はじめに

このマニュアルは,プログラムプロダクト P-2441-8N14 uCosminexus Message Service Server Light for ebXML,P-9W41-8N14 uCosminexus Message Service Server Light for ebXMLの概要,およびuCosminexus Message Service Server Light for ebXMLを使用するシステムの構築・運用方法を説明したものです。

<はじめにの構成>
対象読者
マニュアルの構成
関連マニュアル
読書手順
このマニュアルでの表記
このマニュアルの図中で使用している記号
このマニュアルで使用している記号
このマニュアルのGUIの説明で使用している記号
このマニュアルのコマンドの説明で使用している記号
常用漢字以外の漢字の使用について
KB(キロバイト)などの単位表記について

対象読者

uCosminexus Message Service Server Light for ebXMLを使用するシステムを構築・運用するシステム管理者を対象としています。

なお,次に示す知識をお持ちであることを前提とします。

JP1と連携させる場合は,次の知識もお持ちであることを前提とします。

マニュアルの構成

このマニュアルは,次に示す章と付録から構成されています。

第1章 概要
C-S型メッセージ交換手順に準拠した電子商取引の概要,およびuCosminexus Message Service Server Light for ebXMLの概要について説明しています。
第2章 システム構成
uCosminexus Message Service Server Light for ebXMLの前提ソフトウェア,システムに必要なサーバ,およびシステム構成例について説明しています。
第3章 システム導入の準備
uCosminexus Message Service Server Light for ebXMLのシステムを導入する前に検討,準備しておくことについて説明しています。
第4章 システムの構築
uCosminexus Message Service Server Light for ebXMLのシステムを構築する手順について説明しています。
第5章 システムの運用
ビジネスメッセージを送信するために必要なユーザーの操作,データベースに格納されたビジネスメッセージの保守,および取引先であるクライアント企業の情報の管理方法について説明しています。
第6章 障害対策
障害が発生したときのユーザーの手順や対処方法,およびログファイルの詳細について説明しています。
第7章 状況照会GUI
状況照会GUIの使用方法について,リファレンス形式で説明しています。
第8章 定義ファイル
uCosminexus Message Service Server Light for ebXMLで使用する定義ファイルについて,リファレンス形式で説明しています。
第9章 コマンド
uCosminexus Message Service Server Light for ebXMLで使用するコマンドについて,リファレンス形式で説明しています。
第10章 メッセージ
uCosminexus Message Service Server Light for ebXMLが出力するメッセージについて説明しています。
付録A ビジネスメッセージのファイル出力形式
ビジネスメッセージ受信時にuCosminexus Message Service Server Light for ebXMLが出力する,ドキュメントファイルの出力形式について説明しています。
付録B CSVファイルのダウンロード形式
状況照会GUIで出力するCSVファイルのダウンロード形式について説明しています。
付録C JP1イベント連携
JP1とuCosminexus Message Service Server Light for ebXMLのシステムを連携させる場合に,uCosminexus Message Service Server Light for ebXMLが発行するJP1イベントについて説明しています。
付録D 用語解説
このマニュアルで使用している用語の意味について説明しています。

関連マニュアル

関連マニュアルを次に示します。必要に応じてお読みください。

Cosminexus Version 6を使用する場合にお読みください。

 

Cosminexus Version 7を使用する場合にお読みください。

 

スケーラブルデータベースサーバ HiRDB Version 7を使用する場合にお読みください。

 

スケーラブルデータベースサーバ HiRDB Version 8を使用する場合にお読みください。

 

運用管理ソフトウェアJP1を使用する場合にお読みください。

なお,このマニュアルでは,次のマニュアルについて,対象OSおよびバージョン番号を省略して表記しています。マニュアルの正式名称とこのマニュアルでの表記を次の表に示します。

