ここでは,XBRL文書の検証内容と対応するメッセージIDについて説明します。
uCosminexus Business Reporting Processorでは,大きく分けて,次の内容を検証します。
- XBRL文書共通の検証
- インスタンス文書の検証
- タクソノミー文書の検証
- リンクベースおよびリンクの検証
次に,ここで説明に使用する表の見方について説明します。
- 「検証」欄の記載項目
XBRLInstanceDocumentBuilderまたはXBRLTaxonomyDocumentBuilderのisValidating()が返す内容によって,検証されるかどうかが次のように異なります。
- 「検証」欄が「あり」の項目
isValidating()がtrueを返す場合だけ検証されます。
- 「検証」欄が「-」の項目
isValidating()がfalseを返す場合でも常に検証されます。
- 「メッセージ」欄の「分類」欄の記載項目
XBRLParseErrorHandlerを実装したエラーハンドラが呼ばれるかどうかを示します。
- 「分類」欄が「通知」の項目
エラーハンドラは呼ばれません。ログにだけメッセージが出力されます。
- 「分類」欄が「通知」以外の項目
エラーハンドラのメソッドが呼ばれます。
- <この節の構成>
- 付録A.1 XBRL文書共通の検証
- 付録A.2 インスタンス文書の検証
- 付録A.3 タクソノミー文書の検証
- 付録A.4 リンクベースおよびリンクの検証