ソートマージ

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5.10.7 cellnumオペランド

意味
レコード出力時のセル数調整を指定します。
このオペランドは,CSVファイルを指定した場合だけ有効です。CSVファイル以外を指定した場合は,KBLS2202-Eエラーとなります。

形式
cellnum= { ADJUST | cell-number }

指定値
このオペランドを指定した場合,すべての出力レコードのセル数を一致させて出力します。
このオペランドを省略した場合,入力レコード(または編集後のレコード)のセル数を変更せずに出力します。
指定値 意味
ADJUST 入力時またはレコード編集後の最大セル数に合わせて調整します。
セル数が不足している場合は,デリミタを付加して不足数分のナル文字列(nullセル)を作成し,セル数を一致させて出力します。
cell-number cell-numberで指定したセル数に合わせて調整します。
指定できる範囲は,1〜16,384です。
  • cell-numberで指定したセル数が実際のセル数よりも少ない場合,cell-numberを超えた部分のセルを削除して出力します。
  • cell-numberで指定したセル数が実際のセル数よりも多い場合,デリミタを付加してcell-numberに足りない分のナル文字列(空のセル)を作成して出力します。

注意事項
  • 「cellnum=ADJUST」は,ソート機能だけに有効です。マージおよびコピー機能に指定しても無効です(セル数は変更されず,入力時のセル数のまま出力されます)。
  • ナル文字列が作成されると,付加されたデリミタの分だけレコード長が増加しますので注意してください。
  • ナル文字列を作成する場合,付加するデリミタは次の順番で決定されます。なお,複数のデリミタを指定している場合は,先頭に指定したデリミタとなります。
  1. -outfile,-catout,または-splitoutパラメタのcellsepaオペランドに指定したデリミタ
  2. 環境ファイルの「EXS_OUTCELLSEPA」に指定したデリミタ
  3. -inpfile,-catinp,または-splitinpパラメタのcellsepaオペランドに指定したデリミタ
  4. 環境ファイルの「EXS_CELLSEPA」に指定したデリミタ
  5. コンマ

関連パラメタ・オペランド
  • -outfileパラメタ cellsepaオペランド
  • -inpfileパラメタ cellsepaオペランド