ここでは,名前空間が正規化されない<scenario>要素および<segment>要素について説明します。
<scenario>要素および<segment>要素には任意のXML要素を記述できるため,<scenario>要素および<segment>要素の子孫ノード(要素,属性または値)について,名前空間接頭辞の変更,および名前空間宣言の削除をしないで,記述された内容のままとします。
このため,次のすべての条件にあてはまる既存インスタンス文書を編集し,保存した場合,保存した文書が不正になるおそれがあります。
この場合,あらかじめ名前空間に対する接頭辞を一つに統一しておくことで,文書が不正になることを防げます。
インスタンス文書内で,同じ名前空間に対する(大域または局所的の区別なく)名前空間宣言が複数ない場合や,<scenario>要素および<segment>要素下位の子孫ノード内で名前空間が閉じている場合は,名前空間の正規化が行われても文書の意味は変わりません。
ただし,XBRL Dimensions1.0の場合は,次に示す要素,および値だけが名前空間の正規化の対象になります。
<xbrli:group xmlns:xbrli="http://www.xbrl.org/2001/instance" |
<xbrli:group xmlns:xbrli="http://www.xbrl.org/2001/instance" |
<xbrli:group xmlns:xbrli="http://www.xbrl.org/2001/instance" |
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