uCosminexus Batch Job Execution Server 使用の手引(Windows(R)用)
バッチジョブの制御を行うために,ジョブ定義XMLファイルにXML形式でその要求を記述する。ファイルの拡張子は".bjx"とすること。
ジョブ定義XMLファイルの主な制御要素を次に示す。
ジョブは,その処理内容に応じて(処理を行うプログラム対応に)幾つかの段階に分かれるのが一般的である。この各段階を"ジョブステップ"と呼ぶ。ジョブステップは,処理を行うプログラムの定義と,そのプログラムが使用するファイルなどの資源の定義から成る。
ジョブ内での複数個のジョブステップの間には前後関係が存在していて,並べられた順序に従って処理していくことを原則とするが,先行するジョブステップの終了状態によって後続するジョブステップの実行をやめることもできる。
ジョブの実行をバッチジョブ実行システムに依頼するためには,ジョブ定義XMLファイルを準備する必要がある。
ジョブを構成するためのジョブ定義XMLファイル例を次の図に示す。これはジョブ制御,プログラム検索パスの定義などを使用する場合を含めてジョブ定義XMLファイルの規則を示したものである。
図3-1 ジョブを構成するためのジョブ定義XMLファイル例
ジョブ実行の手順はジョブ定義XMLファイルによって記述され,定義に従いファイルの準備と環境変数を設定し,EXEC要素で指定されたプログラムのプロセスを作成することによって実行される。
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