6.9.7 XBRLDecimalsクラス
public final class XBRLDecimals
extends XBRLAbstractPrecision
- XBRLのバージョン:
- 2.1
- 説明:
- 数値アイテムのdecimals属性に指定する値を表します。整数または文字列"INF"を保持します。
- コンストラクタの概要:
- XBRLDecimalsクラスのコンストラクタの概要を次の表に示します。
表6-134 XBRLDecimalsクラスのコンストラクタの概要
項番 | 説明 | XBRLのバージョン |
---|
1 | XBRLDecimals(java.math.BigInteger value) 指定した数値からXBRLDecimalsオブジェクトを構築します。 | 2.1 |
2 | XBRLDecimals(java.lang.String decimals) 指定したdecimals属性の値の文字列表現からXBRLDecimalsオブジェクトを構築します。 | 2.1 |
- メソッドの概要:
- XBRLDecimalsクラスのメソッドの概要を次の表に示します。
表6-135 XBRLDecimalsクラスのメソッドの概要
項番 | 説明 | XBRLのバージョン |
---|
1 | boolean | equals(java.lang.Object obj) XBRLDecimalsオブジェクトとほかのオブジェクトが等しいかどうかを調べます。 | 2.1 |
2 | int | hashCode() XBRLDecimalsオブジェクトのハッシュコードを取得します。 | 2.1 |
- <この項の構成>
- (1) XBRLDecimals
- (2) XBRLDecimals
- (3) equals
- (4) hashCode
(1) XBRLDecimals
public XBRLDecimals(java.math.BigInteger value)
- XBRLのバージョン:
- 2.1
- 説明:
- 指定した数値からXBRLDecimalsオブジェクトを構築します。
- 引数:
- value - 数値を指定します。
- 例外:
- XBRLDOMRuntimeException -
- 引数valueにnullを指定した場合にスローされます。[エラーコード:20002]
(2) XBRLDecimals
public XBRLDecimals(java.lang.String decimals)
- XBRLのバージョン:
- 2.1
- 説明:
- 指定したdecimals属性の値の文字列表現からXBRLDecimalsオブジェクトを構築します。
- 引数decimalsには整数を表す文字列(XML Schemaのデータ型integer),または文字列"INF"を指定できます。
- 引数decimalsに数値の文字列表現を指定した場合,構築するオブジェクトは文字列表現をjava.math.BigIntegerに変換した値を保持します。このためオブジェクト構築時に指定された文字列表現と,toString()によって取得した文字列表現が異なることがあります。
- 引数:
- decimals - decimals属性の値の文字列表現を指定します。
- 例外:
- XBRLDOMRuntimeException -
- 引数decimalsにnullを指定した場合にスローされます。[エラーコード:20002]
- 引数decimalsに指定されたdecimals属性の,値の文字列表現が不正な場合にスローされます。[エラーコード:25000]
(3) equals
public boolean equals(java.lang.Object obj)
- XBRLのバージョン:
- 2.1
- 説明:
- XBRLDecimalsオブジェクトとほかのオブジェクトが等しいかどうかを調べます。結果がtrueになるのは,このオブジェクトと文字列表現が等しいXBRLDecimalsオブジェクトだけです。
- 定義:
- クラスXBRLAbstractPrecision内のequals()
- 引数:
- obj - XBRLDecimalsオブジェクトと比較するオブジェクトを指定します。
- 戻り値:
- XBRLDecimalsオブジェクトが,引数objで指定されたオブジェクトと等しい場合はtrue,等しくない場合はfalseを返します。
(4) hashCode
public int hashCode()
- XBRLのバージョン:
- 2.1
- 説明:
- XBRLDecimalsオブジェクトのハッシュコードを取得します。
- 定義:
- クラスXBRLAbstractPrecision内のhashCode()
- 戻り値:
- XBRLDecimalsオブジェクトのハッシュコードを返します。