ソートマージ


3.3.1 パラメタ

パラメタ指定時に必要な値として指定できる最小値および最大値を,次の表に示します。

表3‒6 SORTのパラメタの最小値および最大値

項目

最小値

最大値

単位

備考

UNIX

Windows

ソートキーの個数

1

64

64

マージキーの個数

1

64

64

集約キーの個数

1

64

64

選択条件式の個数

1

32

128

集約項目の個数

0

64

64

キーおよび項目の位置

0

レコード長−1

レコード長−1

バイト

キーおよび項目の長さ

文字(c,j)

1

4,096

4,096

バイト

集約項目は指定できません。

2進数(n,m)

2

8

8

バイト

2,4,8以外は指定できません。

内部浮動小数点数(f)

4

8

8

バイト

4,8以外は指定できません。

内部10進数(p)

1

10

10

バイト

外部10進数(z)

1

18

18

バイト

左符号外部10進数(x)

1

18

18

バイト

右分離符号外部10進数(s)

2

19

19

バイト

左分離符号外部10進数(t)

2

19

19

バイト

日付(g)

2

8

8

バイト

集約項目は指定できません。

条件値の長さ

文字条件値

1

4,096

4,096

数値条件値

1

19

19

16進数条件値

2

8,192

日付条件値

2

8

8

キーの合計長

1

4,096

4,096

バイト

比較項目の合計長

1

4,096

4,096

バイト

集約項目の合計長

0

4,096

4,096

バイト

入力ファイル数

1

制限なし

(システム側の制限あり)

256

集約機能使用時の最大値は1個です。

出力ファイルの数

1

1

1

レコードの長さ

順編成ファイル

1

65,535

65,535

バイト

相対編成ファイル

1

65,535

65,535

バイト

索引編成ファイル

1

65,503

65,503

バイト

テキストファイル

1

65,535

65,535

バイト

(凡例)

−:なし

表3‒7 SORT EEのパラメタの最小値および最大値

項目

最小値

最大値

単位

備考

キーの個数

1

128×n

最大値の初期値は128個(n=1)です。

環境ファイル「EXS_KEYNUMMAX」で最大1,280個(n=10)まで拡張できます。

CSVキーの個数

1

128×n

最大値の初期値は128個(n=1)です。

環境ファイル「EXS_CSVKEYNUMMAX」で最大1,280個(n=10)まで拡張できます。

選択条件式の個数

1

128×n

最大値の初期値は128個(n=1)です。

環境ファイル「EXS_SELNUMMAX」で最大1,280個(n=10)まで拡張できます。

CSV選択条件式の個数

1

128×n

最大値の初期値は128個(n=1)です。

環境ファイル「EXS_CSVSELNUMMAX」で最大1,280個(n=10)まで拡張できます。

集約項目の個数

0

128×n

最大値の初期値は128個(n=1)です。

環境ファイル「EXS_SUMNUMMAX」で最大1,280個(n=10)まで拡張できます。

CSV集約項目の個数

0

128×n

最大値の初期値は128個(n=1)です。

環境ファイル「EXS_CSVSUMNUMMAX」で最大1,280個(n=10)まで拡張できます。

編集フォーマットの個数

1

128

CSV編集フォーマットの個数

1

128

分割キーの個数

1

64

分割CSVキーの個数

1

64

非分割データの個数

1

64

非分割CSVデータの個数

1

64

フィールドの個数

1

128×n

最大値の初期値は128個(n=1)です。環境ファイル「EXS_FIELDNUMMAX」で最大1,280個(n=10)まで拡張できます。

CSVフィールドの個数

1

128×n

最大値の初期値は128個(n=1)です。環境ファイル「EXS_CSVFIELDNUMMAX」で最大1,280個(n=10)まで拡張できます。

出力フォーマットの個数

1

128×n

最大値の初期値は128個(n=1)です。環境ファイル「EXS_FORMATNUMMAX」で最大1,280個(n=10)まで拡張できます。

CSV出力フォーマットの個数

1

128×n

最大値の初期値は128個(n=1)です。環境ファイル「EXS_CSVFORMATNUMMAX」で最大1,280個(n=10)まで拡張できます。

文字順序変更機能に指定する文字コードの個数

1

256

変換対象の文字コードと,変換後の順序を対で指定します。

キーおよび項目の位置

0

レコード長−1

バイト

CSVキーおよび項目の位置

1

16,384

セル番号

キーおよび項目の長さ

文字(c,j,q,w)

1※1

16,384※1

バイト

集約項目は指定できません。

マルチバイト文字(u,v)

1

4,096

文字

左分離符号付き数字(d)

1

256

2進数(n,m)

2

8

バイト

2,4,8以外は指定できません。

2進数(a)

4

16

2,4,8バイトに対応するマスクビットを4,8,16桁の16進数で指定します。

キー以外は指定できません。

2進数(b)

