XBRL Dimensions1.0に準拠したインスタンス文書のXBRL DOMにプライマリー・アイテムを追加するサンプルコードについて説明します。
ここでは,プライマリー・アイテムとディメンジョンの関係を検証してからプライマリー・アイテムをインスタンス文書へ追加するサンプルコードについて説明します。インスタンス文書全体の検証については,「4.12 既存のインスタンス文書の参照と検証(XBRL Dimensions1.0の場合)」を参照してください。
なお,「4.11.2(3) コーディング結果」で示すコーディング結果のコンテキスト要素には「4.11.1 多次元データを含んだコンテキスト要素の追加」で追加したコンテキストが記述されています。
プライマリー・アイテムの追加で使用するクラスおよびインターフェースを次の表に示します。
表4-48 プライマリー・アイテムの追加で使用するクラスおよびインターフェース
項番 | 使用するクラスおよびインターフェース | 説明 |
---|---|---|
1 | com.hitachi.xbrl.instance.XBRLContext2 | XBRL2.1のコンテキスト要素を表します。 |
2 | com.hitachi.xbrl.instance.XBRLContext | コンテキスト要素を表します。 |
3 | com.hitachi.xbrl.instance.XBRLInstanceDocument | インスタンス文書全体を表します。 |
4 | com.hitachi.xbrl.types.XBRLDecimals | 数値アイテムのdecimals属性値を表します。 |
5 | com.hitachi.xbrl.instance.XBRLInstanceItem | アイテムを表します。 |
6 | com.hitachi.xbrl.instance.XBRLInstanceElement | インスタンス文書の要素を表します。 |
7 | com.hitachi.xbrl.instance.XBRLDOMException | XBRL DOMの例外を表します。 |
プライマリー・アイテムをXBRL DOMに追加するコードは次のとおりです。
// コンテキストの作成 |
コーディング結果として,生成されるインスタンス文書は次のとおりです。
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