ソートマージ
マージコマンドの使用例を示します。
文字項目のキーを使って,相対ファイルをマージする例を示します。
マージの条件は,次のとおりです。
入力するマージコマンドを次の図に示します。
図8-5 入力するマージコマンド(その1)
マージコマンドの指定内容を次の表に示します。
表8-13 マージコマンドの指定内容(その1)
入力項目 | 指定内容 |
---|---|
rmerge | マージ処理のコマンド名「rmerge」を指定する。 |
-V | 入力ファイルのファイル編成を「可変長順ファイル」で指定する。 |
-oOUTFILE | マージ結果の出力ファイル名「OUTFILE」を指定する。 |
-c | キーの整列順序を「昇順」,属性を文字項目の「文字」で指定する。 |
+0-5 | キーの開始バイト位置を「0」バイト目,バイト長を「5」バイトで指定する。 |
INFILE1 INFILE2 |
マージするファイルのファイル名「INFILE1」および「INFILE2」を指定する。 |
2種類の文字項目をそれぞれ第1キーおよび第2キーにして,索引ファイルをマージする例を示します。
マージの条件は次のとおりです。
入力するマージコマンドを次の図に示します。
図8-6 入力するマージコマンド(その2)
マージコマンドの指定内容を次の表に示します。
表8-14 マージコマンドの指定内容(その2)
入力項目 | 指定内容 |
---|---|
rmerge | マージ処理のコマンド名「rmerge」を指定する。 |
-e | 入力ファイルのオープンモードは「排他モード」と指定する。 |
-i | 「既存ファイルの書き換え防止」を指定する。 |
-v | キーの比較は「EBCDIKコードの体系に従う」と指定する。 |
-I | 入力ファイルのファイル編成を「固定長索引ファイル」で指定する。 |
:S | 出力ファイルのファイル編成を「固定長順ファイル」で指定する。 |
-oOUTFILE | マージ結果の出力ファイル名「OUTFILE」を指定する。 |
-j | 第1キーの整列順序を「昇順」,属性を文字項目の「英数字」で指定する。 |
+0-5 | 第1キーの開始バイト位置を「0」バイト目,バイト長を「5」バイトで指定する※。 |
-jr | 第2キーの整列順序を「降順」,属性を文字項目の「英数字」で指定する。 |
+6-8 | 第2キーの開始バイト位置を「6」バイト目,バイト長を「8」バイトで指定する。 |
INFILE1 INFILE2 INFILE3 |
マージするファイルのファイル名「INFILE1」,「INFILE2」,および「INFILE3」を指定する。 |
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