10.1.2 メッセージの説明で使用する見出し

ここでは,メッセージの説明で使用する,各見出しについて説明します。


KDSRnnnnn-X(Y)

メッセージテキスト

可変値について説明します。
説明
メッセージが出力された要因,およびシステムの動作について説明します。
対処
ユーザーが実施する対処について説明します。
なお,対処方法の"保守員に連絡してください"とは,購入時の契約に基づいて,保守員が弊社問い合わせ窓口へ連絡することを示します。

なお,"可変値に関する説明","説明"および"対処"はメッセージによって記述しない場合があります。

<この項の構成>
(1) メッセージIDの形式

(1) メッセージIDの形式

メッセージIDの形式の詳細について説明します。

KDSR
CMS Lightサーバのメッセージプレフィックスで,固定値です。
nnnnn
メッセージIDの通し番号を示します。
X
メッセージのレベルを表します。メッセージのレベルは英字1文字で示します。
メッセージのレベルを示す文字とその意味を次に示します。
  • E
    エラーレベルの障害が発生したことを通知するメッセージです。このメッセージが出力されたときは,処理を中断します。
  • W
    警告レベルの障害が発生したことを通知するメッセージです。メッセージが出力されたあとも処理を続行します。
  • I
    システムの処理を通知するメッセージです。メッセージが出力されたあとも処理を続行します。
(Y)
メッセージの出力先を表します。出力先は英字1文字で示します。
出力先を示す文字とその意味を次に示します。
  • S:標準出力,または標準エラー出力
  • E:エラーログ
  • T:トレースログ
  • N:通信ログ
  • G:状況照会GUIの画面
  • D:ダイアログ
  • C:クライアント企業のシステムのログ