8.2.4 通信ログ出力定義

ここでは,通信ログ出力定義で定義できるプロパティと定義例について説明します。通信ログ出力定義では,ビジネスメッセージの送受信時に出力される通信ログに関する情報を定義します。

<この項の構成>
(1) 定義できるプロパティ
(2) 定義例

(1) 定義できるプロパティ

表8-4 通信ログ出力定義に指定するプロパティ

項番プロパティ内容デフォルト値必須/任意
1ebxml.mssl.app.message.log.level通信ログの出力レベルを指定します。0,10,20,30,40のどれかを指定してください。
  • 0:通信ログが出力されません。
  • 10:受信したSOAPメッセージに誤りがある場合だけ,該当するSOAPメッセージが通信ログとして出力されます。
  • 20:誤りがあるSOAPメッセージ,および送信したSOAP Faultメッセージが通信ログとして出力されます。
  • 30:SOAP Faultメッセージ,および受信したSOAPメッセージがすべて通信ログに出力されます。
  • 40:送受信したSOAPメッセージがすべて通信ログに出力されます。
10任意
2ebxml.mssl.app.message.log.size通信ログのファイルサイズ(バイト)を指定します。4096~16777216の整数値を指定してください。1048576任意
3ebxml.mssl.app.message.log.count通信ログの最大ファイル数を指定します。1~64の整数値を指定してください。10任意
4ebxml.mssl.app.message.log.path通信ログの出力先ディレクトリ名を指定します。100バイト以内の文字列をフルパスで指定してください。なし必須

注 ログのファイルサイズ,または最大ファイル数を変更する場合,CMS Lightサーバのシステムを停止し,ログの出力先ディレクトリ下にあるディレクトリおよびファイルを,すべて別のディレクトリへ移動するか,または削除してください。


(2) 定義例