ソートマージ
選択コマンドの使用例を示します。
1種類の条件式でデータを選択する例を示します。ここでは,社員データファイルから,年齢が40歳以上のデータを持つレコードを選択する例を示します。
選択の条件は,次のとおりです。
入力する選択コマンドを次の図に示します。
図9-3 入力する選択コマンド(その1)
選択コマンドの指定内容を次の表に示します。
表9-8 選択コマンドの指定内容(その1)
入力項目 | 指定内容 |
---|---|
wnselect | 選択処理のコマンド「wnselect」を指定する。 |
/gv | 入力ファイルを「可変長順編成ファイル」で指定する。 |
/oOUTFILE | 選択結果の出力ファイル名「OUTFILE」を指定する。 |
/sl | 比較条件式のオペランド「sl」を指定する。 |
z | 比較項目の属性を数字項目の「外部10進数」で指定する。 |
+25-2 | 比較項目の開始バイト位置を「25」バイト目,バイト長を「2」バイトで指定する。 |
>= | 比較演算子を「条件値と等しいか,または大きい」で指定する。 |
n'40' | 条件値を数値条件値の「40」で指定する。 |
INFILE | 入力ファイル名「INFILE」を指定する。 |
2種類の条件式でデータを選択する例を,次に示します。この例では,社員データファイルから,年齢が40歳から50歳までのデータを持つレコードを選択します。
選択の条件は次のとおりです。
入力する選択コマンドを次の図に示します。
図9-4 入力する選択コマンド(その2)
選択コマンドの指定内容を次の表に示します。
表9-9 選択コマンドの指定内容(その2)
入力項目 | 指定内容 |
---|---|
wnselect | 選択処理のコマンド「wnselect」を指定する。 |
/gv | 入力ファイルを「可変長順編成ファイル」で指定する。 |
/oOUTFILE | 選択結果の出力ファイル名「OUTFILE」を指定する。 |
/sl | 比較条件式のオペランド「sl」を指定する。 |
z | 第1比較項目の属性を数字項目の「外部10進数」で指定する。 |
+25-2 | 第1比較項目の開始バイト位置を「25」バイト目,バイト長を「2」バイトで指定する。 |
>= | 第1比較演算子を「条件値と等しいか,または大きい」で指定する。 |
n'40' | 第1比較項目の条件値を数値条件値の「40」で指定する。 |
and | 論理演算子を「and」で指定する。 |
z | 第2比較項目の属性を数字項目の「外部10進数」で指定する。 |
+25-2 | 第2比較項目の開始バイト位置を「25」バイト目,バイト長を「2」バイトで指定する。 |
<= | 第2比較演算子を「条件値と等しいか,または小さい」で指定する。 |
n'50' | 第2比較項目の条件値を数値条件値の「50」で指定する。 |
INFILE | 入力ファイル名「INFILE」を指定する。 |
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