ここでは,コマンド定義で定義できるプロパティと定義例について説明します。コマンド定義では,コマンドを使用するために必要な情報を定義します。
表8-9 コマンド定義に指定するプロパティ
項番 | プロパティ | 内容 | デフォルト値 | 必須/任意 |
---|---|---|---|---|
1 | ebxml.mssl.cmd.db.user | データベースに接続するためのユーザー名を指定します。 「4.5.5 HiRDBのクライアント環境変数の設定」のPDUSER設定で指定したユーザーIDを指定してください。 | なし | 必須 |
2 | ebxml.mssl.cmd.db.password | データベースに接続するためのパスワードを指定します。 「4.5.5 HiRDBのクライアント環境変数の設定」のPDUSER設定で指定したパスワードを指定してください。 | なし | 必須 |
3 | ebxml.mssl.cmd.db.url | 接続するデータベースの各種情報を,JDBCのURL形式で指定します。 データベース接続にHiRDB Type4 JDBC Driverを使用する場合,"@HIRDBENVGRP="に続けて,「4.5.5 HiRDBのクライアント環境変数の設定」で編集したHiRDB.iniファイルの絶対パス名を指定します。半角スペースを含むパスを指定するときは,パス全体を""(ダブルクォーテーション)で囲む必要があります。 | なし | 必須 |
4 | ebxml.mssl.cmd.db.jdbc.driver | データベース接続に使用するJDBCドライバのクラス名を指定します。次の値を指定してください。
| なし | 必須 |
5 | ebxml.mssl.cmd.trace.log.level | トレースログの出力レベルを指定します。0,10,20のどれかを指定してください。
| 10 | 任意 |
6 | ebxml.mssl.cmd.trace.log.size | トレースログのファイルサイズを指定します。4096~16777216(バイト)の整数値を指定してください。 | 1048576 | 任意 |
7 | ebxml.mssl.cmd.trace.log.count | トレースログの最大ファイル数を指定します。1~64の整数値を指定してください。 | 10 | 任意 |
8 | ebxml.mssl.cmd.trace.log.path | トレースログの出力先ディレクトリ名を指定します。100バイト以内の文字列をフルパスで指定してください。 | なし | 必須 |
9 | ebxml.mssl.cmd.error.log.size | エラーログのファイルサイズ(バイト数)を指定します。4096~16777216の整数値を指定してください。 | 1048576 | 任意 |
10 | ebxml.mssl.cmd.error.log.count | エラーログの最大ファイル数を指定します。1~64の整数値を指定してください。 | 10 | 任意 |
11 | ebxml.mssl.cmd.error.log.path | エラーログの出力先ディレクトリ名を指定します。100バイト以内の文字列をフルパスで指定してください。 | なし | 必須 |
注 ログのファイルサイズ,または最大ファイル数を変更する場合,CMS Lightサーバのシステムを停止し,ログの出力先ディレクトリ下にあるディレクトリおよびファイルを,すべて別のディレクトリへ移動するか,または削除してください。
ebxml.mssl.cmd.db.user = hsrsdb |
ebxml.mssl.cmd.db.user = hsrsdb |
ebxml.mssl.cmd.db.user = hsrsdb |