uCosminexus Batch Job Execution Server 使用の手引(Windows(R)用)
バッチジョブが実行されるシステムの実行環境はJP1/AJSのエージェントを設定することで,バッチジョブの多重度,実行リソース環境を変更する。JP1/AJSのエージェントホスト,デフォルトキュー,バッチジョブ実行時に必要な環境を考えてエージェントの設定をすること。バッチジョブ実行システムを使ってバッチジョブを実行する環境を作成する場合,次に示す内容を考慮する必要がある。
バッチジョブ実行システムのジョブを実行するために使用できるJP1/AJSのジョブの種類を次に示す。
上記以外の種類のジョブで,バッチジョブ実行システムのジョブを実行した場合,動作は保証されない。
JP1/AJSで管理するエージェントは,エージェントごとにバッチジョブの実行多重度を設定できる。バッチジョブの利用するリソースが大きく異なる場合,同一マシン(1つのIPアドレス)に対して複数のエージェントホストをエイリアスとして定義し,特性の異なるバッチジョブごとにエージェントホストに登録することで,1つのマシン上で多重度を制御できる。例えば,実ホスト(hostA)に対してhostB,hostCというエイリアスを定義し,1つのマシン上で次の図のように業務を振り分けることができる。
バッチジョブ業務の振り分け例を次の図に示す。
図4-4 バッチジョブ業務の振り分け例
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