PTVIはインスタンス文書と同様の形式で生成されます。
インスタンス文書からPTVIへ含まれる要素と,その内容を次に示します。
表2-11 インスタンス文書からPTVIへ含まれる要素とその内容
| 要素 |
PTVIへの反映 |
PTVIへ含まれる内容 |
| xbrli:xbrl |
○ |
次の情報が含まれます。※1
- 既存の名前空間宣言
- http://www.xbrl.org/2003/ptvの名前空間宣言
接頭辞は「ptv」です。「ptv」が使用済みの場合は,末尾に0から始まる整数を付け,接頭辞が一意となるようにします。
- 名前空間http://www.xbrl.org/2003/ptvの位置情報※2
既存のxsi:schemaLocation属性の記述に,http://www.xbrl.org/2003/ptvの位置情報が追加されます。
|
| link:schemaRef |
○ |
記述されている要素がすべて含まれます。追加される属性などはありません。 |
| link:linkbaseRef |
× |
− |
| link:roleRef |
× |
− |
| link:arcroleRef |
× |
− |
| 既存のアイテム |
○ |
要素宣言のperiodType属性,balance属性の内容を名前空間http://www.xbrl.org/2003/ptvの属性で追加します。 |
| タプル |
○ |
記述されている要素がすべて含まれます。追加される属性などはありません。 |
| xbrli:unitとその子孫要素 |
○ |
| xbrli:contextとその子孫要素 |
○ |
| link:footnoteLinkとその子孫要素 |
× |
− |
| 推測したアイテム |
○ |
essence-aliasアークから推測したアイテムです。 |
- (凡例)○:PTVIへ反映されます。 ×:PTVIへ反映されません。 −:該当する内容はありません。
- 注※1 <xbrli:xbrl>要素の子要素である兄弟要素の並び順は次のとおりです。
- link:schemaRef
複数存在する場合は,既存のインスタンス文書での出現順序に従います。
- xbrli:unit
複数存在する場合は,既存のインスタンス文書での出現順序に従います。
- xbrli:context
複数存在する場合は,既存のインスタンス文書での出現順序に従います。
- アイテム/タプル
推測されたアイテムを含め,その要素名(タグ名)で辞書順にソートされます。ただし,タプルの中はソートされないで,既存のインスタンス文書の出現順序に従います。
- 注※2 名前空間http://www.xbrl.org/2003/ptvのデフォルトの位置情報はptv-2003-12-31.xsdです。その場合,xsi:schemaLocation属性値は次のようになります。
<xbrli:xbrl ...
xsi:schemaLocation=" ... http://www.xbrl.org/2003/ptv ptv-2003-12-31.xsd"
...
|
- また,上位のアプリケーションプログラムからスキーマの位置情報が決定できる場合には,前もって位置情報を設定できます。設定方法については,「4.16.2(18) cbrp.parse.validate.full-checking.PTVx.location」を参照してください。
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