uCosminexus Business Reporting Processor 開発者ガイド

[目次][用語][索引][前へ][次へ]

4.9.2 アイテム定義の追加

4.9.1 タクソノミー文書の拡張」で編集可能な状態にしたタクソノミー文書に対して,アイテム定義を追加するためのサンプルコードについて説明します。

<この項の構成>
(1) 使用するインターフェース
(2) サンプルコード
(3) コーディング結果

(1) 使用するインターフェース

アイテム定義を追加する際に使用するインターフェースを次の表に示します。

表4-40 アイテム定義を追加する際に使用するインターフェース

項番 使用するインターフェース 説明
1 com.hitachi.xbrl.simple.taxonomy.SimpleItemDefinition 単純なタクソノミー文書のアイテムの要素宣言を表します。
2 com.hitachi.xbrl.simple.taxonomy.SimpleTaxonomy 編集できる単純なタクソノミー文書全体を表します。

(2) サンプルコード

アイテム定義をXBRL DOMに追加するコードは次のとおりです。

// アイテムの定義を作成
SimpleItemDefinition item1 =
    sdoc.createItemDefinition(
        "CashDeposits",
        SimpleItemDefinition.MONETARY_ITEM,
        SimpleItemDefinition.DURATION);
// アイテムの定義を追加
sdoc.addElementDefinition(item1);

(3) コーディング結果

コーディング結果として,追加されるアイテム定義は次のとおりです。

<element id="hi2_CashDeposits"
         name="CashDeposits"
         substitutionGroup="xbrli:item"
         type="xbrli:monetaryItemType"
         xbrli:periodType="duration" />