付録A.1 インストール手順
(1) Application Designerの前提製品のインストール
まず,Application Designerを利用するために必要な前提製品をインストールします。インストールが必要な製品を,表A-1に示します。インストール方法については,各製品のマニュアルを参照してください。
なお,開発対象のWebアプリケーションでInternet Explorer以外のWebブラウザを使用する場合には,そのWebブラウザ製品も併せてインストールしてください。
表A-1 インストールが必要な前提製品
製品名称 | 前提製品 | 説明 |
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Cosminexus Application Designer | Visio 2002※またはVisio 2003※ | オブジェクトワークス/Studioが提供する画面遷移エディタを利用し,画面遷移図の形式で画面遷移情報を定義する場合に必要です。 |
Excel 2000,Excel 2002またはExcel 2003※ | オブジェクトワークス/Studioが提供する画面遷移表の形式で画面遷移情報を定義する場合に必要です。 |
- 注※
- Visio 2002またはVisio 2003を使用する場合,マクロのセキュリティレベルは「中」を設定してください。
(2) Cosminexus構成製品のインストール
前提製品のインストールを終えたあと,日立総合インストーラを使用して,Cosminexusをインストールします。
(a) 開発環境のPCにインストールが必要なCosminexusの製品
インストールが必要なCosminexusの製品を,表A-2に示します。
表A-2 インストールが必要なCosminexusの製品
製品名称 | 説明 |
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Cosminexus Application Development Plug-in | Application Designerの機能を提供するCosminexusの内訳製品です。 |
Cosminexus Developer's Kit for Java | Application Designerを動作させるために必要です。 |
Cosminexus XML Processor | Application Designerを動作させるために必要です。 |
(b) Cosminexus構成製品のインストール手順
- システム管理者の権限(Administrator)でログインします。
- 提供媒体をドライブにセットします。
- 日立総合インストーラを起動します。
インストールプログラムの画面に従って操作をしてください。
- インストールが終了したら,[完了]ボタンを選択します。
(3) オブジェクトワークス/Studioの組み込み
Cosminexus構成製品のインストールを終えたあと,オブジェクトワークス/StudioをVisioまたはExcelに組み込みます。オブジェクトワークス/Studioの組み込みは,VisioまたはExcelを起動していないことを確認した上で,実施してください。
- Windowsのスタートメニューから,[プログラム]-[Cosminexus]-[Application Development Plug-in]-[Application Designer]-[オブジェクトワークスの組み込み]を選びます。
「オブジェクトワークスの組み込み」ダイアログが表示されます。
- オブジェクトワークス/Studioを組み込む製品に応じて,「Microsoft Excel 2000への組み込み」,「Microsoft Excel 2002への組み込み」,「Microsoft Excel 2003への組み込み」,「Microsoft Visio 2002への組み込み」,「Microsoft Visio 2003への組み込み」をチェックします。
- 「オブジェクトワークスの組み込み」ダイアログの指定を確認したあと,[組み込み]ボタンを選択します。
オブジェクトワークス/StudioがVisioまたはExcelに組み込まれ,Application Designerを利用できるようになります。
- 注
- オブジェクトワークスの組み込みはCosminexusのインストール後に必ず行ってください。オブジェクトワークスの組み込みを行わなかった場合,以前にインストールしていた組み込み情報が使用され,画面遷移が正しく定義できない場合があります。
(4) 各製品を利用するための環境設定
Application Designerや,ほかのCosminexus構成製品に必要な環境設定を実施します。
- Application Designerの環境設定は,「付録A.2 Application Designerの環境設定」を参照してください。
- Visio 2003を使用する場合,以下のようにファイルパスの設定を行う必要があります。
- (a)Visio 2003を起動し,メニューバーの「ツール」-「オプション」を選択します。「オプション」ダイアログが表示されます。
- (b)「詳細設定」タブを選択します。
- (c)「ファイル パスの設定」ボタンをクリックします。「ファイル パスの設定ダイアログ」が表示されます。テンプレート,ステンシル,アドオンの格納先パスにVisio 2003のインストールフォルダ¥1041¥Solutionsを設定します。
なお,Visio 2003からの削除を行った場合は,必要に応じ設定したファイルパスを削除してください。