2.1.2 画面遷移表作成の開始と終了(Excel)

<この項の構成>
(1) 画面遷移表の作成を開始する(Excel)
(2) 画面遷移表を保存する(Excel)
(3) 画面遷移表の作成を終了する(Excel)

(1) 画面遷移表の作成を開始する(Excel)

画面遷移表の作成を開始する方法を次に示します。

  1. 画面遷移表のテンプレートファイル「CFWForm.xlt」をダブルクリックして開きます。
    画面遷移表のテンプレートファイル「CFWForm.xlt」は,次の場所に格納されています。

    Cosminexusインストールフォルダ¥O3W¥STUDIO¥STUDIOModule¥XML_Creator¥CFWForm.xlt

    図2-3に示すような何も定義されていない画面遷移表が開き,Application Designerを利用した編集ができる状態になります。
    なお,マクロを含んでいることを示すダイアログが表示された場合は,「マクロを有効にする」を選択してください。

    図2-3 画面遷移表の初期ウィンドウ

    [図データ]

既存の画面遷移表を編集する場合
Application Designer 05-06以前で作成した画面遷移表を06-00以降で使用する場合には,次の手順で06-00以降の画面遷移表(Excelシート)に移行してください。06-00以降に移行することで,画面遷移表上に環境設定情報を保持できるようになります。
  1. 移行元の05-06以前で作成したExcelファイル(画面遷移表)を開く。
  2. 移行先の06-00以降のExcelファイルを新規に開く。
  3. 移行元のExcelファイルで,画面遷移表を定義してあるシートのタブを右クリックし,「移動またはコピー」メニューを選択する。
  4. 表示されるダイアログで,次のように設定して[OK]をクリックする。
    ・「移動先ブック名」:移行先のExcelファイルの名前を選択
    ・「コピーを作成する」:チェックボタンをチェック
    ここまでの操作で,移行元の画面遷移表のシートが移行先のExcelシートにコピーされます。
  5. 移行先のExcelファイルで,元からあったシートのタブを右クリックし,「削除」メニューを選択して元からあったシートを削除する。
  6. 移行先のExcelファイルで,操作4で移行元からコピーしたシートのタブを右クリックし,「名前の変更」メニューを選択して任意の名前に変更する(変更の必要がない場合この操作は不要です)。
  7. 移行先のExcelファイルを任意の名称で保存する。

(2) 画面遷移表を保存する(Excel)

Application Designerで定義した画面遷移表は,XLS形式(.xls)のExcelファイルとして保存します。画面遷移表を新規に保存する場合と,編集中の画面遷移表を既存のファイルに上書き保存する場合について説明します。

注意
「CFWForm.xlt」ファイルは,画面遷移表のテンプレートです。「CFWForm.xlt」のフォーマットの変更はしないでください。
●新規保存する場合
  1. メニューから[ファイル]-[名前を付けて保存]を選択します。
    ファイルを選択するダイアログが表示されます。
  2. 保存するフォルダとファイル名を指定します。
    XLS形式(.xls)のExcelファイルとして保存してください。
  3. [保存]ボタンを押します。
    指定したファイル名で画面遷移表が保存されます。
●現在編集中のファイルに上書き保存する場合
  1. メニューから[ファイル]-[上書き保存]を選択します。
    編集中のファイルが保存されます。

(3) 画面遷移表の作成を終了する(Excel)

画面遷移表作成を終了する方法について説明します。

  1. メニューから[ファイル]-[終了]を選択するか,Excelのウィンドウ右上の[×]ボタンをクリックします。
    Excelが終了するとともに,Application Designerも終了します。