クライアント企業からビジネスメッセージの送受信に関する障害連絡があった場合,次の手順に従って対処してください。
- クライアント企業のシステムに出力されたSOAP Faultメッセージを確認します。
クライアント企業のシステムに出力されるSOAP Faultメッセージは次のどちらかです。
- KDSR10001-E
- SOAPメッセージに誤りがあります。(詳細エラーコード※)
- KDSR10002-E
- uCosminexus Message Service Server Light for ebXMLで障害が発生しました。(詳細エラーコード※)
注※ 詳細エラーコードには,CMS LightサーバのメッセージID(KDSRnnnnn-X)のnnnnn部分が表示されます。
- 障害の要因を特定します。
SOAP Faultメッセージの詳細エラーコードに表示されたメッセージIDを基に,ビジネスメッセージ送受信アプリケーションのエラーログを参照して,障害の要因を特定してください。
- 障害の要因を取り除きます。
クライアント企業のシステムに要因がある場合は,要因と対処方法を連絡し,クライアント企業のシステム管理者に障害の要因を取り除いていただきます。CMS Lightサーバのシステムに要因がある場合は,出力されたメッセージの対処に従って障害の要因を取り除いてください。必要に応じてJ2EEサーバを再起動します。
- クライアント企業に,再度送受信の操作をするよう依頼します。
ビジネスメッセージ送受信に関する障害の要因を特定する手順を次に示します。
図6-2 ビジネスメッセージ送受信に関する障害の要因を特定する手順
![[図データ]](figure/zu06020a.gif)