adhocMakeTransition
インタフェース名:CIWActivityInstance
構文
void adhocMakeTransition(
java.lang.Integer aActivityInstanceID
)
throws CIWFatalException,
CIWTransientException,
CIWTransitionFailedException,
CIWStateException,
CIWEntityNotExistException
機能
対象となる業務ステップから指定した業務ステップに遷移します。
この操作によって,対象となる業務ステップの状態は「遷移済」に,遷移先の業務ステップの状態は「実行中」になります。
引数
adhocMakeTransitionの引数を次の表に示します。
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仮引数名 |
名称 |
in/out |
説明 |
|---|---|---|---|
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aActivityInstanceID |
遷移先の業務ステップのID |
in |
遷移先の業務ステップのIDを指定します。遷移先には「初期」状態の業務ステップのIDを指定する必要があります。 |
戻り値
ありません。
例外
adhocMakeTransitionで発生する例外を次の表に示します。
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発生する例外 |
説明 |
|---|---|
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処理を続行できない障害が発生した場合 |
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一時的なエラーが発生した場合 |
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案件処理中にエラーが発生した場合 |
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状態や属性の変更に失敗した場合 |
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処理しようとしたオブジェクトが存在しない場合 |
注意事項
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対象となる業務ステップが所属する案件は,「実行中」または「実行停止」状態である必要があります。そのほかの状態では,例外(CIWStateException)が発生します。
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対象となる業務ステップの状態は,「実行中」または「遷移可」である必要があります。そのほかの状態では,例外(CIWStateException)が発生します。
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遷移先の業務ステップが存在しない場合,例外(CIWEntityNotExistException)が発生します。
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遷移先の業務ステップの状態が「初期」の場合に遷移できます。そのほかの状態では,例外(CIWStateException)が発生します。
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遷移先の業務ステップのIDの指定値がnullの場合は,例外(java.lang.IllegalArgumentException)が発生します。
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対象となる業務ステップが所属する案件のビジネスプロセス定義のプロパティ「アドホックAPIを使用する」にチェックが入っていない場合は,例外(CIWFatalException)が発生します。