7.7 メッセージKEXL10000-KEXL19999

KEXL10000-KEXL19999のメッセージの詳細について説明します。


KEXL10001-E

XPointerLocation.getStartPointメソッドは,ノード型が属性ノードまたは名前空間ノードであるノードロケーションには適用できません。

要因:
XPointerLocation.getStartPointメソッドを,ノード型が属性ノードまたは名前空間ノードであるノードロケーションに適用しています。内部エラーです。
対策:
システム管理者に連絡してください。

KEXL10002-E

XPointerLocation.getEndPointメソッドは,ノード型が属性ノードまたは名前空間ノードであるノードロケーションには適用できません。

要因:
XPointerLocation.getEndPointメソッドを,ノード型が属性ノードまたは名前空間ノードであるノードロケーションに適用しています。内部エラーです。
対策:
システム管理者に連絡してください。

KEXL10003-E

XPointerLocation.rangeToメソッドまたはrange-to関数で生成するレンジの開始,終了ポイントが,同一のXML文書の中にありません。

要因:
XPointerLocation.rangeToメソッドまたはrange-to関数で生成するレンジの開始ポイントと終了ポイントが,同じXML文書の中にありません。内部エラーの可能性があります。
対策:
range-to関数によって生成するレンジの開始ポイントと終了ポイントは,同じXML文書の中にあるようにしてください。
解決しない場合は,システム管理者に連絡してください。

KEXL10004-E

XPointerManager.evaluateメソッドに指定されたorg.w3c.dom.Documentが不正です。

要因:
XPointerManager.evaluateメソッドのdocumentパラメタに,正しいorg.w3c.dom.Documentが指定されていないか,またはnullが指定されています。内部エラーです。
対策:
システム管理者に連絡してください。

KEXL10005-E

メソッドのパラメタが不正です。

要因:
各メソッドのパラメタが不当です。内部エラーです。
対策:
システム管理者に連絡してください。

KEXL10006-E

XPointer式の構文エラーです。

要因:
XPointer式に文法的なエラーがあります。
対策:
XPointer式の文法的なエラーを取り除いてください。

KEXL10007-E

XPointerManager.evaluateメソッドに指定されたorg.w3c.dom.Documentがhereノード,originノードのオーナードキュメントと異なります。

要因:
XPointerManager.evaluateメソッドのhereパラメタまたはoriginパラメタが有効で,hereノードまたはoriginノードのオーナードキュメントがdocumentパラメタと異なります。内部エラーです。
対策:
システム管理者に連絡してください。

KEXL10008-E

XPointer式にhere関数がありますがhereノードが指定されていません。

要因:
XPointerManager.evaluateメソッドで,XPointer式にhere関数が指定されており,かつhereパラメタにnullが指定されています。内部エラーです。
対策:
システム管理者に連絡してください。

KEXL10009-E

XPointer式にorigin関数がありますがoriginノードが指定されていません。

要因:
XPointerManager.evaluateメソッドで,XPointer式にorigin関数が指定されており,かつoriginパラメタにnullが指定されています。内部エラーです。
対策:
システム管理者に連絡してください。

KEXL10010-E

'"'が閉じられていません。

要因:
XPointer式のダブルクォーテーション「"」が閉じられていません。
対策:
文字列を正しくダブルクォーテーション「"」で囲んでください。

KEXL10011-E

"'"が閉じられていません。

要因:
XPointer式のシングルクォーテーション「'」が閉じられていません。
対策:
文字列を正しくシングルクォーテーション「'」で囲んでください。

KEXL10012-E

括弧の対応が取れていません。

要因:
XPointer式,またはXPointer式の中の「"」や「'」で囲まれたリテラル内の括弧の対応が取れていません。
対策:
括弧の対応を確認し,正しく対応するように修正してください。またはサーカムフレックスでエスケープしてください。

KEXL10013-E

サーカムフレックスの使用方法に誤りがあります。

要因:
XPointer式の中で,サーカムフレックスの使用方法に誤りがあます。
対策:
括弧をエスケープする目的以外でサーカムフレックスを記述する場合は,サーカムフレックスを二つ連続して記述(^^)してください。

KEXL10014-E

{0}関数に指定できる引数は{1}個だけです。

{0}:関数名
{1}:指定された引数の数
要因:
関数に指定した引数の数が不当です。
対策:
関数に指定できる引数の個数を確認し,正しい個数の引数を指定してください。

