付録B オブジェクトワークス/Studio利用時の制限事項
(1) 画面遷移図に関する留意点
- 複数コントロールにわたった画面遷移図は使用できません。このため,「コントロール」および「コントロールイン」のマスタシェイプは使用できません。
- フレームの機能は使用できません。
(2) コントロールIDの設定について
オブジェクトワークス/Studioのオプション設定で,コントロールIDを必ず指定してください。コントロールIDは,[画面遷移]-[オプション設定]を選び,表示される「オプションの設定」ダイアログの「コントロール」タブに指定します。
(3) 画面遷移情報を定義する場合の留意点
(4) 画面の定義
(a) 画面ID
- 複数のWeb画面に,同一の画面IDを指定することはできません。個々のWeb画面には,Webアプリケーションの中でユニークな画面IDを指定してください。
- 画面IDには,「NoPageID」および「*PageID」を指定できません。
(b) HTMLファイル名
- Web画面(HTMLファイル)のインタフェース定義のIDには,半角英数字(0~9,a~z,A~Z)およびアンダーバー(_)以外の文字を使用することはできません。また,インタフェース定義のIDに「had_」で始まる文字列を使用することはできません。
(5) アクションの定義
- アクションIDには,オブジェクトワークスの予約語である「NoActionID」および「*ActionID」を指定できません。
(6) 条件分岐の定義
- 開始から直接,条件分岐への遷移を定義することはできません。
- プロパティ名には,遷移元となるWeb画面のインタフェース定義で,データ型が文字のデータ項目に対応するインタフェース名を設定してください。
- 繰り返しを指定したデータ項目は,プロパティ名に指定できません。
(7) リターン値の定義
- リターン値には,半角英数字(0~9,a~z,A~Z)およびアンダーバー(_)以外の文字を指定することはできません。2バイト文字を使用した場合,Webアプリケーションの実行時に正しい動作が保証されないため,注意してください。
- リターン値の文字列として,ダブルクォーテーション( " )を使用できません。ただし,スペースを含むリターン値を指定する場合は,その文字列を囲むための指定に,ダブルクォーテーションを使用することができます。
- 一つの条件分岐から遷移する複数のリターン値に,同じ値を定義することはできません。