uCosminexus Batch Job Execution Server 使用の手引(Windows(R)用)
SYSOUTデータファイルをプリンタに出力する場合,次に示す機能がある。
SYSOUTデータファイル出力時,標準以外の文字を印刷する場合,SYSOUTデータファイルを定義するDD要素のCHARS属性で文字配列テーブル名または文字セットイメージ名を指定する。詳細については,マニュアル「PRINT DATA EXCHANGE for Open」またはPDEのドキュメントを参照のこと。
一定の書式,枠組をSYSOUTデータファイルのレコードにかぶせて印刷(オーバレイ印刷)するには,PDEと連携して書式オーバレイを使用する。書式オーバレイを使用する場合,SYSOUTデータファイルを定義するDD要素のOVERLAY属性で書式オーバレイモジュール名を指定する。
SYSOUTデータファイル出力時に,漢字モード・ノンインパクトモードの切り替えや,文字セットイメージの変更の有無を指定できる。
各設定が実際の帳票に有効となるかどうかについては,PDE側の設定内容に依存する。詳細については,マニュアル「PRINT DATA EXCHANGE for Open」またはPDEのドキュメントを参照のこと。
スプールに出力するファイルに対する書式属性は設定ファイル(SysoutClassパラメータ)およびジョブ定義XMLファイル(DD要素およびJOBPARM要素)で指定できる。
スプールに出力するファイルに対する書式属性の指定を次の表に示す。
表3-21 スプールに出力するファイルに対する書式属性
| オペランドまたは属性 | 書式属性 | SysoutClassパラメータ | DD要素※1 | JOBPARM要素※2 |
|---|---|---|---|---|
| CHARS | 文字セットイメージ名 | ○ | ○ | − |
| CMT | 注釈 | − | ○ | − |
| COPIES | 複写回数 | ○ | ○ | − |
| COPYG | グループ複写回数 | ○ | ○ | − |
| DEST | 出力先識別子 | ○ | ○ | − |
| FCB | イメージ名 | ○ | ○ | ○ |
| FCDFLT | デフォルト機能キャラクタイメージ名 | ○ | ○ | − |
| FORMS | 書式番号 | ○ | ○ | ○ |
| HOLD | 出力保留 | ○ | ○ | − |
| MODE | プリンタモード | ○ | ○ | − |
| OPTCDJ | 行単位で文字配列テーブルを切り替える指定 | − | ○ | − |
| OVERC | 適用枚数 | ○ | ○ | − |
| OVERLAY | イメージ名 | ○ | ○ | − |
| RECFM | 制御文字の指定 | − | ○ | − |
| ROOM | 仕分け番号 | − | − | ○ |
| SYSOUT | クラス名 | ○ | ○ | − |
注※1 ファイル別に書式属性を指定する場合に指定する。
注※2 DD要素に指定がない場合の仮定値を指定する。
印刷属性の優先順位を次に示す。
SysoutClassパラメータにも指定がない場合,PDEの仮定値に従う。
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