HSRSUncompleteMessageドキュメント状態変更(強制引き戻し)

形式

HSRSUncompleteMessage -mid ドキュメント識別子
                         -sid ドキュメント送信者識別子
                         -rid ドキュメント受信者識別子

機能

ビジネスメッセージのドキュメント状態を,"取得済み"状態から"未取得"状態に変更します。

なお,ビジネスメッセージのドキュメント状態は,状況照会GUIからも変更できます。詳細については,「7. 状況照会GUI」を参照してください。

オプション

-mid ドキュメント識別子
ビジネスメッセージのドキュメント識別子を指定します。このオプションは必ず指定してください。
-sid ドキュメント送信者識別子
ビジネスメッセージのドキュメント送信者識別子を指定します。このオプションは必ず指定してください。
-rid ドキュメント受信者識別子
ビジネスメッセージのドキュメント受信者識別子を指定します。このオプションは必ず指定してください。

戻り値

戻り値内容
0正常終了
ドキュメント状態を正常に変更しました。
1警告付き正常終了
ドキュメント状態がすでに"未取得"でした。または,条件に合うビジネスメッセージがありませんでした。
2異常終了(システム定義エラー)
3異常終了(引数エラー)
4異常終了(実行時エラー)
ドキュメント状態を変更できませんでした。要因を次に示します。
  • データベースへの接続に失敗した。
  • 処理を継続できないデータベースアクセスエラーが発生した。
  • メモリ不足などの内部エラーが発生した。
なお,処理の途中で実行時エラーになった場合,それまでに状態変更に成功したビジネスメッセージはロールバックされません。

実行例

CMS Lightサーバのシステムが受信したビジネスメッセージのドキュメント状態を,強制的に"未取得"状態に変更する場合の実行例を,次に示します。

HSRSUncompleteMessage.bat -mid 20060418063642-4227063e2a664f4299b4440e07833adf@C000000000000001.com -sid C000000000000001 -rid S000000000000000