2.3.3 CIWServerオブジェクトの生成
CIWServerオブジェクトは,CIWFactoryクラスのcreateCIWServerメソッドを使用して生成します。
CIWServerオブジェクトの生成方法は,CIWServerオブジェクトをコネクションと関連づけるか,またはデータソースと関連づけるかどうかによって異なります。
(1) CIWConnectionCoordinatorを使用してコネクションと関連づける場合
CIWServerオブジェクトは,ユーザ記述子だけを指定したcreateCIWServerメソッドを使用して生成します。CIWServerオブジェクトを生成する場合の業務プログラムのコーディング例を次に示します。なお,例中の「factory」は,CIWFactoryオブジェクトを示します。
- 例
try { CIWServer server = factory.createCIWServer("User"); … } catch(CIWFatalException e) { // 例外処理を記述 }
(2) データソースと関連づける場合
ユーザ記述子とデータソースを指定したcreateCIWServerメソッドを使用して,CIWServerオブジェクトを生成します。CIWServerオブジェクトを生成する場合の業務プログラムのコーディング例を次に示します。なお,例中の「factory」はCIWFactoryオブジェクトを,「ds」はjavax.sql.DataSourceオブジェクトを示します。
- 例
try { // データソース取得処理 … CIWServer server = factory.createCIWServer( "User", ds); … } catch(CIWFatalException e) { // 例外処理を記述 }