4.5.5 HiRDBのクライアント環境変数の設定

HiRDBのクライアント環境変数の設定をします。HiRDBのクライアント環境変数の設定方法は,使用するOSごとに異なります。HiRDBの環境変数の詳細については,マニュアル「HiRDB UAP開発ガイド」を参照してください。

<この項の構成>
(1) Windowsの場合
(2) UNIXの場合

(1) Windowsの場合

データベース接続に使用するドライバの種類によって,設定方法が異なります。それぞれの設定方法について説明します。

(a) データベース接続にCosminexus DABroker Libraryを使用する場合

HiRDBクライアント環境変数登録ツールを起動して,次に示す項目を設定してください。

注意
HiRDBクライアント環境変数登録ツールでシステムグループを選択してから設定してください。
グループ名称
HSRSDBを指定します。
PDHOST
HiRDBがインストールされているマシンのホスト名を指定します。
PDUSER設定
  • ユーザID
    データベースに接続するユーザーのユーザーIDを指定します。
  • パスワード
    データベースに接続するユーザーのパスワードを指定します。
PDNAMEPORT
HiRDBのポート番号を指定します。
PDSWAITTIME
J2EEサーバのトランザクションタイムアウトの値よりも大きな値を指定します。
トランザクションタイムアウトの設定については,マニュアル「Cosminexus システム設計ガイド」を参照してください。
PDCWAITTIME
J2EEサーバのトランザクションタイムアウトの値よりも大きな値を指定します。
トランザクションタイムアウトの設定については,マニュアル「Cosminexus システム設計ガイド」を参照してください。
PDSWATCHTIME
0を指定します。
(b) データベース接続にHiRDB Type4 JDBC Driverを使用する場合

HiRDB.iniファイルを編集して,HiRDBのクライアント環境変数を設定します。CMS Lightサーバは,HiRDB.iniファイルのサンプルを提供しています。次のサンプルを任意のディレクトリにコピーして編集してください。

格納場所
<CMS Lightサーバのインストールディレクトリ>¥sample¥conf
設定項目
PDHOST
HiRDBがインストールされているマシンのホスト名を指定します。
PDUSER
データベースに接続するユーザーのユーザーID,パスワードを指定します。
PDNAMEPORT
HiRDBのポート番号を指定します。
PDSWAITTIME
J2EEサーバのトランザクションタイムアウトの値よりも大きな値を指定します。
トランザクションタイムアウトの設定については,マニュアル「Cosminexus システム設計ガイド」を参照してください。
PDCWAITTIME
J2EEサーバのトランザクションタイムアウトの値よりも大きな値を指定します。
トランザクションタイムアウトの設定については,マニュアル「Cosminexus システム設計ガイド」を参照してください。
PDSWATCHTIME
0を指定します。

(2) UNIXの場合

HiRDB.iniファイルを編集して,HiRDBのクライアント環境変数を設定します。CMS Lightサーバは,HiRDB.iniファイルのサンプルを提供しています。次のサンプルを任意のディレクトリにコピーして編集してください。推奨するHiRDB.iniファイルのディレクトリは,/opt/ebxml/mssl/confです。

格納場所
/opt/ebxml/mssl/sample/conf
設定項目
PDHOST
HiRDBがインストールされているマシンのホスト名を指定します。
PDUSER
データベースに接続するユーザーのユーザーID,パスワードを指定します。
PDNAMEPORT
HiRDBのポート番号を指定します。
PDSWAITTIME
J2EEサーバのトランザクションタイムアウトの値よりも大きな値を指定します。
トランザクションタイムアウトの設定については,マニュアル「Cosminexus システム設計ガイド」を参照してください。
PDCWAITTIME
J2EEサーバのトランザクションタイムアウトの値よりも大きな値を指定します。
トランザクションタイムアウトの設定については,マニュアル「Cosminexus システム設計ガイド」を参照してください。
PDSWATCHTIME
0を指定します。