6.5 com.hitachi.xbrlパッケージ

com.hitachi.xbrlパッケージは,XBRL文書を操作するためのXBRL DOMのインターフェースを提供します。

インターフェースの概要:
com.hitachi.xbrlパッケージのインターフェースを次の表に示します。

表6-4 com.hitachi.xbrlパッケージのインターフェースの概要

インターフェース説明XBRLのバージョン
XBRLParseErrorHandlerXBRL文書の解析時に検出されたエラー通知を受け取るためのインターフェースです。2.0および2.1
クラスの概要:
com.hitachi.xbrlパッケージのクラスを次の表に示します。

表6-5 com.hitachi.xbrlパッケージのクラスの概要

クラス説明XBRLのバージョン
XBRLDocumentManagerXBRL文書の入出力や,タクソノミー文書のキャッシュを管理します。2.0および2.1
例外の概要:
com.hitachi.xbrlパッケージの例外の概要を次の表に示します。

表6-6 com.hitachi.xbrlパッケージの例外の概要

項番クラス説明XBRLのバージョンXBRL Dimensionsのバージョン
1XBRLDOMException解析エラーなど,発生することがあらかじめ予想される種類の例外通知のためにスローされます。2.0および2.1該当しない
2XBRLDOMRuntimeExceptionアプリケーションが正常に動作している状態では発生しない種類の例外通知のためにスローされます。2.0および2.1該当しない
3XBRLDOMUserExceptionユーザーアプリケーションでXBRLDOMExceptionを明示的にスローしたい場合に使用するクラスです。2.0および2.1該当しない
4XBRLDimensionExceptionXBRL Dimensionsの構文解析エラーなど,発生することがあらかじめ予想される種類の例外通知のためにスローされます。2.11.0
5XBRLDimensionUserExceptionユーザーアプリケーションでXBRLDimensionExceptionを明示的にスローしたい場合に使用するクラスです。2.11.0
<この節の構成>
6.5.1 XBRLParseErrorHandlerインターフェース
6.5.2 XBRLDocumentManagerクラス
6.5.3 XBRLDOMExceptionクラス
6.5.4 XBRLDOMRuntimeExceptionクラス
6.5.5 XBRLDOMUserExceptionクラス
6.5.6 XBRLDimensionExceptionクラス
6.5.7 XBRLDimensionUserExceptionクラス