6.10.6 XBRLNamespaceDeclarationクラス
public class XBRLNamespaceDeclaration
extends java.lang.Object
- XBRLのバージョン:
- 2.0および2.1
- 説明:
- 名前空間接頭辞と対応する名前空間URIの組を管理します。
- コンストラクタの概要:
- XBRLNamespaceDeclarationクラスのコンストラクタの概要を次の表に示します。
表6-168 XBRLNamespaceDeclarationクラスのコンストラクタの概要
項番 | 説明 | XBRLのバージョン |
---|
1 | XBRLNamespaceDeclaration(java.lang.String prefix, java.lang.String uri) 指定した名前空間接頭辞と名前空間URIからXBRLNamespaceDeclarationオブジェクトを構築します。 | 2.0および2.1 |
2 | XBRLNamespaceDeclaration(java.lang.String prefix, java.lang.String uri, boolean validate) 指定した名前空間接頭辞と名前空間URIからXBRLNamespaceDeclarationオブジェクトを構築します。 | 2.0および2.1 |
- メソッドの概要:
- XBRLNamespaceDeclarationクラスのメソッドの概要を次の表に示します。
表6-169 XBRLNamespaceDeclarationクラスのメソッドの概要
項番 | 説明 | XBRLのバージョン |
---|
1 | java.lang.String | getPrefix() 名前空間接頭辞を取得します。 | 2.0および2.1 |
2 | java.lang.String | getURI() 名前空間URIを取得します。 | 2.0および2.1 |
- <この項の構成>
- (1) XBRLNamespaceDeclaration
- (2) XBRLNamespaceDeclaration
- (3) getPrefix
- (4) getURI
(1) XBRLNamespaceDeclaration
public XBRLNamespaceDeclaration(java.lang.String prefix,
java.lang.String uri)
- XBRLのバージョン:
- 2.0および2.1
- 説明:
- 指定した名前空間接頭辞と名前空間URIからXBRLNamespaceDeclarationオブジェクトを構築します。このコンストラクタでは,引数prefixおよびuriに不正な文字が含まれるかどうかはチェックしません。
- 引数:
- prefix - 名前空間接頭辞を指定します。名前空間接頭辞がない場合はnullを指定します。
- uri - 名前空間URIを指定します。
- 例外:
- XBRLDOMRuntimeException -
- 引数uriにnullを指定した場合にスローされます。[エラーコード:20002]
- 引数prefixがnull以外で,かつ引数uriに空の文字列を指定した場合にスローされます。[エラーコード:20062]
(2) XBRLNamespaceDeclaration
public XBRLNamespaceDeclaration(java.lang.String prefix,
java.lang.String uri,
boolean validate)
- XBRLのバージョン:
- 2.0および2.1
- 説明:
- 指定した名前空間接頭辞と名前空間URIからXBRLNamespaceDeclarationオブジェクトを構築します。
- このコンストラクタでは,引数validateにtrueを指定した場合だけ,名前空間接頭辞と名前空間URIに指定された文字列に不正な文字が含まれるかどうかをチェックします。その場合,引数prefixおよびuriには,それぞれXML Schemaのデータ型NCNameおよびanyURIとして妥当な文字列だけを指定できます。
- 引数:
- prefix - 名前空間接頭辞を指定します。名前空間接頭辞がない場合はnullを指定します。
- uri - 名前空間URIを指定します。
- validate - 名前空間接頭辞または名前空間URIに不正な文字が含まれるかチェックする場合はtrueを指定します。チェックしない場合はfalseを指定します。
- 例外:
- XBRLDOMRuntimeException -
- 引数uriにnullを指定した場合にスローされます。[エラーコード:20002]
- 引数prefixがnull以外で,かつ,引数uriに空の文字列が指定された場合にスローされます。[エラーコード:20062]
- 引数prefixに指定した名前空間接頭辞,または引数uriに指定した名前空間URIに不正な文字が含まれている場合にスローされます。[エラーコード:25008,25013]
(3) getPrefix
public java.lang.String getPrefix()
- XBRLのバージョン:
- 2.0および2.1
- 説明:
- 名前空間接頭辞を取得します。
- 戻り値:
- 名前空間接頭辞を返します。名前空間接頭辞がない場合はnullを返します。
- XBRLInstanceDocumentインターフェースのgetNamespaceDeclaration()/getNamespaceDeclarationByURI()/getNamespaceDeclarationByPrefix()の各メソッドは,常に正規化後の名前空間宣言を表すXBRLNamespaceDeclarationオブジェクトを返します。このため,取得したXBRLNamespaceDeclarationオブジェクトに対してgetPrefix()メソッドを実行した場合,戻り値は常に正規化後の接頭辞になります。
(4) getURI
public java.lang.String getURI()
- XBRLのバージョン:
- 2.0および2.1
- 説明:
- 名前空間URIを取得します。
- 戻り値:
- 名前空間URIを返します。