ユーザーデータ型とは,ユーザーが独自に定義したデータ型のことです。ユーザーは,独自にデータ型の定義をタクソノミー本体に記述します。
ユーザーデータ型を定義する場合,XBRLデータ型を拡張する方法と,XBRLデータ型に制約を追加する方法があります。
ここでは,XBRL2.0の場合の,ユーザーデータ型と外部とのインターフェース,使用できるユーザーデータ型の条件,および定義例について説明します。
ユーザーデータ型と外部とのインターフェースについて説明します。
ユーザーデータ型とXBRLデータ型と区別するために,ユーザーデータ型では,データ型を表すコードが常にその他(OTHER_ITEM)となります。
ユーザーデータ型をXBRLデータ型から派生して作成し,使用できるユーザーデータ型の条件に合っている場合は,ユーザーデータ型が数値または非数値データ型かどうかが判断されます。条件に合っていない場合,ユーザーデータ型は文字列として保持・参照されます。
それぞれの場合で使用できるメソッドを次に示します。
ユーザーデータ型を定義する場合,次の条件をすべて満たす形式で定義してください。これらの条件をすべて満たす場合,データ型が数値データ型または非数値データ型であるかが判断されます。
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