uCosminexus Batch Job Execution Server 使用の手引(Windows(R)用)
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ダミーファイルは,次に示す用途で利用する。
- プログラムが出力するデータが,不要である場合,DD要素にダミーファイルを指定する。
- プロシジャ中のDD要素を毎回呼び出すごとに変更するようなプロシジャで,デフォルト値としてそのDD要素にダミーファイルを指定する。
- プロシジャ中のDD要素を無効にしたい場合,プロシジャ内のDD要素の修正機能でダミーファイルに修正する。
ダミーファイルを作成する場合,DD要素のTYPE属性値にDUMMYを指定する。
(3) ダミーファイル入出力要求
ダミーファイルのオープン,クローズは一般のファイルと同様に行われるが,入出力要求は次に示すようになる。
- 入力要求
入力要求の前にデータを出力していなければ,ダミーファイルへの入力要求に,システムは直ちにファイルの終わりを報告する。
入力要求の前にデータを出力していれば,ダミーファイルへの入力要求に,システムは入力要求の前に出力したデータを渡すことがある。
- 出力要求
ファイルへの出力要求を受け付け,実際に出力する。
- ダミーファイルをCOBOLプログラムまたはSORT EEに入力する場合,索引順ファイルおよび可変長順ファイルは指定できない。指定した場合はCOBOLプログラムおよびSORT EEでエラーとなる。
- ダミーファイルに対してCOBOLプログラムまたはSORT EEからデータを出力する場合,索引順ファイルは指定できない。指定した場合はCOBOLプログラムおよびSORT EEでエラーとなる。
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