7.1.2 コマンドの入力形式

コマンドの入力形式を次に示します。

コマンド名称 [オプション …]

各項目について説明します。なお,ここではコマンドプロンプトを"$",コマンド名称を"cmd"と表記します。


<この項の構成>
(1) コマンド名称
(2) オプション

(1) コマンド名称

実行するコマンドのファイル名を指定します。

半角スペースを含むパスを指定してコマンドを実行する場合,パス全体を""で囲む必要があります。

(2) オプション

実行するコマンドのオプションを指定します。オプションの入力形式および指定規則を次に示します。

(a) オプションの入力形式

オプションは,"-"(ハイフン)で始まる文字列で,引数を指定できます。オプションの入力形式を次に示します。

$ cmd -オプションフラグ=オプション引数

(b) オプションの指定規則

オプションの指定規則を次に説明します。

(c) オプション省略時に仮定される値

オプションの指定を省略すると,クライアント引数定義ファイル,クライアント共通定義ファイルに記述されている値が仮定されます。これらの定義ファイルを作成している場合,オプションを省略してコマンドを実行できます。

オプションの省略時に仮定される値の優先度は,次のとおりです。

  1. コマンド引数オプション
  2. 1.が存在しない場合は,クライアント引数情報ファイル
  3. 2.も存在しない場合は,クライアント共通定義ファイル