ワーク管理データベースにワーク管理テーブルを作成します。ワーク管理テーブルやインデクスは,次に示すSQLスクリプトファイルを編集して作成します。
<CSCIWのインストールディレクトリ>/sql/createtable_oracle.sql
次の手順では,ワーク管理データベースに接続するためのユーザを「BLC」としています。
操作手順
- SQLスクリプトファイルを任意のディレクトリにコピーして,コピーしたファイルをテキストエディタで編集します。
編集する内容を次に示します。
表3-5 SQLスクリプトファイルの変更内容(Oracle)
項番 | 変更前 | 変更後 | 説明 |
---|
1 | <SYSTEMID> | BLC | CSCIWのシステムIDを指定します。 |
2 | <DATASPACE> | WCFDATA | 表領域を指定します。 |
3 | <INDEXSPACE> | WCFDATA | 表領域を指定します。 |
ワーク管理テーブルごとに格納先の表領域を変えて指定するなど,格納する表領域をカスタマイズできます。表領域の指定方法については,Oracleのマニュアルを参照してください。
- SQL*Plusを使用して,編集したSQLスクリプトファイルを実行します。
sqlplusコマンドに編集したSQLスクリプトファイルを指定し,実行することで,接続するユーザのスキーマにテーブルを作成できます。
sqlplusコマンドの指定例を次に示します。
sqlplus <接続ユーザ名※>/<パスワード>@<Oracle Net 接続識別子> @<編集したSQLスクリプトファイルの絶対パス> |
- 注※
- 接続ユーザ名には,次に示す権限をすべて与えられているユーザを指定してください。
- ・CONNECT権限
- ・CREATE TABLEシステム権限
- ・CREATE VIEWシステム権限
- ユーザの設定について
- このマニュアルでは,ワーク管理データベースのテーブルやインデクスを作成したユーザと,Web帳票アプリケーションがアクセスするためのユーザが同じであることを前提としています。ユーザが異なる場合,Web帳票アプリケーションがアクセスするためのユーザに,ワーク管理データベースにアクセスするための権限を与える必要があります。
- ワーク管理データベースへのアクセス権限の付与については,マニュアル「uCosminexus Service Coordinator Interactive Workflow システム構築・運用ガイド」を参照してください。