uCosminexus Message Service Server Light for ebXML サーバ構築・運用ガイド
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コマンドの入力形式を次に示します。
コマンド名称 [オプション]
入力形式のうち,各項目について説明します。なお,ここではコマンドプロンプトを"$",コマンド名称を"cmd"と表記します。
- <この項の構成>
- (1) コマンド名称
- (2) オプション
実行するコマンドのファイル名を指定します。
半角スペースを含むパスを指定してコマンドを実行する場合,パス全体を""(ダブルクォーテーション)で囲む必要があります。
- 誤った指定例:$ C:\Program Files\Hitachi\ebxml\mssl\bin\cmd
- 正しい指定例:$ "C:\Program Files\Hitachi\ebxml\mssl\bin\cmd"
実行するコマンドのオプションを指定します。一つのコマンドに対して,オプションは複数指定できます。
オプションの入力形式および指定規則を次に示します。
(a) オプションの入力形式
オプションは,"-"で始まる文字列で,必ず引数を一つ指定します。オプションの入力形式を次に示します。
$ cmd -オプションフラグ<半角スペースまたはタブ>引数
- オプションフラグ
- コマンドごとに決められた半角英数字です。大文字・小文字が区別されます。
- 引数
- オプションフラグに対する引数で,識別子やファイル名などを指定します。
(b) オプションの指定規則
オプションの指定規則を次に説明します。
- オプションの間は,半角スペースまたはタブで空けてください。
- 各オプションの定義は順不同です。ただし,オプションフラグと引数は対で指定してください。
- 同じコマンドに同じオプションを指定して,同時に実行しないでください。データベースのテーブル内で処理対象の競合が発生するおそれがあります。
- Windowsの場合,引数に指定する文字列に次に示すものを含むときは,文字列を""(ダブルクォーテーション)で囲んで指定してください。
- Windowsの場合,引数に指定する文字列に"(ダブルクォーテーション)を含むときは,文字列を\でエスケープして指定してください。
- UNIXの場合,引数に指定する文字列に次に示すものを含むときは,文字列を""(ダブルクォーテーション)または''(シングルクォーテーション)で囲んで指定してください。
- 半角スペース
- *
- ?
- <
- >
- |
- &
- ;
- (
- )
- '
- ~
- #
- !
- UNIXの場合,引数に指定する文字列に次に示すものを含むときは,文字列を\(バックスラッシュ)でエスケープして指定してください。
- ファイルやディレクトリのパス名に,次に示す文字を含めないでください。
- 引数にファイル名またはディレクトリ名を指定する場合,次のことを確認してください。
- ファイル名にはファイルを,ディレクトリ名にはディレクトリを指定したか
- 指定したファイルまたはディレクトリが存在するか
- ネットワークドライブ上のファイルまたはディレクトリでないか
- コマンドを実行するユーザーに対して読み込み権限があるか
- Windowsの場合,ファイル名またはディレクトリがWindowsの予約デバイス名でないか
Windowsの予約デバイス名は,"AUX","CON","NUL","PRN","CLOCK$","COM1"〜"COM9",および"LPT1"〜"LPT9"です。
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