uCosminexus Batch Job Execution Server 使用の手引(Windows(R)用)

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2.2.1 基本システム構成の概要とセットアップ手順

JP1/AJSからバッチジョブを実行して,帳票出力する基本的なシステム構成例を次に示す。

図2-1 バッチジョブを実行して帳票出力する基本的なシステム構成例

[図データ]

JP1/AJSからバッチジョブを実行して,帳票出力するためのセットアップを次に示す。

<この項の構成>
(1) 運用管理サーバでのセットアップ作業
(2) バッチジョブ実行サーバでのセットアップ作業
(3) プリントサーバでのセットアップ作業
(4) 管理ビューアの設定

(1) 運用管理サーバでのセットアップ作業

  1. 運用管理サーバにJP1/AJS - Manager,JP1/BaseおよびJP1/IM - Managerのインストールとセットアップをする。
    JP1/AJS - Manager,JP1/BaseおよびJP1/IM - Managerのインストールとセットアップについては,JP1のマニュアルを参照のこと。

(2) バッチジョブ実行サーバでのセットアップ作業

  1. バッチジョブ実行サーバにJP1/AJS - Agent,JP1/Baseのインストールとセットアップをする。
    JP1/AJS - Agent,およびJP1/Baseのインストールとセットアップについては,JP1のマニュアルを参照のこと。
  2. バッチジョブ実行サーバにBJEXのセットアップをする。
    BJEXのセットアップについては,「2.3 セットアップ」を参照のこと。

(3) プリントサーバでのセットアップ作業

(a) 高性能プリンタへのPrinfina MANAGER SP連携出力の場合
  1. プリントサーバにPrinfina MANAGER SPおよびPDEのインストールとセットアップをする。
  2. スプールジョブ管理ファイルの転送先を共有ディレクトリとして作成し,バッチジョブ実行システムのサーバから書き込み可能とする。
  3. SYSOUTデータファイルの転送先を共有ディレクトリとして作成し,バッチジョブ実行システムのサーバから書き込み可能とする。
  4. Prinfina MANAGER SPサービスを起動する。
(b) PDFファイル出力およびWindows接続プリンタへのGDI(Graphic Device Interface)出力の場合
  1. プリントサーバにPDEのインストールとセットアップをする。
  2. スプールジョブ管理ファイルの転送先を共有ディレクトリとして作成し,バッチジョブ実行システムのサーバから書き込み可能とする。
  3. SYSOUTデータファイルの転送先を共有ディレクトリとして作成し,バッチジョブ実行システムのサーバから書き込み可能とする。
  4. PDEサービスを起動する。

(4) 管理ビューアの設定

  1. 管理ビューアにJP1/AJS - ViewおよびJP1/IM - Viewのインストールとセットアップをする。
    JP1/AJS - ViewとJP1/IM - Viewのインストールについては,JP1のマニュアルを参照のこと。