このマニュアルでの表記正式名称
Cosminexus アプリケーション設定操作ガイドCosminexus アプリケーション設定操作ガイド
Cosminexus Version 6 アプリケーション設定操作ガイド
Cosminexus システム運用ガイドCosminexus システム運用ガイド
Cosminexus Version 6 システム運用ガイド(UNIX(R)用)
Cosminexus Version 6 システム運用ガイド(Windows(R)用)
Cosminexus システム構築ガイドCosminexus システム構築ガイド
Cosminexus Version 6 システム構築ガイド(UNIX(R)用)
Cosminexus Version 6 システム構築ガイド(Windows(R)用)
Cosminexus システム設計ガイドCosminexus システム設計ガイド
Cosminexus Version 6 システム設計ガイド
Cosminexus メッセージCosminexus メッセージ 1 KAWS/KDAL/KDJE編
Cosminexus メッセージ 1 KDJE編
Cosminexus メッセージ 2 KDSS/KEOS/KFCB編
Cosminexus メッセージ 2 KEOS/KEUC/KFCB編
Cosminexus メッセージ 3 KFCT/KFDB/KFDJ編
Cosminexus Version 6 メッセージ
Cosminexus リファレンス コマンド編Cosminexus リファレンス コマンド編
Cosminexus Version 6 リファレンス(UNIX(R)用)
Cosminexus Version 6 リファレンス(Windows(R)用)
Cosminexus リファレンス 定義編Cosminexus リファレンス 定義編
Cosminexus Version 6 リファレンス(UNIX(R)用)
Cosminexus Version 6 リファレンス(Windows(R)用)
HiRDB UAP開発ガイドスケーラブルデータベースサーバ HiRDB Version 8 UAP 開発ガイド
スケーラブルデータベースサーバ HiRDB Version 7 UAP開発ガイド(UNIX(R)/Windows(R)用)
スケーラブルデータベースサーバ HiRDB Version 7 UAP開発ガイド(Windows(R)用)
HiRDB コマンドリファレンススケーラブルデータベースサーバ HiRDB Version 8 コマンドリファレンス(UNIX(R)用)
スケーラブルデータベースサーバ HiRDB Version 8 コマンドリファレンス(Windows(R)用)
スケーラブルデータベースサーバ HiRDB Version 7 コマンドリファレンス(UNIX(R)用)
スケーラブルデータベースサーバ HiRDB Version 7 コマンドリファレンス(Windows(R)用)
HiRDB システム運用ガイドスケーラブルデータベースサーバ HiRDB Version 8 システム運用ガイド(UNIX(R)用)
スケーラブルデータベースサーバ HiRDB Version 8 システム運用ガイド(Windows(R)用)
スケーラブルデータベースサーバ HiRDB Version 7 システム運用ガイド(UNIX(R)用)
スケーラブルデータベースサーバ HiRDB Version 7 システム運用ガイド(Windows(R)用)
HiRDB システム導入・設計ガイドスケーラブルデータベースサーバ HiRDB Version 8 システム導入・設計ガイド(UNIX(R)用)
スケーラブルデータベースサーバ HiRDB Version 8 システム導入・設計ガイド(Windows(R)用)
スケーラブルデータベースサーバ HiRDB Version 7 システム導入・設計ガイド(UNIX(R)用)
スケーラブルデータベースサーバ HiRDB Version 7 システム導入・設計ガイド(Windows(R)用)
HiRDB メッセージスケーラブルデータベースサーバ HiRDB Version 8 メッセージ
スケーラブルデータベースサーバ HiRDB Version 7 メッセージ (UNIX(R)/Windows(R)用)
スケーラブルデータベースサーバ HiRDB Version 7 メッセージ (Windows(R)用)

読書手順

このマニュアルは,利用目的に合わせて章を選択して読めます。使用目的別に,次の流れに従ってお読みいただくことをお勧めします。

[図データ]

このマニュアルでの表記

このマニュアルでは,製品名称を省略して表記しています。製品の正式名称と,このマニュアルでの表記を次に示します。

このマニュアルでの表記製品の正式名称
CMS LightサーバuCosminexus Message Service Server Light for ebXML
HiRDBHiRDB/Single ServerHiRDB/Single Server Version 7
HiRDB/Single Server Version 8
HiRDB/Parallel ServerHiRDB/Parallel Server Version 7
HiRDB/Parallel Server Version 8
HiRDB/Run TimeHiRDB/Run Time Version 7
HiRDB/Run Time Version 8
Internet ExplorerMicrosoft(R) Internet Explorer(R)
JP1/AJS2JP1/Automatic Job Management System 2 - Manager
JP1/Automatic Job Management System 2 - Agent
JP1/Automatic Job Management System 2 - View
JP1/Automatic Job Management System 2 - Advanced Manager
JP1/Automatic Job Management System 2 - Light Edition
JP1/Automatic Job Management System 2 - Client Toolkit
uCosminexus Application ServeruCosminexus Application Server Enterprise
uCosminexus Application Server Standard
uCosminexus Service Platform
UNIXLinuxRed Hat Enterprise Linux AS 4(AMD64 & Intel EM64T)
Red Hat Enterprise Linux ES 4(AMD64 & Intel EM64T)
WindowsWindows 2000 ServerMicrosoft(R) Windows(R) 2000 Advanced Server Operating System
Microsoft(R) Windows(R) 2000 Server Operating System
Windows Server 2003Microsoft(R) Windows Server(R) 2003, Enterprise Edition
Microsoft(R) Windows Server(R) 2003, Enterprise x64 Edition
Microsoft(R) Windows Server(R) 2003, Standard Edition
Microsoft(R) Windows Server(R) 2003, Standard x64 Edition
Microsoft(R) Windows Server(R) 2003 R2, Enterprise Edition
Microsoft(R) Windows Server(R) 2003 R2, Standard Edition

