3.3.2 条件分岐しない遷移(Visio)
![[図データ]](figure/zu040230.gif)
画面と画面をアクションだけで結んだ遷移です。遷移の途中に条件分岐がないため,遷移先の画面が固定されていることを表します。
条件分岐しない遷移の定義手順と,定義で使用するダイアログについて説明します。
- <この項の構成>
- (1) 定義手順
- (2) 定義で使用するダイアログ
(1) 定義手順
画面遷移図に,条件分岐しない遷移を定義するときの手順を次に示します。
- 画面遷移図に,遷移元の画面と遷移先の画面を配置します。
ステンシルから画面の図形をドラッグして画面遷移図上に配置します。
![[図データ]](figure/zu040212.gif)
配置すると同時に「画面のプロパティ設定」ダイアログが表示されるので,各項目を設定してください。
ここでは遷移元の画面と遷移先の画面を配置するため,二つの画面の図形を配置します。
- 画面遷移図に,アクションの図形を配置します。
ステンシルからアクションの図形をドラッグして画面遷移図上に配置します。
![[図データ]](figure/zu040232.gif)
アクションの始点が画面に接続するように配置した場合は,「アクションのプロパティ設定」ダイアログが表示されるので,各項目を設定してください。
- 2.で配置したアクションの図形をドラッグして画面の図形に接続します。
アクションの始点は遷移元の画面に,終点は遷移先の画面に接続します。
![[図データ]](figure/zu040233.gif)
- 2.でアクションの図形のプロパティを設定していない場合は設定します。
アクションの図形のプロパティは,「アクションのプロパティ設定」ダイアログの各項目で設定します。「アクションのプロパティ設定」ダイアログは,アクションをダブルクリックすると表示されます。
(2) 定義で使用するダイアログ
画面遷移を制御するためには,画面遷移図に配置した図形に対してプロパティを設定する必要があります。プロパティは,各図形に対応したプロパティ設定のダイアログで設定します。
条件分岐しない遷移を定義するときは,「画面」および「アクション」の図形を使用するので,表3-2に示すダイアログを使用します。
表3-2 条件分岐しない遷移の定義で使用するダイアログ