6.10.7 XBRLSchemaLocationクラス

public class XBRLSchemaLocation
extends java.lang.Object

XBRLのバージョン:
2.0および2.1
説明:
xsi:schemaLocation属性に指定する,名前空間URIとスキーマ文書の位置を示すURIの組を管理します。
コンストラクタの概要:
XBRLSchemaLocationクラスのコンストラクタの概要を次の表に示します。

表6-170 XBRLSchemaLocationクラスのコンストラクタの概要

項番説明XBRLのバージョン
1XBRLSchemaLocation(java.lang.String namespaceURI, java.lang.String schemaLocation)
  指定した名前空間URIとスキーマ文書の位置を示すURIから,
XBRLSchemaLocationオブジェクトを構築します。
2.0および2.1
2XBRLSchemaLocation(java.lang.String namespaceURI, java.lang.String schemaLocation, boolean validate)
  指定した名前空間URIとスキーマ文書の位置を示すURIから,XBRLSchemaLocationオブジェクトを構築します。
2.0および2.1
メソッドの概要:
XBRLSchemaLocationクラスのメソッドの概要を次の表に示します。

表6-171 XBRLSchemaLocationクラスのメソッドの概要

項番説明XBRLのバージョン
1java.lang.StringgetNamespaceURI()
  名前空間URIを取得します。
2.0および2.1
2java.lang.StringgetSchemaLocation()
  スキーマ文書の位置を示すURIを取得します。
2.0および2.1
<この項の構成>
(1) XBRLSchemaLocation
(2) XBRLSchemaLocation
(3) getNamespaceURI
(4) getSchemaLocation

(1) XBRLSchemaLocation

public  XBRLSchemaLocation(java.lang.String namespaceURI,
                          java.lang.String schemaLocation)

XBRLのバージョン:
2.0および2.1
説明:
指定した名前空間URIとスキーマ文書の位置を示すURIから,XBRLSchemaLocationオブジェクトを構築します。
このコンストラクタでは,引数namespaceURIおよびschemaLocationに不正な文字が含まれるかどうかはチェックしません。
引数:
namespaceURI - 名前空間URIを指定します。
schemaLocation - スキーマ文書の位置を示すURIを指定します。
例外:
XBRLDOMRuntimeException -
  • 引数namespaceURIまたはschemaLocationにnullを指定した場合にスローされます。[エラーコード:20002]

(2) XBRLSchemaLocation

public  XBRLSchemaLocation(java.lang.String namespaceURI,
                          java.lang.String schemaLocation,
                          boolean validate)

XBRLのバージョン:
2.0および2.1
説明:
指定した名前空間URIとスキーマ文書の位置を示すURIから,XBRLSchemaLocationオブジェクトを構築します。
このコンストラクタでは引数validateにtrueが指定された場合だけ,名前空間URIとスキーマ文書の位置を示すURIに指定された文字列に不正な文字が含まれるかどうかをチェックします。その場合,引数namespaceURIおよびschemaLocationには,共にXML Schemaのデータ型anyURIとして妥当で,かつ空文字列("")以外の文字列だけを指定できます。
引数:
namespaceURI - 名前空間URIを指定します。
schemaLocation - スキーマ文書の位置を示すURIを指定します。
validate - 名前空間URIまたはスキーマ文書の位置を示すURIに不正な文字が含まれるかどうかをチェックする場合はtrueを指定します。チェックしない場合はfalseを指定します。
例外:
XBRLDOMRuntimeException -
  • 引数namespaceURIまたはschemaLocationにnullを指定した場合にスローされます。[エラーコード:20002]
  • 引数namespaceURIに指定した名前空間URI,または引数schemaLocationに指定したスキーマ文書の位置を示すURIに不正な文字が含まれている場合にスローされます。[エラーコード:25008,25014]

(3) getNamespaceURI

public java.lang.String getNamespaceURI()

XBRLのバージョン:
2.0および2.1
説明:
名前空間URIを取得します。
戻り値:
名前空間URIを返します。

(4) getSchemaLocation

public java.lang.String getSchemaLocation()

XBRLのバージョン:
2.0および2.1
説明:
スキーマ文書の位置を示すURIを取得します。
戻り値:
スキーマ文書の位置を示すURIを返します。