uCosminexus Batch Job Execution Server 使用の手引(Windows(R)用)
![[目次]](FIGURE/CONTENT.GIF)
![[用語]](FIGURE/GLOSS.GIF)
![[索引]](FIGURE/INDEX.GIF)
![[前へ]](FIGURE/FRONT.GIF)
MESSAGE_RETRY_TIMEOUT(メッセージ制御機能でリトライを中断する定義)
形式
[MESSAGE_RETRY_TIMEOUTリトライ打ち切り時間]
機能
相手ホストのJP1/Baseへのイベント送信が完了しない場合,応答要求メッセージのイベント送信および到達確認のリトライを中断する。応答要求メッセージを発行してから指定した打ち切り時間までにイベントの送信および到達確認ができなかった場合に,処理を終了する。
ただし,JP1イベントAPIでリトライ不可能なエラーが発生した場合は無条件に処理を中断する。
なお,イベントの送信および到達確認の実施間隔は,それぞれ3秒である。
オペランド
- リトライ打ち切り時間 〜<符号なし整数>((0-1440))《0》
- メッセージ制御機能の応答要求メッセージのイベントの送信および到達確認について,リトライを打ち切るまでの時間を分単位で指定する。0を指定した場合は,リトライの打ち切りを行わない。
- 指定したリトライ打ち切り時間までイベントの送信および到達確認を行う。この間にイベント出力が完了しなかった場合,メッセージ制御機能はRC=6で終了する(COBOLプログラムは異常終了する)。
注意事項
- このパラメータは,メッセージ制御機能のうち,応答要求メッセージについてだけ有効となる。
- 通常メッセージのイベント送信および到達確認については,パラメータの指定に関係なく転送失敗のエラーが発生した場合にリトライを3回実施し,それ以降はリトライをやめてRC=0で終了し,この機能を実行しているプログラムを継続させる。
- 応答要求メッセージ数が,MAX_RESPONSE_REQUESTパラメータの指定値を超えて待たされている場合も中断の対象となる。したがって,このパラメータには応答要求メッセージに応答できる十分な時間を指定すること。
All Rights Reserved. Copyright (C) 2009, 2016, Hitachi, Ltd.