7.3 ビジネスメッセージ検索画面

ここでは,ビジネスメッセージ検索画面について説明します。

ビジネスメッセージ検索画面で条件を指定すると,データベースに格納されているビジネスメッセージが条件に合わせて検索されます。ビジネスメッセージ検索画面で条件を何も指定しなかった場合,データベースに格納されているすべてのビジネスメッセージが検索されます。

ビジネスメッセージ検索画面を次に示します。

図7-2 ビジネスメッセージ検索画面

[図データ]

ドキュメント送信者識別子
ビジネスメッセージのドキュメント送信者識別子を63バイト以内で指定します。受信したビジネスメッセージを検索する場合は,送信元のクライアント企業の取引先識別子を指定します。
ドキュメント受信者識別子
ビジネスメッセージのドキュメント受信者識別子を63バイト以内で指定します。送信したビジネスメッセージを検索する場合は,送信先のクライアント企業の取引先識別子を指定します。
ドキュメント識別子
ビジネスメッセージのドキュメント識別子を255バイト以内で指定します。
ドキュメント形式
ビジネスメッセージのドキュメント形式を255バイト以内で指定します。指定できるドキュメント形式は次のとおりです。
  • SecondGenEDI
  • JEDICOS-XML
  • JEDICOS
  • J Protocol
  • Mutuality defined
ドキュメント種別
ビジネスメッセージのドキュメント種別を255バイト以内で指定します。指定できるドキュメント種別は,ドキュメント形式に指定したドキュメント形式ごとに異なります。指定できる組み合わせについては,「3.2.4(1) ドキュメント形式とドキュメント種別」を参照してください。
ドキュメント圧縮形式
ビジネスメッセージのドキュメント圧縮形式を63バイト以内で指定します。
ドキュメント状態
ビジネスメッセージのドキュメント状態を"未取得","取得済み"から選択します。両方選択した場合は,両方のドキュメント状態が検索されます。
ビジネスメッセージの送受信状況とドキュメント状態の関係は次のとおりです。

表7-1 ビジネスメッセージの送受信状況とドキュメント状態の関係

項番ビジネスメッセージの送受信状況ドキュメント状態
1受信時 クライアント企業から送信されたビジネスメッセージをCMS Lightサーバが受け付けた。未取得
2ビジネスメッセージに添付されたドキュメントを取得完了ディレクトリにファイル出力し,CMS Lightサーバでの受信処理が完了した。取得済み
3送信時 データベースに登録されたビジネスメッセージが,クライアント企業に未送信である。未取得
4クライアント企業からビジネスメッセージを取得したという通知を受け,CMS Lightサーバでの送信処理が完了した。取得済み
登録日時:開始
CMS Lightサーバが受信したビジネスメッセージをデータベースに登録した日時,またはユーザーが送信するビジネスメッセージをデータベースに登録した日時で範囲を指定したい場合に使用します。チェックボックスをチェックすると,指定した日時以降に登録されたビジネスメッセージが検索対象になります。年は,西暦で4桁の数字を入力してください。月日時分は,プルダウンメニューから値を選択してください。
登録日時:終了
CMS Lightサーバが受信したビジネスメッセージをデータベースに登録した日時,またはユーザーが送信するビジネスメッセージをデータベースに登録した日時で範囲を指定したい場合に使用します。チェックボックスをチェックすると,指定した日時以前に登録されたビジネスメッセージが検索対象になります。年は,西暦で4桁の数字を入力してください。月日時分は,プルダウンメニューから値を選択してください。
取得日時:開始
ビジネスメッセージの送受信処理が完了した日時で範囲を指定したい場合に使用します。チェックボックスをチェックすると,指定した日時以降に送受信処理が完了となったビジネスメッセージが検索対象になります。年は,西暦で4桁の数字を入力してください。月日時分は,プルダウンメニューから値を選択してください。
取得日時:終了
ビジネスメッセージの送受信処理が完了した日時で範囲を指定したい場合に使用します。チェックボックスをチェックすると,指定した日時以前に送受信処理が完了となったビジネスメッセージが検索対象になります。年は,西暦で4桁の数字を入力してください。月日時分は,プルダウンメニューから値を選択してください。
ソート条件
一覧表示するときのソート条件を指定します。デフォルトでは登録日時が降順で表示されます。
プルダウンメニュー
ソート条件に指定する項目を選択します。
ラジオボタン
検索結果を昇順で並べるか,降順で並べるかを選択します。
一画面の表示件数
一覧画面に一度に表示するレコード件数を選択します。プルダウンメニューから選択できる表示件数は,サーバ共通定義ファイルの状況照会GUI定義で指定した値です。サーバ共通定義ファイルの詳細については,「8.2 サーバ共通定義ファイル」を参照してください。
ボタン
[検索]ボタン
クリックすると,入力した内容を検索条件としてビジネスメッセージが検索されます。検索結果はビジネスメッセージ一覧画面に表示されます。
[クリア]ボタン
クリックすると,画面の入力値がデフォルトに戻ります。デフォルトでの各項目の入力値を次に示します。

表7-2 デフォルトでのビジネスメッセージ検索画面の入力値

項番項目デフォルトでの入力値
1ドキュメント送信者識別子
2ドキュメント受信者識別子
3ドキュメント識別子
4ドキュメント形式
5ドキュメント種別
6ドキュメント圧縮形式
7ドキュメント状態"未取得","取得済み"の両方のチェックボックスにチェックあり(検索条件に両方のドキュメント状態が含まれる状態)
8登録日時:開始チェックボックスにチェックなし(検索条件に含まれない状態)
日時は当日の00時00分
9登録日時:終了チェックボックスにチェックなし(検索条件に含まれない状態)
日時は当日の23時59分
10取得日時:開始チェックボックスにチェックなし(検索条件に含まれない状態)
日時は当日の00時00分
11取得日時:終了チェックボックスにチェックなし(検索条件に含まれない状態)
日時は当日の23時59分
12ソート条件プルダウンメニューは"登録日時"
ラジオボタンは"降順"
13一画面の表示件数サーバ共通定義ファイルの状況照会GUI定義で指定した値の先頭の値

(凡例)

-:入力値は設定されていません。