uCosminexus Batch Job Execution Server 使用の手引(Windows(R)用)
DD_EXISTCHECK(DD要素に指定したファイルパスの存在確認要否を実施するための定義)
形式
[DD_EXISTCHECK {CONCAT|NO}]
機能
DD要素に指定したファイルの連結をする際,どれかのファイルが存在しない場合,ファイル割り当てエラーとする場合に指定する(KAKC1660-Eメッセージが表示される)。
このパラメータの指定に関係なく,JOBLIB/STEPLIB,一時ファイル,一時ISAMファイルのファイルパスに対しては存在確認をする。
TYPE="GDG"かつ世代データ群指定の場合,世代群に対する存在確認をするのではなく,世代データ群で管理されている世代ファイルに対してファイルの存在確認をする。また,世代データ群指定の場合,DD連結の有無に関係なく,世代データ群で管理されている世代ファイルの存在確認をする。
このパラメータは,EXEC要素のLANG属性に"COBOL"を指定していないジョブステップに有効となる。
オペランド
DD_EXISTCHECKの指定値によるファイルパスの存在確認の対象となるTYPE属性一覧を次の表に示す。
表8-2 DD_EXISTCHECKの指定値によるファイルパスの存在確認の対象となるTYPE属性一覧
| オペランド | DD要素のTYPE属性 | ||||||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| LIB | FILE | DIR | GDG | DATA | DUMMY | TEMP | TEMPISAM | SYSOUT | |
| NO | ◎ | × | × | × | − | − | ○ | ◎ | − |
| CONCAT | ◎ | ○ | ○ | ○ | − | − | ○ | ◎ | − |
注意事項
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