電子フォームワークフローセット システム構築ガイド
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HiRDBの簡易セットアップツールを使用して,HiRDBの設定をします。HiRDBの簡易セットアップツールでは,HiRDBファイルシステム領域の作成,HiRDBシステムファイルの作成,RDエリアの作成などができます。
- 注意事項
- 組み込みデータベースを使用する場合の構築方法は,マニュアル「Cosminexus アプリケーション開発ガイド」を参照して実行してください。
- このマニュアルでは,簡易セットアップで環境定義をしていますが,システムに合わせて環境定義の詳細を検討してください。環境定義の詳細については,マニュアル「スケーラブルデータベースサーバ HiRDB Version 8 UAP開発ガイド」を参照してください。
操作手順
- 「C:\win32app\hitachi\hirdb_s\PDISTUP\bin\pdistup.exe」をダブルクリックします。
組み込みデータベースの場合は,「<Cosminexusのインストールディレクトリ>\DB\PDISTUP\bin\pdistup.exe」になります。
[HiRDBセットアップツール−開始]ウィンドウが表示されます。
- 「セットアップ種別」で[カスタムセットアップ]ラジオボタンを選択し,次の項目の設定内容を確認してから,[次へ]ボタンをクリックします。
| 項目名 |
設定値 |
| 運用ディレクトリ |
C:\win32app\hitachi\hirdb_s |
| セットアップディレクトリ |
C:\win32app\hitachi\hirdb_s\area |
- 「HiRDBの規模」で[大規模]ラジオボタンを選択し,[サンプルデータベースの作成]チェックボックスのチェックを外します。
- 次の項目の設定内容を確認します。
| 項目名 |
設定値 |
| システムファイル格納先 |
C:\win32app\hitachi\hirdb_s\area |
| RDエリア格納先 |
C:\win32app\hitachi\hirdb_s\area |
- [詳細定義]ボタンをクリックします。
[HiRDBセットアップツール−詳細定義(セットアップ)]ウィンドウが表示されます。
- 「pd_max_users」の値を設定します。
「pd_max_users」には,リソースアダプタのコネクションプール数などを考慮し,適切な値を設定してください。
なお,「pd_max_users」の値を大きくした場合(ユーザ数が増えた場合)の注意事項については,マニュアル「スケーラブルデータベースサーバ HiRDB Version 8 システム定義(Windows(R)用)」を参照してください。
- 「pd_mode_conf」の値を「AUTO」に変更します。
- メニューから[ファイル]−[システム定義のチェック]を実行します。
システム定義チェック結果に次のメッセージが表示された場合は,[HiRDBセットアップツール − 詳細定義(セットアップ)]ウィンドウを閉じてください。
KFPS05007-I System definition check ended. return code = 0
エラーが発生した場合は,メッセージに従って修正してから,再度システム定義のチェックを実行してください。
- [セットアップ開始]ボタンをクリックします。
- 初めて実行する場合は,次のメッセージが表示されます。
「指定されたセットアップ先ディレクトリは存在しません。<システムエリア>ディレクトリを作成しますか?」
[はい]ボタンをクリックしてください。
- 2回目以降に実行した場合は,次のメッセージが表示されます。
「セットアップ先のHiRDB環境にはシステム定義ファイルが存在します。既存ファイルのバックアップを作成しますか?」
既存ファイルのバックアップを作成する場合は[はい]ボタン,作成しない場合は[いいえ]ボタンをクリックしてください。
- 次のメッセージが表示された場合は,[OK]ボタンをクリックしてください。
「HiRDBセットアップ処理を開始します。」
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