイル名の総称および出力ファイル格納ディレクトリ名に,ほかの-splitoutパラメタで指定した名称と同じものは指定できません。また,出力ファイル名の総称および出力ファイル格納ディレクトリ名を省略した場合に名称を仮定しますが,この仮定した名称についても,同じものは指定できません。
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- 注意事項
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-cmdoptパラメタのOVWRTオペランドと,環境変数名「EXSORTNOCREATEZEROFILE」または「EXSORT64NOCREATEZEROFILE」は,同時に指定できません。同時に指定した場合はKBLS1107-Eメッセージでエラーとなります。
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次に示す理由によって,ファイル分割後にファイル連結を行う場合,ファイル分割前に不要なファイルを削除してください。
・連結するファイル名には,総称名の指定が可能です。総称名に該当するファイルは,不要なファイルも含めてすべて連結の対象となります。そのため,不要なファイルを連結しないようにするには,不要なファイルを削除する必要があります。
・連結するファイル名には,ディレクトリの指定が可能です。ディレクトリの場合も不要なファイルを連結する可能性があります。
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