5.3 送信するビジネスメッセージの登録

CMS Lightサーバはクライアント企業からの送信要求に応答してビジネスメッセージを送信します。クライアント企業に対して送信したいビジネスメッセージがあるときは,あらかじめユーザーがデータベースに登録しておく必要があります。

ビジネスメッセージを登録する手順を次に示します。

図5-2 ビジネスメッセージの登録手順

[図データ]

  1. ドキュメントの準備
    ビジネスメッセージに添付するドキュメントを準備します。
  2. HSRSPutMessageコマンドの実行
    HSRSPutMessageコマンドは,ビジネスメッセージを生成しデータベースに登録するコマンドです。添付するドキュメントの名称や送信先の取引先識別子をオプションに指定して実行します。
    HSRSPutMessageコマンドの詳細については,「9.3 コマンドの詳細」のHSRSPutMessage(ビジネスメッセージ登録)を参照してください。
  3. 状況照会GUIでの結果確認
    ビジネスメッセージ検索画面で登録日時を条件に指定し,ビジネスメッセージが正しく登録されていることを確認してください。
    状況照会GUIの画面操作については,「7. 状況照会GUI」を参照してください。

CMS Lightサーバはプル型サーバであるため,ユーザーがデータベースに登録した時点では,ビジネスメッセージはクライアント企業に送信されません。したがって,クライアント企業がCMS Lightサーバのシステムに対してビジネスメッセージの送信要求をしているかどうかを,定期的に確認することを推奨します。確認方法については,「5.4.2 登録したビジネスメッセージの送信結果を確認する」を参照してください。