8.2.5 トレースログ出力定義

ここでは,トレースログ出力定義で定義できるプロパティと定義例について説明します。トレースログ出力定義では,ビジネスメッセージの送受信時に出力されるトレースログに関する情報を定義します。

<この項の構成>
(1) 定義できるプロパティ
(2) 定義例

(1) 定義できるプロパティ

表8-5 トレースログ出力定義に指定するプロパティ

項番プロパティ内容デフォルト値必須/任意
1ebxml.mssl.app.trace.log.levelトレースログの出力レベルを指定します。0,10,20のどれかを指定してください。
  • 0:エラーメッセージが出力されます。
  • 10:レベル0での出力内容に加え,警告メッセージおよびインフォメーションメッセージが出力されます。
  • 20:レベル10での出力内容に加え,内部メソッドの開始・終了を通知するインフォメーションメッセージが出力されます。
10任意
2ebxml.mssl.app.trace.log.sizeトレースログのファイルサイズ(バイト数)を指定します。4096~16777216の整数値を指定してください。1048576任意
3ebxml.mssl.app.trace.log.countトレースログの最大ファイル数を指定します。1~64の整数値を指定してください。10任意
4ebxml.mssl.app.trace.log.pathトレースログの出力先ディレクトリ名を指定します。100バイト以内の文字列をフルパスで指定してください。なし必須

注 ログのファイルサイズ,または最大ファイル数を変更する場合,CMS Lightサーバのシステムを停止し,ログの出力先ディレクトリ下にあるディレクトリおよびファイルを,すべて別のディレクトリへ移動するか,または削除してください。


(2) 定義例