2.8.2 モジュールトレース(環境変数)

モジュールトレースに関する環境変数の詳細について説明します。

<この項の構成>
(1) HVI_MDLTRACE
(2) HVI_MTRENTRYCOUNT
(3) HVI_MTRFILECOUNT

(1) HVI_MDLTRACE

~<文字列> { true|false|Y|N } <<true>>

モジュールトレースを取得するかどうかを設定します。

設定値"Y"および"N"は,下位バージョンのORBとの共通環境を実現するために使用できますが,設定値"true"および"false"の使用を推奨します。

注意事項
指定範囲外の値を設定した場合は,デフォルト値が設定されます。
使用言語
Java ORB,C++ ORB

(2) HVI_MTRENTRYCOUNT

(32ビット用OS) ~<符号なし整数> ((10~30000000)) <<5000>>

(64ビット用OS) ~<符号なし整数> ((10~30000000)) <<10000>>

モジュールトレースの出力ファイルのエントリ数の上限値を設定します。

注意事項
指定範囲外の値を設定した場合は,デフォルト値が設定されます。
使用言語
Java ORB,C++ ORB

(3) HVI_MTRFILECOUNT

(Java ORB) ~<符号なし整数> ((1~256)) <<15>>
モジュールトレースの出力ディレクトリ(${VBROKER_ADM}/../logj/mdltrc(%VBROKER_ADM%¥..¥logj¥mdltrc))に作成するファイル数の上限値を設定します。同時に実行するORBアプリケーション数以上の値にしてください。
(C++ ORB) ~<符号なし整数> ((1~256)) <<10>>
モジュールトレースの出力ディレクトリ(${VBROKER_ADM}/../log/mdltrc(%VBROKER_ADM%¥..¥log¥mdltrc))に作成するファイル数の上限値を設定します。
注意事項
指定範囲外の値を設定した場合は,デフォルト値が設定されます。
使用言語
Java ORB,C++ ORB