com.hitachi.xbrl.simple.taxonomyパッケージを使えば,XBRL2.1に準拠した単純なタクソノミー文書を作成できます。ただし,作成したタクソノミー文書を編集することはできません。
com.hitachi.xbrl.simple.taxonomyパッケージで作成できるタクソノミー文書の内容を次に示します。
- タクソノミー本体とラベルリンクベースを一つずつ作成する。
- リンクベースはタクソノミー本体ではなく,別文書に記載する。
- ラベルリンクベースの作成を省略できる。ラベルリンクベースだけを作成することはできない。
- アイテム,ラベルおよびそれぞれの関係から構成される文書を作成する。タプルは使用できない。
- アイテムのデータ型は,xbrl-instance-2003-12-31.xsdに定義されているデータ型である。派生したデータ型は使用できない。
- ラベルの内容は単純な文字列値だけである。
- リンクで使用できるロールおよびアークロールは,標準値または拡張元のタクソノミー文書で定義されている値である。新たに追加することはできない。
- <この節の構成>
- 3.1.1 タクソノミー文書の出力フォーマット
- 3.1.2 タクソノミー文書を作成する際の注意事項