3.6.4 ワーク管理テーブルの作成(SQL Server)

ワーク管理データベースにワーク管理テーブルを作成します。ワーク管理テーブルやインデクスは,次に示すSQLスクリプトファイルを編集して作成します。

<CSCIWのインストールディレクトリ>¥sql¥createtable_sqlserver.sql

次の手順では,ワーク管理データベースに接続するための認可識別子を「BLC」としています。

操作手順

  1. SQLスクリプトファイルを任意のディレクトリにコピーして,コピーしたファイルをテキストエディタで編集します。
    編集する内容を次に示します。

    表3-8 SQLスクリプトファイルの変更内容(SQL Server)

    項番変更前変更後説明
    1<SYSTEMID>BLCCSCIWのシステムIDを指定します。
    2<FILEGROUP>WCFDATAファイルグループを指定します。
    3<INDEXFILEGROUP>WCFDATAファイルグループを指定します。
    ワーク管理テーブルごとに格納先のファイルグループを変えて指定するなど,格納するファイルグループをカスタマイズできます。ファイルグループの指定方法については,SQL Serverのマニュアルを参照してください。
  2. sqlcmdユティリティを使用して,編集したSQLスクリプトファイルを実行します。
    sqlcmdユティリティに編集したSQLスクリプトファイルを指定し,実行することで,接続するユーザのスキーマにテーブルを作成できます。
    sqlcmdユティリティの指定例を次に示します。

    sqlcmd -S <DBホスト名> -U <ユーザ名> -P <パスワード> -i <編集したSQLスクリプトファイルの絶対パス>

    ユーザ名およびパスワードには,「3.6.3(3) ユーザの登録(SQL Server)」で設定したログインユーザのユーザ名とパスワードを指定します。
ユーザの設定について
このマニュアルでは,ワーク管理データベースのテーブルやインデクスを作成したユーザと,Web帳票アプリケーションがアクセスするためのユーザが同じであることを前提としています。ユーザが異なる場合,Web帳票アプリケーションがアクセスするためのユーザに,ワーク管理データベースにアクセスするための権限を与える必要があります。ワーク管理データベースへのアクセス権限の付与については,マニュアル「uCosminexus Service Coordinator Interactive Workflow システム構築・運用ガイド」を参照してください。