ビジネスメッセージをクライアント企業との間で適切に送受信するために,ユーザーはクライアント企業の情報を管理する必要があります。初めてシステム運用を開始する場合は,必ず取引するクライアント企業の情報をデータベースに登録してください。そのほかの場合は,必要に応じて情報を追加登録したり,削除したりします。
ユーザーが管理する情報の種類を次に示します。
クライアント企業の情報の管理は,業務終了後,Hitachi Web Serverを停止してクライアント企業との通信を中断した状態で実施することを推奨します。
クライアント企業の情報を管理する作業の概要を次に示します。それぞれの説明は,図中に示す項番号を参照してください。
図5-4 クライアント企業の情報管理の概要
図中で説明しているデータベースに格納されたクライアント企業の状態を,取引先状態といいます。取引先状態は最初,"取引中"状態で登録されます。情報を削除するときや,一時的に取引をやめたいときは,ユーザーが"取引停止"状態に変更します。"取引停止"状態だったクライアント企業と取引を再開するときは,"取引中"状態に変更します。
クライアント企業の情報を管理するために使用するCMS Lightサーバの定義ファイルを次に示します。