2

8,192

1〜4,096バイトに対応するマスクビットを2〜8,192桁の16進数で指定します。

キー以外は指定できません。

内部浮動小数点数(f)

4

8

バイト

4,8以外は指定できません。

内部10進数(p)

1

10

バイト

外部10進数(z)

1

18

左符号外部10進数(x)

1

18

右分離符号外部10進数(s)

2

19

左分離符号外部10進数(t)

2

19

日付(g)

2

8

集約項目は指定できません。

CSVキーおよび項目の長さ

文字(c,j,q,w)

1※1

16,384※1

バイト

集約項目は指定できません。

マルチバイト文字(u,v)

1

4,096

文字

左分離符号付き数字(d)

1

256

集約項目は指定できません。

固定小数点数(z)

1

38

西暦2/4桁年号(g)

1

8

集約項目は指定できません。

日付時刻(h)

日付

0

8

集約項目は指定できません。

時刻

0

9

条件値の長さ

文字条件値

1

4,096

10進数条件値

1

19

符号なしは最大18桁です。

数字条件値

1

256

左分離符号付き数字(d)の条件値です。

16進数条件値

2※2

32,768※2

日付条件値

2

8

CSV条件値の長さ

文字条件値

1

4,096

固定小数点数条件値

1

39

符号なしは最大38桁です。

数値条件値

1

256

左分離符号付き数字(d)の条件値です。

16進数条件値

2※2

32,768※2

日付条件値

2

8

日付時刻(h)

日付

0

8

時刻

0

9

キーの合計長

1

16,384×m※3

バイト

最大値の初期値はm=1です。環境ファイル「EXS_KEYNUMMAX」で最大m=16まで拡張できます。

CSVキーの合計長

1

16,384×m※3

バイト

最大値の初期値はm=1です。環境ファイル「EXS_CSVKEYNUMMAX」で最大m=16まで拡張できます。

比較項目の合計長

1

16,384×m※3

バイト

最大値の初期値はm=1です。環境ファイル「EXS_SELNUMMAX」で最大m=16まで拡張できます。

CSV比較項目の合計長

1

16,384×m※3

バイト

最大値の初期値はm=1です。環境ファイル「EXS_CSVSELNUMMAX」で最大m=16まで拡張できます。

集約項目の合計長

0

4,096×m

バイト

最大値の初期値はm=1です。環境ファイル「EXS_SUMNUMMAX」で最大m=16まで拡張できます。

CSV集約項目の合計長

0

4,096×m

バイト

最大値の初期値はm=1です。環境ファイル「EXS_CSVSUMNUMMAX」で最大m=16まで拡張できます。

分割キーの合計長

1

16,384※3

バイト

分割CSVキーの合計長

1

16,384※3

バイト

非分割データの合計長

1

16,384※3

バイト

非分割CSVデータの合計長

1

16,384※3

バイト

レコード結合条件項目の合計長

1

4096

バイト

入力ファイルパラメタの個数

-inpfile,-catinp,-splitinp,-cpyinpパラメタ

1

1※4

-joininpパラメタ

2

2

入力ファイル数

-inpfileパラメタ

1

256

(システム側の制限あり)※4

-function copyと組み合わせた集約機能を使用する場合,最大値は1個です。

-catinp,-splitinpパラメタ

1

制限なし

(システム側の制限あり)※4

-function copyと組み合わせた集約機能を使用する場合,最大値は1個です。

-cpyinpパラメタ

1

制限なし

(システム側の制限あり)※4

-joininpパラメタ

1

制限なし

(システム側の制限あり)※4

出力ファイルパラメタの個数

-outfileパラメタ

1

64※4

制限なし※4

-outfileパラメタ数の制限解除オプション指定で制限なく指定できます。※8

-catout,-splitoutパラメタ

1

制限なし※4

-cpyoutパラメタ

1

1※4

-joinoutパラメタ

1

制限なし※4

すべての出力ファイルパラメタに指定できる出力ファイルの合計数

-outfileパラメタ

1

256

(システム側の制限あり)※4

1つの-outfileパラメタに指定できる出力ファイル数は最大4個です。

制限なし

(システム側の制限あり)※4

-outfileパラメタ数の制限解除オプション指定で制限なく指定できます。※7

1つの-outfileパラメタに指定できる出力ファイル数は最大4個です。

-catoutパラメタ

1

制限なし

(システム側の制限あり)※4

1つの-catoutパラメタに指定できる出力ファイル数は最大4個です。

-splitoutパラメタ

1

制限なし

(システム側の制限あり)※4

1つの-splitoutパラメタに指定できる出力ファイル数は最大4個です。

-cpyoutパラメタ

1

4

(システム側の制限あり)※4

-joinoutパラメタ

1

制限なし

(システム側の制限あり)※4

1つの-joinoutパラメタに指定できる出力ファイル数は最大4個です。

レコード結合条件式の個数

1

8

レコード長※7

順編成ファイル

1

レコード長の上限値※5

バイト

テキストファイル

1

レコード長の上限値※5※6

バイト

CSVファイル

0

レコード長の上限値※5※6

バイト

(凡例)

