5.22.1 keyオペランド
- 意味
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分割キーを指定します。
- 形式
key=split-key-definition[△split-key-definition…]
- 指定値
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- split-key-definition
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指定形式については,「5.6 -keyパラメタ」を参照してください。
- 注意事項
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分割するファイルは,分割キーで昇順または降順にソートされている必要があります。ソートされていない場合,KBLS2030-Eエラーとなります。ソートされていないファイルを分割したい場合,強制ファイル分割機能オプション(-cmdopt FSPLIT)を指定することでエラーにならず,ファイル分割できます。詳細については,「5.5.16 強制ファイル分割機能(FSPLITオプション)」を参照してください。
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指定できる個数は1〜64個です。
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次の例のように,属性によってはデータが異なっても同じ値として扱います。
データ:「+0」と「-0」
属性t:同じ値として扱います。
属性c:同じ値として扱いません。
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分割キーを複数指定した場合,先に指定したキーほど優先順位が高く,あとに指定したキーほど優先順位が低くなります。
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分割キーの範囲は,ほかの分割キーの範囲と重なってもかまいません。
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次の条件にすべて該当する場合は,-keyパラメタで指定したキーを分割キーとして設定します。
・ソート機能またはマージ機能を使用する。
・ファイル分割機能を使用する。
・入力ファイルがCSVファイルでない。
・-splitfile,-splitdata,および-splitkeyパラメタのすべてのパラメタを指定しない。または,-splitkeyパラメタでkeyオペランドを指定しない。
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レコード編集によって,入力レコードと異なった位置に分割キーを再編成するような場合は注意が必要となります。分割キーの範囲は,最後に実行したレコード編集後のレコードを基に指定してください。分割キーの位置(範囲)は,「付録F レコード編集処理で基になるレコード(SORT EEの機能)」に示す規則に従って指定してください。
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