2.2.1 Visioに追加されるApplication Designerのメニューとウィンドウ

Visioのウィンドウと,Visioに追加されるApplication Designerのメニューについて説明します。

<この項の構成>
(1) ウィンドウ
(2) メニュー

(1) ウィンドウ

画面遷移の定義に使用するウィンドウを図2-4に示します。

図2-4 画面遷移を定義するウィンドウ(Visio使用)

[図データ]

(a) メニューバー

図2-5に示すように,Visioのメニューに加えて,画面遷移の定義に使用する[画面遷移]メニューが表示されています。[画面遷移]メニューについては,「(2)メニュー」を参照してください。

図2-5 Visioのメニューバー

[図データ]

(b) ステンシル

図2-6に示すステンシルには,画面遷移図の作成に使用する図形のマスタシェイプが一覧表示されています。図形は,ここからドラッグアンドドロップで画面遷移図上に配置できます。

ステンシルが表示されていない場合は,メニューの[ファイル]-[ステンシルを開く]-[画面遷移定義]から,「画面遷移図(CFW)」および「画面部品」を選択して開きます。なお,Application Designerで使用できるステンシルは「画面遷移図(CFW)」および「画面部品」だけです。

図2-6 ステンシル

[図データ]

(c) プロパティを設定するダイアログ

図2-7に示すプロパティを設定するダイアログで,画面遷移図に配置した図形に対するプロパティを設定します。プロパティを設定することで,図形ごとの制御が定義されます。プロパティを設定するダイアログの表示方法については,「2.2.4 プロパティを設定するダイアログの表示方法」を参照してください。

図2-7 プロパティを設定するダイアログ

[図データ]

(d) 画面遷移図

画面遷移図を作成するための領域を図2-8に示します。ここにステンシルから図形を配置して画面遷移図を作成します。

図2-8 画面遷移図

[図データ]

(2) メニュー

オブジェクトワークス/Studioの画面遷移エディタとApplication Designerをインストールすると,Visioのメニューバーに画面遷移を定義するための[画面遷移]メニューが追加されます。[画面遷移]メニューの各項目を,表2-1に説明します。

表2-1 画面遷移メニュー

メニュー項目説明
オプション設定コントロールIDなど,オプション設定ダイアログを表示します
プロパティ設定画面遷移図上で選択した図形のプロパティ設定ダイアログを表示します。
プロパティを設定するダイアログについては「3.3 画面遷移図の作成(Visio)」を参照してください。
表示切替画面遷移図に配置した図形の文字の表示方法を変更します
画面デザイン図形と,図形に設定したラベルやテキストをグループ化します
チェック現在編集している画面遷移図の,定義内容をチェックします
プログラム生成非サポート項目です。実行しないでください。
シミュレーション非サポート項目です。実行しないでください。
画面編集非サポート項目です。実行しないでください。
プレビュー非サポート項目です。実行しないでください。
環境設定Web画面の編集に使用するWeb画面定義ツールのパスなど,Application Designerを利用する上で必要な情報を設定します。
詳細については「3.2 Webアプリケーションの設定(プロジェクト設定)」を参照してください。
バージョン情報Application Designerのバージョン情報を表示します。
注※ 
詳細については,オブジェクトワークス/Studioの画面遷移エディタのマニュアルを参照してください。

なお,画面遷移図に配置した図形の上で右クリックしたときに表示されるコンテキストメニューには,表2-2に示す項目が追加されます。

表2-2 コンテキストメニューに追加される項目

メニュー項目説明
画面編集非サポート項目です。実行しないでください。
プレビュー非サポート項目です。実行しないでください。