3.3.4 自画面への遷移(Visio)

[図データ]

画面から,再度同じ画面へアクションを引きます。処理の結果,再度同じ画面を表示することを表します。

自画面への遷移の定義手順と,定義で使用するダイアログについて説明します。

<この項の構成>
(1) 定義手順
(2) 定義で使用するダイアログ

(1) 定義手順

画面遷移図に,自画面への遷移を定義するときの手順を次に示します。

  1. 画面遷移図に,画面を配置します。
    ステンシルから画面の図形をドラッグして画面遷移図に配置します。ここでは,自画面への遷移なので画面の図形は一つだけ配置します。
    配置すると同時に「画面のプロパティ設定」ダイアログが表示されるので,各項目を設定してください。
  2. 画面遷移図に,アクションの図形を配置します。
    ステンシルからアクションの図形をドラッグして画面遷移図上に配置します。

    [図データ]

    アクションの始点が画面に接続するようにドラッグした場合は,「アクションのプロパティ設定」ダイアログが表示されるので,各項目を設定してください。
  3. 2.で配置したアクションの始点と終点をドラッグして,両方とも同じ画面に接続します。

    [図データ]

  4. 2.でアクションの図形のプロパティを設定していない場合は設定します。
    アクションの図形のプロパティは,「アクションのプロパティ設定」ダイアログの項目で設定します。「アクションのプロパティ設定」ダイアログは,アクションをダブルクリックすると表示されます。

(2) 定義で使用するダイアログ

画面遷移を制御するためには,画面遷移図に配置した図形に対してプロパティを設定する必要があります。プロパティは,各図形に対応したプロパティ設定のダイアログで設定します。

自画面への遷移を定義するときは,「画面」および「アクション」の図形を使用するので,表3-4に示すダイアログを使用します。

表3-4 自画面への遷移の定義で使用するダイアログ

図形の種類ダイアログ名ダイアログの説明の参照先
画面画面のプロパティ設定3.3.6 画面のプロパティ設定ダイアログ
アクションアクションのプロパティ設定3.3.7 アクションのプロパティ設定ダイアログ