uCosminexus Business Reporting Processor 開発者ガイド

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6.9.8 XBRLDurationクラス

public final class XBRLDuration
extends java.lang.Object

XBRLのバージョン:
2.0および2.1

説明:
XML Schemaのデータ型durationを表します。

コンストラクタの概要:
XBRLDurationクラスのコンストラクタの概要を次の表に示します。

表6-136 XBRLDurationクラスのコンストラクタの概要

説明 XBRLのバージョン
XBRLDuration(java.lang.String duration)
  指定したduration型データの文字列表現から,XBRLDurationオブジェクトを構築します。
2.0および2.1

メソッドの概要:
XBRLDurationクラスのメソッドの概要を次の表に示します。

表6-137 XBRLDurationクラスのメソッドの概要

項番 説明 XBRLのバージョン
1 java.lang.String toString()
  duration型データの文字列表現を取得します。
2.0および2.1
2 boolean equals(java.lang.Object obj)
  XBRLDurationオブジェクトとほかのオブジェクトが等しいかどうかを調べます。
2.0および2.1
3 int hashCode()
  XBRLDurationオブジェクトのハッシュコードを取得します。
2.0および2.1
<この項の構成>
(1) XBRLDuration
(2) toString
(3) equals
(4) hashCode

(1) XBRLDuration

public  XBRLDuration(java.lang.String duration)

XBRLのバージョン:
2.0および2.1

説明:
指定したduration型データの文字列表現から,XBRLDurationオブジェクトを構築します。
次の文字列表現だけ指定できます。文字列表現が不正な場合は例外がスローされます。
指定できる文字列表現:BNF表記
durationFormat ::= ('-')? 'P' (date | time | date time)
date ::= year month day | year month | year day | month day | year | month | day
year ::= ([0-9])+ 'Y'
month ::= ([0-9])+ 'M'
day ::= ([0-9])+ 'D'
time ::= 'T' (hour minute second | hour minute | hour second | minute second | hour| minute | second)
hour ::= ([0-9])+ 'H'
minute ::= ([0-9])+ 'M'
second ::= ([0-9])+ 'S' | ([0-9])+ '.' ([0-9])+ 'S'
秒以下の値は,小数第4桁で四捨五入しミリ秒単位に丸めます。このためオブジェクト構築時に指定した文字列表現と,toString()によって取得した文字列表現が異なることがあります。

引数:
duration - duration型データの文字列表現を指定します。

例外:
XBRLDOMRuntimeException -
  • 引数durationにnullを指定した場合にスローされます。[エラーコード:20002]
  • 引数durationに指定したduration型データの文字列表現が不正な場合にスローされます。[エラーコード:25000]

(2) toString

public java.lang.String toString()

XBRLのバージョン:
2.0および2.1

説明:
duration型データの文字列表現を取得します。
秒以下の値は必ず小数第3桁で表現します。このためオブジェクト構築時に指定した文字列表現と,toString()によって取得した文字列表現が異なることがあります。

オーバーライド:
クラスjava.lang.Object内のtoString()

戻り値:
duration型データの文字列表現を返します。

(3) equals

public boolean equals(java.lang.Object obj)

XBRLのバージョン:
2.0および2.1

説明:
XBRLDurationオブジェクトとほかのオブジェクトが等しいかどうかを調べます。
同じ文字列表現となる場合だけ等しいものとみなします。よって,同じ値となる場合でも文字列表現が異なる場合には等しいものとみなしません。

オーバーライド:
クラスjava.lang.Object内のequals()

引数:
obj - このXBRLDurationオブジェクトと比較するオブジェクトを指定します。

戻り値:
XBRLDurationオブジェクトが,引数objで指定したオブジェクトと等しい場合はtrue,等しくない場合はfalseを返します。

(4) hashCode

public int hashCode()

XBRLのバージョン:
2.0および2.1

説明:
XBRLDurationオブジェクトのハッシュコードを取得します。

オーバーライド:
クラスjava.lang.Object内のhashCode()

戻り値:
XBRLDurationオブジェクトのハッシュコードを返します。