5.4.6 アイテム型要素(item)

XBRL2.0とXBRL2.1のアイテム型要素の変更点を次に示します。

XBRL2.0とXBRL2.1のアイテム型要素の変更点を次の表に示します。

表5-46 XBRL2.0とXBRL2.1のアイテム型要素の変更点

項番属性変更点XBRLバージョン
1idXBRL2.0では,スキーマ定義では定義されていませんでした。XBRL2.1では,定義されています。2.0または2.1
2nonNumericContextcontextRef属性に変更されました。2.0
3numericContextcontextRef属性に変更されました。2.0
4contextRefXBRL2.1で追加された,<xbrli:context>要素を参照するための属性です。数値または非数値アイテム型要素に関係なく必須です。値には,<xbrli:context>要素のid属性値を指定します。2.1
5unitRefXBRL2.1で追加された,<xbrli:unit>要素を参照するための属性です。数値アイテム型要素では必須です。値には,<xbrli:unit>要素のid属性値を指定します。2.1
6precisionXBRL2.1で追加された属性です。数値アイテム型要素の場合に,この要素が持つ値の有効桁数を示します。decimals属性と排他関係にあります。2.1
7decimalsXBRL2.1で追加された属性です。数値アイテム型要素の場合,この要素が持つ値の小数桁数を示します。precision属性と排他関係にあります。2.1
8xsi:nilこの属性の値が"true"の場合,要素は空である必要があります。2.1

uCosminexus Business Reporting Processorでは,次の内容をチェックします。