HSRSStartBusiness取引先状態変更(取引開始)

形式

HSRSStartBusiness -cf 取引先識別子ファイル名

機能

ユーザーが取引先識別子ファイルに記述した取引先識別子を持つクライアント企業の取引先状態を"取引停止"から"取引中"に変更します。

オプション

-cf 取引先識別子ファイル名
取引先識別子ファイルのファイル名をフルパスで指定します。このオプションは必ず指定してください。

戻り値

戻り値内容
0正常終了
該当するクライアント企業の取引先状態を全件変更しました。
1警告付き正常終了
取引先識別子ファイルに記述されている取引先識別子のうち,取引先状態の変更に失敗したものがあります。要因を次に示します。
  • 該当する取引先識別子がデータベースにない。
  • 取引先状態が"取引停止"状態でない。
  • 処理を継続できるデータベースアクセスエラーが発生した。
  • 取引先識別子ファイルが空ファイルである。
2異常終了(システム定義エラー)
3異常終了(引数エラー)
4異常終了(実行時エラー)
該当するクライアント企業の取引先状態を全件変更する前に,処理が中断されました。要因を次に示します。
  • 取引先識別子ファイルの読み込みに失敗した。
  • 取引先識別子ファイルに記述された取引先識別子の長さに誤りがある。
  • 取引先識別子ファイル内に同一名称の取引先識別子が記述されていた。
  • データベースへの接続に失敗した。
  • 処理を継続できないデータベースアクセスエラーが発生した。
  • メモリ不足などの内部エラーが発生した。
なお,処理の途中で実行時エラーになった場合,それまでに状態変更に成功した取引先識別子はロールバックされません。

実行例

取引先識別子ファイルに記述した取引先識別子を持つクライアント企業の取引先状態を"取引中"に変更する場合の実行例を,次に示します。

HSRSStartBusiness.bat -cf C:¥data¥id.txt