このマニュアルでは,Java関連用語を省略して表記しています。Java関連用語の正式名称と,このマニュアルでの表記を次に示します。

このマニュアルでの表記Java関連用語の正式名称
EAREnterprise ARchive
J2EEJavaTM 2 Platform, Enterprise Edition
J2SEJavaTM 2 Platform, Standard Edition
JARJavaTM Archive
JavaJavaTM
JDBCJDBCTM
JavaTM Database Connectivity
JDKJavaTM Development Kit
JSPJavaServer PagesTM
WARWeb ARchive

このマニュアルで使用する英略語を次に示します。

英略語英字での表記
BLOBBinary Large OBject
CSVComma Separated Value
DBDatabase
ebXMLElectronic Business using eXtensible Markup Language
EDIElectronic Data Interchange
HTTPHyper Text Transfer Protocol
HTTPSHyper Text Transfer Protocol Security
IANAInternet Assigned Numbers Authority
JEDICOSJapan EDI for Commerce Systems
MIMEMultipurpose Internet Mail Extension
OSOperating System
RDRelational Database
SOAPSimple Object Access Protocol
SQLStructured Query Language
SSLSecure Sockets Layer
URIUniform Resource Identifier
URLUniform Resource Locator
UTFUCS Transformation Format
WSDL4JWeb Services Description Language for Java Toolkit
XMLeXtensible Markup Language

このマニュアルの図中で使用している記号

このマニュアルの図中で使用する記号を,次のように定義します。

[図データ]

このマニュアルで使用している記号

注意
uCosminexus Message Service Server Light for ebXMLのシステムを構築,運用するときに注意する必要がある事項,および考慮してほしい事項について説明しています。

このマニュアルのGUIの説明で使用している記号

このマニュアルでは,次に示す記号を使用してGUIを説明しています。

記号意味
[  ]画面の名称および画面に表示されている項目を表します。

このマニュアルのコマンドの説明で使用している記号

このマニュアルでは,次に示す記号を使用してコマンドの文法を説明しています。

記号意味
|
ストローク
横に並べられた複数の項目に対する項目間の区切りを示し,"または"を意味します。
(例) A | B
 AまたはBを指定することを示します。
{ }
波括弧
この記号で囲まれている複数の項目のうちから一つを選択することを示します。項目が横に並べて記号 | で区切られている場合は,どれか一つを選択します。
(例) { A | B | C}
 A,BまたはCのどれかを指定することを示します。
[ ]
角括弧
この記号で囲まれている項目は省略してもよいことを示します。複数の項目が横に並べて記述されている場合には,すべてを省略するか,記号 { } と同じくどれか一つを選択します。
(例1) [ A ]
 "何も指定しない"か"Aを指定する"ことを示します。
(例2) [ B | C ]
 "何も指定しない"か"BまたはCを指定する"ことを示します。
_
下線
括弧で囲まれている複数条件のうち1項目に対して使用され,括弧内をすべて省略したときシステムがとる標準値を示します。
(例) [ -s { A | B | C } ]
 "-sオプションにA,B,Cのどれも指定しなかった場合,システムはCが指定されたときと同じ処理をする"ことを示します。

常用漢字以外の漢字の使用について

このマニュアルでは,常用漢字を使用することを基本としていますが,次に示す用語については,常用漢字以外の漢字を使用しています。

鍵(かぎ) 個所(かしょ) 桁(けた) 同梱(どうこん) 汎用(はんよう) 必須(ひっす)

KB(キロバイト)などの単位表記について

1KB(キロバイト),1MB(メガバイト),1GB(ギガバイト),1TB(テラバイト)はそれぞれ1,024バイト,1,0242バイト,1,0243バイト,1,0244バイトです。