KEXL10015-E

xpointer()スキーマ式の中に何も指定されていません。

要因:
xpointer()スキーマ式の中に何も指定されていません。
対策:
xpointer()スキーマ式の中に適切な内容を指定してください。

KEXL10016-E

{0} は誤った数値の書き方です。

{0}:指定された数値
要因:
数値の書き方に誤りがあります。
対策:
数値の書き方を確認し,正しい書き方で指定してください。

KEXL10017-E

{0} は正しい関数名ではありません。

{0}:指定された関数名
要因:
不当な関数名が指定されています。
対策:
関数名を確認し,正しい関数名を指定してください。

KEXL10018-E

{0} が必要です。{1} は誤りです。

{0}:正しい構文の文字
{1}:指定された文字
要因:
構文的に不当な文字があります。
対策:
xpointer()スキーマ式の内容を確認し,正しい構文で記述してください。

KEXL10019-E

位置パスが必要です。{0} は誤りです。

{0}:指定されたパス
要因:
位置パスが必要な文脈で,位置パスが指定されていません。
対策:
位置パスが必要な個所に,正しく位置パスを指定してください。

KEXL10020-E

'/' または '//'の次に位置ステップが必要です。{0}

{0}:不当な文字
要因:
「/」または「//」の次に位置ステップが必要な文脈で,位置ステップが指定されていません。
対策:
「/」または「//」の次に,正しく位置ステップを指定してください。

KEXL10021-E

ノードテスト NCName:* または QName のどちらかが必要です。

要因:
ノードテストの書き方に誤りがあります。
対策:
ノードテストの書き方を確認し,正しい書き方で指定してください。

KEXL10022-E

'/' または '//'の次に相対位置ステップが必要です。{0}

{0}:不当な文字
要因:
「/」または「//」の次に相対位置ステップが必要な文脈で,相対位置ステップが指定されていません。
対策:
「/」または「//」の次に,正しく相対位置ステップを指定してください。

KEXL10023-E

xpointer()スキーマ式の終わりに余分な文字があります。{0}

{0}:余分な文字
要因:
xpointer()スキーマ式の終わりに余分な文字があります。
対策:
xpointer()スキーマ式の終わりにある余分な文字を削除してください。

KEXL10024-E

',' が見つかりましたが後続の引数がありません。

要因:
関数引数の区切り文字である「,」のあとに,後続の引数が指定されていません。
対策:
関数引数の区切り文字である「,」のあとに,後続の引数を指定してください。

KEXL10025-E

{0} は正しい軸の名前ではありません。

{0}:指定された軸の名前
要因:
不当な軸の名前が指定されています。
対策:
軸の名前を確認し,正しい軸の名前を指定してください。

KEXL10026-E

'.[述部]' は正しくない書き方です。'self::node()[述部]' を使用してください。

要因:
「.[述部]」という書き方が指定されています。
対策:
「.[述部]」 という書き方の代わりに,「self::node()[述部]」を指定してください。

KEXL10027-E

{0} は正しいノード型の名前ではありません。

{0}:指定されたノード型の名前
要因:
不当なノード型の名前が指定されています。
対策:
ノード型の名前を確認し,正しいノード型の名前を指定してください。

KEXL10028-E

名前空間接頭辞を名前空間名に解決できません。{0}

{0}:名前空間接頭辞
要因:
名前空間接頭辞に対する名前空間が宣言されていません。
対策:
名前空間接頭辞に対する名前空間を宣言してください。または,名前空間接頭辞に誤りがないか確認してください。

KEXL10029-E

xpointer()スキーマ式の中に変数を記述することはできません。

要因:
xpointer()スキーマ式の中に変数が記述されています。
対策:
xpointer()スキーマ式の中の変数を削除してください。

KEXL10030-E

XPointerLocation.rangeToメソッドまたはrange-to関数で生成したレンジの一方のポイントのコンテナノードが要素型,テキスト型,ルート型以外のとき,もう一方のポイントも同一のコンテナノードを持たなければなりません。

要因:
XPointerLocation.rangeToメソッドまたはrange-to関数で生成したレンジの一方のポイントのコンテナノードが要素型,テキスト型,ルート型以外であり,もう一方のポイントが同一のコンテナノードを持っていません。内部エラーの可能性があります。
対策:
range-to関数で生成するレンジの一方のポイントのコンテナノードが要素型,テキスト型,ルート型以外の場合は,もう一方のポイントも同一のコンテナノードを持つようにしてください。
解決しない場合は,システム管理者に連絡してください。

KEXL10031-E

XPointerLocation.rangeToメソッドまたはrange-to関数で生成したレンジの開始ポイントが,終了ポイントよりも文書順で後ろに存ってはなりません。

