Application Designerの環境設定では,Webアプリケーションに共通の開発環境を指定します。
Application Designerの環境設定は,オブジェクトワークス/Studioを組み込んだVisioまたはExcelを起動し,Application Designerの「環境設定」ダイアログで設定します。「環境設定」ダイアログの表示方法と,「開発環境設定」タブでの設定項目について説明します。
ダイアログの表示方法は,Visioを使用する場合とExcelを使用する場合で異なります。
メニューを選択すると,図A-1に示すダイアログが表示されます。
図A-1 環境設定ダイアログ
ダイアログには,編集中の画面遷移図(Visio)/画面遷移表(Excel)が保持している環境設定情報の値が表示されます。
「開発環境設定」タブの各項目を表A-3に示します。
なお,「開発環境設定」タブの項目は,特に変更しないかぎり,一度設定すれば設定し直す必要はありません。
表A-3 環境設定ダイアログの設定項目(開発環境設定)
設定項目 | 設定内容 | 初期値 |
---|---|---|
Web画面定義ツールのパス | Web画面定義ツールの実行ファイルのパスをフルパスで指定します。259バイト以内で設定してください。 | あらかじめDreamweaverがインストールされている場合はその実行ファイルのパス。Dreamweaverがインストールされていない場合は空欄 |
ブラウザのパス | 使用しません。初期値のままとしてください。 | インストールされているInternet Explorerの実行ファイルのパス |
一時ファイル格納パス | 使用しません。初期値のままとしてください。 | Windowsの環境変数TEMPで指定されているパス。環境変数TEMPが設定されていない場合はOSのインストールフォルダ:¥temp |