3.4 セキュリティの設定をする

ここでは,[簡易環境設定]画面の[セキュリティ]タブについて説明します。

[簡易環境設定]画面の[セキュリティ]タブでは,使用する認証方式と,ユーザー名,パスワードなどの認証に必要な情報について設定します。

[簡易環境設定]画面の[セキュリティ]タブを次に示します。

図3-5 [簡易環境設定]画面の[セキュリティ]タブ

[図データ]

HTTPベーシック認証の情報
HTTPベーシック認証を使用する
HTTPベーシック認証を使用するかどうかを指定します。
チェックボックスをチェックして,必要な項目に値を入力した場合,HTTPベーシック認証を使用します。なお,"ユーザ名"と"パスワード"を指定しなくても,チェックボックスをチェックすれば,HTTPベーシック認証を使用することができます。
デフォルトは,チェックされていません。チェックしている場合だけ,"ユーザ名","パスワード"が活性になります。チェックを外して非活性になっても,すでに設定している値は保持されます。
ユーザ名
HTTPベーシック認証で使用する,ユーザー名を指定します。デフォルトは設定されていません。指定するユーザー名の情報はサーバ企業から送付されます。
"パスワード"と同時に指定してください。
パスワード
HTTPベーシック認証で使用する,パスワードを指定します。デフォルトは設定されていません。指定するパスワードの情報はサーバ企業から送付されます。
"ユーザ名"と同時に指定してください。
クライアント認証の情報
クライアント認証を使用する
SSLクライアント認証を使用するかどうかを指定します。
チェックボックスをチェックして,必要な項目に値を入力した場合,SSLクライアント認証を使用します。
デフォルトは,チェックされていません。チェックしている場合だけ,"証明書ファイル",および"参照"が活性になります。
証明書ファイル
SSLクライアント認証で使用する,証明書ファイルの絶対パスを指定します。デフォルトは設定されていません。証明書ファイルは,あらかじめ自マシンにインストールしたクライアント証明書から,DERエンコードでエクスポートしたX.509形式のファイルを作成して取得してください。証明書のエクスポートの方法については,OSのドキュメントを参照してください。
[参照]ボタンをクリックすると,ツリー表示されたディレクトリ構成から,証明書ファイルを指定できます。
HTTPプロキシサーバの情報
HTTPプロキシサーバを使用する
HTTPプロキシサーバを使用するかどうかを指定します。チェックボックスをチェックして,"アドレス","ポート","ユーザ名",および"パスワード"を指定した場合,プロキシサーバを経由してSSL非対応の接続先サーバにアクセスします。チェックボックスにチェックしても,"アドレス","ポート"を指定しない場合は,プロキシサーバを使用しません。
デフォルトは,チェックされていません。チェックしている場合だけ,"ユーザ名","パスワード","アドレス",および"ポート"が活性になります。チェックを外して非活性になっても,すでに設定している値は保持されます。
アドレス
HTTPプロトコルでメッセージを送信するときに使用する,HTTPプロキシサーバのアドレスを指定します。デフォルトは設定されていません。
"ポート"と同時に指定してください。
ポート
HTTPプロトコルでメッセージを送信するときに使用する,HTTPプロキシサーバのポート番号を指定します。0~65,535の整数値で指定してください。デフォルトは設定されていません。
"アドレス"と同時に指定してください。
ユーザ名
HTTPプロキシサーバで接続ユーザー認証をする場合に使用する,ユーザー名を指定します。デフォルトは設定されていません。指定するユーザー名の情報は該当するプロキシサーバの管理者から送付されます。
"パスワード"と同時に指定してください。
パスワード
HTTPプロキシサーバで接続ユーザー認証をする場合に使用する,パスワードを指定します。デフォルトは設定されていません。指定するパスワードの情報は該当するプロキシサーバの管理者から送付されます。
"ユーザ名"と同時に指定してください。
HTTPSプロキシサーバの情報
HTTPSプロキシサーバを使用する
HTTPSプロキシサーバを使用するかどうかを指定します。チェックボックスをチェックして,"アドレス","ポート","ユーザ名",および"パスワード"を指定した場合,プロキシサーバを経由してSSL対応の接続先サーバにアクセスします。チェックボックスにチェックしても,"アドレス","ポート"を指定しない場合は,プロキシサーバを使用しません。
デフォルトは,チェックされていません。チェックしている場合だけ,"ユーザ名","パスワード","アドレス",および"ポート"が活性になります。チェックを外して非活性になっても,すでに設定している値は保持されます。
なお,接続先サーバとSSL通信をする方法については,「付録A 接続先サーバとSSL通信をするための手順」を参照してください。
アドレス
HTTPSプロトコルでメッセージを送信するときに使用する,HTTPSプロキシサーバのアドレスを指定します。デフォルトは設定されていません。
"ポート"と同時に指定してください。
ポート
HTTPSプロトコルでメッセージを送信するときに使用する,HTTPSプロキシサーバのポート番号を指定します。0~65,535の整数値で指定してください。デフォルトは設定されていません。
"アドレス"と同時に指定してください。
ユーザ名
HTTPSプロキシサーバで接続ユーザー認証をする場合に使用する,ユーザー名を指定します。デフォルトは設定されていません。指定するユーザー名の情報は該当するプロキシサーバの管理者から送付されます。
"パスワード"と同時に指定してください。
パスワード
HTTPSプロキシサーバで接続ユーザー認証をする場合に使用する,パスワードを指定します。デフォルトは設定されていません。指定するパスワードの情報は該当するプロキシサーバの管理者から送付されます。
"ユーザ名"と同時に指定してください。