要因:
XPointerLocation.rangeToメソッドまたはrange-to関数で生成したレンジの開始ポイントが,終了ポイントよりも文書順で後ろにあります。内部エラーの可能性があります。
対策:
range-to関数で生成するレンジの開始ポイントが,終了ポイントよりも文書順で前または等しい位置にあるようにしてください。
解決しない場合は,システム管理者に連絡してください。

KEXL10034-E

属性ノードまたは名前空間ノードの開始ポイントを取得することはできません。

要因:
  • start-point関数の引数が,属性ノードまたは名前空間ノードです。
  • range-to関数評価時の文脈ロケーションが,属性ノードまたは名前空間ノードです。
  • XPointerLocation.rangeToメソッドを適用したロケーションが,属性ノードまたは名前空間ノードです。
  • 内部エラーの可能性があります。
対策:
  • start-point関数の引数が属性ノード,名前空間ノードにならないようにしてください。
  • range-to関数評価時の文脈ロケーションが属性ノード,名前空間ノードにならないようにしてください。
  • 解決しない場合は,システム管理者に連絡してください。

KEXL10035-E

属性ノードまたは名前空間ノードの終了ポイントを取得することはできません。

要因:
end-point,range-to関数,XPointerLocation.rangeToメソッドの引数が属性ノードまたは名前空間ノードです。内部エラーの可能性があります。
対策:
end-point関数,range-to関数の引数が属性ノードまたは名前空間ノードにならないようにしてください。
解決しない場合は,システム管理者に連絡してください。

KEXL10036-E

xpointer()スキーマ式の評価結果がロケーションセット型ではありません。

要因:
xpointer()スキーマ式の評価結果がロケーションセット型以外です。
対策:
xpointer()スキーマ式の評価結果がロケーションセット型になるようにしてください。

KEXL10037-E

{0}関数の引数の型はロケーションセット型でなければなりません。

{0}:指定された関数名
要因:
count, local-name, name, namespace-uri, sum, start-point, end-point, range, range-inside,range-to関数の引数の型がロケーションセット型ではありません。
対策:
それぞれの関数の引数の型がロケーションセット型になるようにしてください。

KEXL10038-E

string-range関数の第1引数の型はロケーションセット型でなければなりません。

要因:
string-range関数の第1引数の型がロケーションセット型ではありません。
対策:
string-range関数の第1引数の型がロケーションセット型になるようにしてください。

KEXL10039-E

XPointerLocation.compareByDocOrderメソッドで,異なるXML文書のロケーションを比較することはできません。

要因:
XPointerLocation.compareByDocOrderメソッドで,異なるXML文書のロケーションを比較しています。内部エラーです。
対策:
システム管理者に連絡してください。

KEXL10040-E

XPointerLocation.compareByDocOrderメソッドで,同一要素に属する異なる属性ノードまたは名前空間ノードをコンテナノードとする,二つのポイントを比較することはできません。

要因:
XPointerLocation.compareByDocOrderメソッドで,同一要素に属する異なる属性ノードまたは名前空間ノードをコンテナノードとする,二つのポイントを比較しています。内部エラーです。
対策:
システム管理者に連絡してください。

KEXL10041-E

XPointerLocation.compareByDocOrderメソッドで,属性ノードまたは名前空間ノードと,そのノードをコンテナノードとするポイントを比較することはできません。

要因:
XPointerLocation.compareByDocOrderメソッドで,属性ノードまたは名前空間ノードと,そのノードをコンテナノードとするポイントを比較しています。内部エラーです。
対策:
システム管理者に連絡してください。

KEXL10042-E

比較できないロケーションが同一ロケーションセットに追加されました。

要因:
|演算子などを用いて,比較できないロケーションが同一ロケーションセットに追加されました。
対策:
比較できないロケーションを同一ロケーションセットに追加しないようにしてください。

KEXL10043-E

',' が見つかりましたが先行する引数がありません。

要因:
関数引数の区切り文字である「,」の前に,先行する引数が指定されていません。
対策:
関数引数の区切り文字である「,」の前に,先行する引数を指定してください。

KEXL10044-E

{0} が必要です。

{0}:構文的に必要な文字
要因:
構文的に必要な文字がありません。
対策:
xpointer()スキーマ式の内容を確認し,正しい構文で記述してください。

KEXL10045-E

文字列,論理値,数値に評価される式をロケーションセットとして使用することはできません。

要因:
文字列,論理値,数値に評価される式がロケーションセットとして使用されています。
対策:
ロケーションパスの内容を確認し,文字列,論理値,数値に評価される式をロケーションセットとして使用しないでください。

KEXL19998-E

内部エラーです。

要因:
内部エラーです。
対策:
システム管理者に連絡してください。