1.2.2 ビジネスプロセスの変更(バージョンを更新しない場合)
ビジネスプロセス定義のバージョン番号を更新しないで定義内容を変更するには,ciweditbp(ビジネスプロセス定義の変更)コマンドを使用します。
登録済みの定義ファイルの変更手順を次の図に示します。
なお,図中の数字は,説明文の項番と対応しています。
- 説明
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ciwmngbp(ビジネスプロセス定義の管理)コマンドを実行し,変更したいビジネスプロセス定義を取得します。
ciwmngbp(ビジネスプロセス定義の管理)コマンドについては,マニュアル「uCosminexus Service Coordinator Interactive Workflow コマンド」を参照してください。
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取得したビジネスプロセス定義ファイルをファイル転送プロトコル(FTP)などでビジネスプロセス定義開発マシンに転送します。
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転送したビジネスプロセス定義ファイルをCSCIW-Definerで開きます。
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開いた定義ファイルのバージョン番号はそのままにし,定義だけを変更します。
- メモ
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CSCIW-Definerでビジネスプロセス定義を取得することもできます。
変更後のビジネスプロセス定義の登録手順を次の図に示します。
図1‒7 変更後のビジネスプロセス定義の登録 -
変更後のビジネスプロセス定義をローカルファイルに保存します。
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ローカルファイルに保存したビジネスプロセス定義ファイルをCSCIW実行マシンにFTPなどで転送します。なお,FTPの転送モードはバイナリモードで転送する必要があります。また,CSCIW実行マシンが複数ある場合は,任意の1台に転送してください。
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転送されたビジネスプロセス定義ファイルを指定し,ciweditbp(ビジネスプロセス定義の変更)コマンドを実行します。
コマンドを実行すると,転送されたビジネスプロセス定義ファイルのCSCIWに登録し,ワーク管理データベース上の指定されたビジネスプロセス定義の内容を変更します。
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- 注意事項
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ビジネスプロセス定義を変更したあとは,すべてのJ2EEサーバにあるCSCIWManagementServer,およびCSCIWを使用しているJavaアプリケーションを再起動してください。再起動することで,キャッシュしているビジネスプロセス定義が反映されます。詳細は,マニュアル「uCosminexus Service Coordinator Interactive Workflow システム構築・運用ガイド」の「ワーク管理システムの運用」を参照してください。
- 参考事項
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CSCIW-Definerについては,マニュアル「uCosminexus Service Coordinator Interactive Workflow ビジネスプロセス開発ガイド」を参照してください。
コマンドについては,マニュアル「uCosminexus Service Coordinator Interactive Workflow コマンド」を参照してください。