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uCosminexus Service Coordinator Interactive Workflow BPMN連携機能 使用の手引


7.4 ワーク管理データベースを作成する(PostgreSQLの場合)

SQLスクリプトファイルを使用して,テーブルやインデクスなどをPostgreSQLデータベースに作成します。

操作手順

  1. テキストエディタを使用して,SQLスクリプトファイル中の文字列を編集する。

    ■対象のSQLスクリプトファイル

    • <CSCIWのインストールディレクトリ>/sql/createtable_postgresql.sql

    • <CSCIWのインストールディレクトリ>/sql/createtableex_postgresql.sql

    • <CSCIWのインストールディレクトリ>/sql/insertex_postgresql.sql

    表7‒3 テーブルやインデクスの作成時に書き換えが必要なSQLスクリプトファイル中の文字列(PostgreSQLの場合)

    項番

    書き換えが必要な文字列

    書き換える内容

    1

    <SYSTEMID>

    システムID

    ワーク管理データベースを一意に識別するためのシステムIDに置換してください。システムIDに指定できる文字は,半角英大文字で始まる半角英大文字および半角数字で,5文字以内です。

    2

    <SCHEMANAME>

    CSCIWの管理用のスキーマ名

    ワーク管理データベースのテーブルやインデクスを作成するスキーマ名に置換してください。

    3

    <DATASPACE>

    テーブルを格納するテーブル空間名

    ワーク管理データベースのテーブルを格納するテーブル空間名に置換してください。

    4

    <INDEXSPACE>

    インデクスを格納するテーブル空間名

    ワーク管理データベースのインデクスを格納するテーブル空間名に置換してください。

    テーブルごとに格納先のテーブル空間を変えて指定するなど,格納するテーブル空間をカスタマイズできます。テーブル空間の指定方法については,PostgreSQLのマニュアルを参照してください。

  2. psqlコマンドを使用して,編集したSQLスクリプトファイルを実行する。

    編集したSQLスクリプトファイルを実行すると,接続するユーザのスキーマにテーブルが作成されます。psqlコマンドの使用方法については,PostgreSQLのマニュアルを参照してください。

    psqlコマンドの指定形式を示します。

    psql -U 接続ユーザ名 -d 接続データベース名 -f 編集したSQLスクリプトファイルの絶対パス
    注1

    次の権限を付与したユーザで接続してください。

    データベースに対する権限

    • CONNECT権限

    スキーマに対する権限

    • CREATE権限

    • USAGE権限

    テーブル空間に対する権限

    • CREATE権限

    注2

    PostgreSQL設定ファイル(postgresql.conf)について,standard_conforming_stringsのプロパティは設定しないでください。