NAME="記号パラメータ名"
[VALUE="記号パラメータ値"]

PROC要素のプロシジャ内の記号パラメータに省略時の値を定義する。

置き換えができるのは，EXEC要素とDD要素の中の属性値（""で囲まれている中）である。ただし，EXEC要素のPGM属性およびDD要素のNAME属性は置き換えできない。

NAME="記号パラメータ名"〜＜記号名称＞((1〜31文字))

プロシジャ内のSYMBOL要素以外の要素・要素の内容に現れる記号パラメータの先頭の「#{」と末尾の「}」とを取ったものである。記号パラメータをプロシジャ中のEXEC要素やDD要素中で定義するとき，記号パラメータの前に「#{」を，あとに「}」を付けて指定する。

例　#{ABC}

なお，XML中に記号パラメータの記述目的以外で「#{…}」または「#{}｝」は記述できない。

VALUE="記号パラメータ値"〜＜任意文字列＞((0〜255文字))《NULL》

PROC要素内にSYMBOL要素を指定した場合，プロシジャ中に現れる"#{記号パラメータ}"と置き換える文字列の省略値を指定する。

• SYMBOL要素は，PROC要素内に255個まで指定できる。
• 同一PROC要素内にNAME属性値が同じSYMBOL要素を複数指定した場合，最初に指定したVALUE属性値が有効となる。

カタログドプロシジャPARMの記号パラメータPARM1の仮定値を，C:\USER\SYS1\と定義する場合の使用例を次に示す。

<PROC NAME="PARM">
   <SYMBOL NAME="PARM1" VALUE="C:\USER\SYS1\" />
   <STEP NAME="CHANGE">
      <EXEC PGM="COPY" PARM="#{PARM1}DATA" />
   </STEP>
</PROC>