4.2 ソフトウェアのインストール

アプリケーションサーバの構築に必要なソフトウェアをインストールします。次に示すソフトウェアを,上から順番にインストーラの指示に従ってインストールしてください。

データベースを別マシンにインストールする場合は,JDBCドライバを用意してください。ただし,SQL Serverをインストールする場合は,インストール先に関係なく,必ずJDBCドライバを用意してください。また,データベースサーバがOracleの場合は,Oracle Clientもインストールしてください。

Windowsのファイアウォールを有効にしている場合の注意
ソフトウェアのインストール後,DOSプロンプトを開いて次のコマンドを実行し,ファイアウォールの例外リストに登録してください。

表4-1 例外リスト登録コマンド(Windows Server 2008 R2以外の場合)

項番実行コマンド
1

netsh firewall add allowedprogram program="%COSMINEXUS_HOME%¥CC¥server¥bin¥cjstartsv.exe" name="Cosminexus Component Container" mode=ENABLE

2

netsh firewall add allowedprogram program="%COSMINEXUS_HOME%¥httpsd¥httpsd.exe" name="Cosminexus (Hitachi Web Server)" mode=ENABLE

表4-2 例外リスト登録コマンド(Windows Server 2008 R2の場合)

項番実行コマンド
1

netsh advfirewall firewall add rule name="CosminexusComponent Container" dir=in program="%COSMINEXUS_HOME%¥CC¥server¥bin¥cjstartsv.exe" action=allow

2

netsh advfirewall firewall add rule name="Cosminexus (Hitachi Web Server)" dir=in program="%COSMINEXUS_HOME%¥httpsd¥httpsd.exe" action=allow

 
また,データベースにHiRDBを使用し,かつデータベースサーバとアプリケーションサーバのマシンが異なる場合,Javaを使用してデータベースサーバに接続するための例外リスト登録が必要です。
例として,java.exeプログラムを例外リストに登録する方法を次に示します。
DOSプロンプトを開き,次のコマンドを実行してください。
  • Windows Server 2008 R2以外の場合

    netsh firewall add allowedprogram program="%COSMINEXUS_HOME%¥jdk¥bin¥java.exe" name="Java" mode=ENABLE

  • Windows Server 2008 R2の場合

    netsh advfirewall firewall add rule name="Java" dir=in program="%COSMINEXUS_HOME%¥jdk¥bin¥java.exe" action=allow

また,必要に応じて,ファイアウォールの設定の「スコープの変更」で,接続を許可するマシンをデータベースサーバのIPアドレスに限定してください。
なお,ここでは,電子フォームワークフローセットを利用する上で最低限の設定についてだけ説明しています。例外リストの詳細な設定については,各ソフトウェアのファイアウォールに関する説明を参照してください。