各コマンドで処理できる入力ファイルの最小レコード件数は0件※1,最大レコード件数は,2,147,483,647件※2です。なお,入力ファイルを複数指定した場合,レコード件数は合計数となります。
実行時に処理できる入力ファイル,出力ファイル,一時ファイルのファイルサイズは,最小0バイト※3,最大は制限なし(ただしOSの制限に従う※4)です。
- 注※1
- レコードが1件もないファイル(空のファイル)を入力できます。
- テキストファイルの場合は,データがないレコード(改行文字だけの空のレコード)を入力できません。ただし,「空行削除オプション(-cmdopt DELBLANKLINE)」を指定すれば,データがないレコードを削除して入力できます。
- 簡易コピー機能を使用する場合は,テキストファイルであってもデータがないレコードも入力できます。
- CSVファイルの場合は,データがないレコードを入力できます(ナル文字列として扱います)。
また,「空行削除オプション(-cmdopt DELBLANKLINE)」を指定すれば,データがないレコードを削除して入力できます。
- 【例】データのないレコードの扱い
- 次の図のレコード3(データのないレコード)の扱いは次のとおりです。
![[図データ]](FIGURE/ZU031800.GIF)
- テキストファイル(空行削除オプションなし):入力できない
- テキストファイル(空行削除オプションあり):入力できる(レコード3は削除される)
- CSVファイル(空行削除オプションなし):入力できる
- CSVファイル(空行削除オプションあり):入力できる(レコード3は削除される)
- 簡易コピー機能を使用:入力できる
- 注※2
- 簡易コピー機能を使用する場合,レコード件数の制限はありません。
- 注※3
- 固定長順編成ファイル,テキストファイル,およびCSVファイルは,レコード件数が0件の場合,ファイルの最小サイズは0バイトです。
- 可変長順編成ファイル,相対編成ファイルおよび索引編成ファイルは,レコード件数が0件の場合でも,ファイル情報が格納されるので,ファイルサイズが0バイトになることはありません。
- 注※4
- UNIXの場合,ラージファイル(2GB以上)を使用するときは,ファイルシステムがラージファイルに対応していることを確認してください。
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