5.7.4 案件運用操作の設定(開発環境)

Server Plug-inを使用して,案件運用操作をインポートし,必要な設定をします。案件運用操作の設定が完了したら,案件運用操作を開始します。

<この項の構成>
(1) セキュリティロールの設定
(2) 案件運用操作のインポート
(3) 案件運用操作のプロパティの設定
(4) 案件運用操作の開始

(1) セキュリティロールの設定

案件運用操作で使用するセキュリティロールを設定します。「4.6.12(1) セキュリティロールの設定」を参照して,セキュリティロール「csciwadmin」を設定してください。

(2) 案件運用操作のインポート

Server Plug-inを使用して,案件運用操作をインポートします。

操作手順

  1. [サーバー・エクスプローラー]ビューのツリーを展開し,[J2EEサーバ]-[J2EEアプリケーション]フォルダを選択します。
  2. 右クリックで[J2EEアプリケーション(アーカイブ形式)のインポート]を選択します。
    [J2EEアプリケーション(アーカイブ形式)のインポート]のファイルダイアログが表示されます。
  3. 次に示すEARファイルを選択します。
    <CSCIWのインストールディレクトリ>¥lib¥csciwadmin.ear
  4. ファイルダイアログで,[開く]を選択します。
    案件運用操作のインポートが開始されます。経過表示のダイアログが表示されるので,完了するまで待ってください。インポートに成功すると,[J2EEアプリケーション]フォルダの下にEAR名が表示されます。

(3) 案件運用操作のプロパティの設定

Server Plug-inを使用して,インポートした案件運用操作のプロパティを設定します。

プロパティの設定例は,「付録D.3 案件運用操作の属性ファイル」を参照してください。

注意事項
案件運用操作のプロパティを設定したあとは,必ず保存してください。保存しないと設定した内容が反映されません。

操作手順

  1. [サーバー・エクスプローラー]ビューのツリーを展開し,インポートした案件運用操作を選択します。
    [J2EEサーバ]-[J2EEアプリケーション]フォルダの下に表示されたEARを選択してください。
  2. 右クリックで[プロパティ]を選択します。
    [プロパティ]は,案件運用操作が停止していないと選択できません。
    [プロパティ]を選択したあとに,経過表示のダイアログが表示されるので,完了するまで待ってください。
    J2EEアプリケーションの属性編集画面が表示されます。
  3. プロパティを設定します。
    [WAR]タブおよび[ソース]タブの項目に設定します。
    • [WAR]タブ
      [CSCIW Admin]-[リソース参照]-[jdbc/CSCAdminIWDataSource]フォルダ下のリンク先に,「DB_Connector_for_Executer」を設定します。
    • [ソース]タブ
      <security-role>タグ内の<linked-to>タグに「csciwadmin」を設定します。
      詳細は「付録D.4 Web帳票アプリケーションの属性ファイル」を参照してください。

(4) 案件運用操作の開始

Server Plug-inを使用して,案件運用操作を開始します。

操作手順

  1. [サーバー・エクスプローラー]ビューのツリーを展開し,インポートした案件運用操作を選択します。
    [J2EEサーバ]-[J2EEアプリケーション]フォルダの下に表示されたEARを選択してください。
  2. 右クリックで[開始]を選択します。
    経過表示のダイアログが表示されるので,完了するまで待ってください。案件運用操作が開始されます。