ここでは,[受信条件の設定]画面について説明します。[受信条件の設定]画面は,[受信]タブで設定した受信するドキュメントについての情報を元に,より詳細な受信条件を設定する場合に使用します。設定できる詳細な受信条件としては,以下のものがあります。
- ドキュメント形式とドキュメント種別を指定して受信する
- ドキュメント形式とドキュメント種別を限定して,接続先サーバからドキュメントを受信できます。指定したドキュメント形式とドキュメント種別でないドキュメントは受信されません。その他の受信条件は,[受信]タブで設定した受信するドキュメントについての情報と同じになります。
[受信条件の設定]画面は,[簡易環境設定]画面の[受信]タブの受信条件一覧の[新規]ボタンまたは[編集]ボタンをクリックすると表示されます。
[受信条件の設定]画面を次に示します。
図3-7 [受信条件の設定]画面
![[図データ]](figure/zu03070b.gif)
- 受信条件の保存名
- 設定した受信ドキュメント条件を保存する名前を指定します。64バイト以内の文字列で指定してください。Windowsのファイル名に使用できない文字,または予約デバイス名は指定できません。指定した名前は[簡易環境設定]画面の[受信]タブの受信条件一覧に表示されます。
- ドキュメント形式
- ドキュメント形式を指定します。サーバ企業と取り決める項目です。次の五つから選択できます。
- SecondGenEDI(SecondGenEDI形式)
- JEDICOS-XML(JEDICOS-XML形式)
- JEDICOS(JEDICOS形式)
- J Protocol(JCA形式)
- Mutuality defined(相互定義:双方間の合意の下で使用する任意の形式)
- この項目は,必ず指定してください。
- ドキュメント種別
- ドキュメント種別を指定します。サーバ企業と取り決める項目です。ドキュメント形式に"Mutuality defined"以外の値を指定した場合,ドキュメント形式に対応するドキュメントの種別がコンボボックスに表示されます。
- ドキュメント形式が"Mutuality defined"の場合,255バイト以内の文字列でドキュメント種別を指定してください。なお,ドキュメント種別に何も指定しなくても問題ありません。
- ドキュメント形式が"Mutuality defined"でない場合は,この項目を必ず指定してください。
- [OK]ボタン
- クリックすると,入力した情報で受信条件を設定して[受信条件の設定]画面を終了し,[簡易環境設定]画面の[受信]タブに戻ります。
- 受信条件の保存名が,[簡易環境設定]画面の[受信]タブの受信条件一覧にすでにある場合,上書き保存するかどうかを確認するダイアログが表示されます。
- [キャンセル]ボタン
- クリックすると,入力した情報を破棄して[受信条件の設定]画面を終了し,[簡易環境設定]画面の[受信]タブに戻ります。