−:なし

注※1

codetypeオペランドで指定したエンコードによって,文字属性のキー・項目に指定できる長さが異なります。

エンコード種別

文字(c,j,q,w)に指定できる長さ

(単位:バイト)

最小長

最大長

ASCII,SJIS,EUC-JP,EUC-HJまたはUTF-8

1

4,096

UCS-2LE,UCS-2BE,UTF-16LEまたはUTF-16BE

2

8,192

UCS-4LE,UCS-4BE,UTF-32LEまたはUTF-32BE

4

16,384

注※2

16進数条件値は,1バイトを2桁で指定します。また,比較項目が文字属性の場合は,codetypeオペランドで指定したエンコードによって,指定できる桁数が異なります。

エンコード種別

16進数条件値に指定できる桁数

最小長

最大長

ASCII,SJIS,EUC-JP,EUC-HJまたはUTF-8

2

8,192

UCS-2LE,UCS-2BE,UTF-16LEまたはUTF-16BE

4

16,384

UCS-4LE,UCS-4BE,UTF-32LEまたはUTF-32BE

8

32,768

注※3

codetypeオペランドで指定したエンコードによって,キー・項目の最大合計長が異なります。

エンコード種別

キー・項目の最大合計長

(単位:バイト)

ASCII,SJIS,EUC-JP,EUC-HJまたはUTF-8

4,096×m

UCS-2LE,UCS-2BE,UTF-16LEまたはUTF-16BE

8,192×m

UCS-4LE,UCS-4BE,UTF-32LEまたはUTF-32BE

16,384×m

注※4

注※5

WindowsのSORT EE,またはUNIXの32ビット版SORT EEの場合,レコード長の上限値は「65,535バイト」です。

UNIXの64ビット版SORT EEの場合,レコード長の上限値は,環境変数「EXSORT64MAXRECLEN」に指定された「レコード長の上限値」です。環境変数「EXSORT64MAXRECLEN」の指定がない,または指定が無効の場合は「65,535バイト」です。

環境変数「EXSORT64MAXRECLEN」ついては「14.1 SORT EE の環境変数の設定」を参照してください。

注※6

WindowsのSORT EE,またはUNIXの32ビット版SORT EEの場合,またはUNIXの64ビット版SORT EEで環境変数「EXSORT64MAXRECLEN」の指定がない,または指定が無効の場合,レコード長の上限値は「65,535バイト」ですが,codetypeオペランドに指定したエンコードの種別によって,改行文字の長さとレコード長の上限値が変わります。UNIXの64ビット版SORT EEで環境変数「EXSORT64MAXRECLEN」の指定がある場合,レコード長の上限値は環境変数「EXSORT64MAXRECLEN」に指定された「レコード長の上限値」です。codetypeオペランドに指定したエンコード種別によって改行文字の長さは変わりますが,レコード長の上限値は変わりません。

改行文字の長さはレコード長に含めません。

改行文字については「5.8.7 recsepaオペランド」を,入力データのエンコードについては「5.8.13 codetypeオペランド」を,環境変数「EXSORT64MAXRECLEN」については「14.1 SORT EE の環境変数の設定」を参照してください。

エンコード種別

改行文字のコード

テキスト・CSVファイルのレコード長の上限値

(単位:バイト)

Windows

UNIX

32ビット版SORT EE,64ビット版SORT EEで環境変数「EXSORT64MAXRECLEN」の指定なし,または無効

64ビット版SORT EEで環境変数「EXSORT64MAXRECLEN」の指定あり

CR

LF

改行文字はLF

改行文字はCRLF

改行文字はLF

改行文字はCRLF

改行文字はLF

改行文字はCRLF

ASCII

0x0d

0x0a

65,535

65,534

65,535

65,534

レコード長の上限値

SJIS

EUC-JP

EUC-HJ

UTF-8

UCS-2LE

0x0d00

0x0a00

65,534

65,532

65,534

65,532

レコード長の上限値

UTF-16LE

UCS-2BE

0x000d

0x000a

UTF-16BE

UCS-4LE

0x0d000000

0x0a000000

65,532

65,528

65,532

65,528

レコード長の上限値

UTF-32LE

UCS-4BE

0x0000000d

0x0000000a

UTF-32BE

注※7

実レコード長がレコード長の上限値を超えるレコードは入力できません。ただし,簡易コピー機能(-cpyinp,-cpyoutパラメタ)ではレコード長の制限はありません。

注※8

-outfileパラメタ数の制限解除オプションは,SORT EE 08-50以降で使用できます。使用する場合は,環境変数「EXSORTOUTFILENUMUNLIMIT(64ビット版は「EXSORT64OUTFILENUMUNLIMIT」)」,または環境ファイル「EXS_OUTFILENUMUNLIMIT」を指定してください。