4.7 インスタンス文書の新規作成と保存(XBRL2.1の場合)

ここでは,uCosminexus Business Reporting ProcessorのAPIを利用して,XBRL2.1に準拠したインスタンス文書を新規に作成して保存します。

ここで示すサンプルは,次の流れでコーディングしています。

  1. インスタンス文書の新規作成
  2. コンテキスト要素(context)の追加
  3. 単位要素(unit)の追加
  4. 非数値アイテム(nonNumericItem)の追加
  5. 数値コンテキストに対応したアイテム(NumericItem)の追加
  6. インスタンス文書の保存

また,XBRL2.1の場合,インスタンス文書のid属性を任意の形式で付けることもできます。IDに任意の形式を付ける場合のコーディングについても説明します。

IDを任意の形式で付けない場合,通常はid属性が自動生成されます。しかし,このサンプルではコーディングをわかりやすくするために,id属性などの値を仮定しています。

<この節の構成>
4.7.1 インスタンス文書の新規作成
4.7.2 コンテキスト要素の追加
4.7.3 単位要素の追加
4.7.4 非数値アイテムの追加
4.7.5 数値アイテムの追加
4.7.6 インスタンス文書の保存
4.7.7 IDの採番をするインスタンス文書の作成