3.1.2
タクソノミー文書を作成する際の注意事項
<この項の構成>
(1) name属性値およびid属性値の一意性
(2) アイテムおよび関係リンクの作成・追加・削除
(1)
name属性値およびid属性値の一意性
作成されたタクソノミー文書中では,次の属性値が一意となります。
要素宣言のname属性値とid属性値
要素宣言のname属性値とid属性値は一意となるため,name属性値またはid属性値が重複する要素宣言は,文書に追加できません。
同様に,文書中のname属性値やid属性値を変更する場合も,既存の属性値と重複する値へは変更できません。
ラベル要素のid属性値
ラベルリンクおよびタクソノミー本体は,タクソノミー文書の作成時に,それぞれ別文書として作成されます。id属性値は要素ごとに管理されるため,各文書内で一意となります。
(2)
アイテムおよび関係リンクの作成・追加・削除
アイテムおよび関係リンクの作成・追加・削除に関する注意事項は次のとおりです。
新規作成するタクソノミー文書に関係を作成するには,文書中に対象となるアイテムがなくても,新たな関係を追加することで,関係づけられているアイテム,要素宣言および要素を追加します。
関係を削除しても,文書中からアイテムなどは削除されません。
文書に関係を追加する場合,かつ,関係づけられているアイテムなども文書に追加する場合,name属性値およびid属性値が重複しないかチェックされます。重複する場合は追加できません。