1.8.10 呼び出し処理のタイムアウト
呼び出し先がRESTアプリケーションの場合,アプリケーション呼び出しサービスとRESTアプリケーションの間のRESTful Webサービスの通信タイムアウトを設定できます。
通信タイムアウトの設定方法を,優先順位が高い順に示します。
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アプリケーション呼び出し情報ファイルでの設定
アプリケーション呼び出し情報ファイルでタイムアウトを設定する場合は,ref識別子ごとに異なるタイムアウト値を指定できます。アプリケーション呼び出し情報ファイルでの設定方法については,「15.3.14 RESTアプリケーションの呼び出しの場合にファイルに指定する内容」の「(6) rest.request.read.timeout」と「(7) rest.request.connect.timeout」を参照してください。
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CosminexusのJ2EEサーバ単位の通信タイムアウトの設定
CosminexusのJ2EEサーバ単位の通信タイムアウトを設定する場合は,J2EEサーバ内のRESTful Webサービスの通信で,最も長くしたいタイムアウト値を設定してください。
CosminexusのJ2EEサーバ単位の通信タイムアウトの設定方法については,マニュアルCosminexus アプリケーションサーバ 機能解説 基本・開発編(Webコンテナ)の「J2EEサーバ単位の通信タイムアウトの設定」およびマニュアルCosminexus アプリケーションサーバ リファレンス 定義編(サーバ定義)の「usrconf.properties(J2EEサーバ用ユーザプロパティファイル)」を参照してください。
注意事項
通信タイムアウト(クライアントソケットの接続タイムアウト,またはクライアントソケットの読み込みタイムアウト)の設定値が,0または指定なしの場合,RESTアプリケーションが無応答になると,アプリケーション呼び出しサービスは応答を待ち続けます。そのため,上記の1.または2.の方法で,通信タイムアウトに0以外の値を設定してください。