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uCosminexus Service Coordinator Interactive Workflow AP開発ガイド


allocateWorkItemEx

インタフェース名:CIWServer

〈このページの構成〉

構文

public CIWWorkItem allocateWorkItemEx(
     String aParticipant,
     String aFilter,
     String aSort,
     Set<CIWWorkItem.AttributeName> aAttributeNames,
     int aFetchCount
)

機能

指定したフィルター条件とソート条件を満たす作業群に対して,指定した割り当て先の作業者IDへ作業を割り当てます。最初に割り当てに成功した作業オブジェクトを返します。

割り当てる際に,作業オブジェクトを「実行開始可能」状態から「作業者実行」状態に変更します。指定したフィルター条件を満たす作業がない場合や,作業者を割り当てられる作業がない場合はnullを返します。

フィルター条件には次の2つの条件をAND条件で自動的に追加します。

引数

allocateWorkItemExの引数を次の表に示します。

表5‒87 allocateWorkItemExの引数

仮引数名

名称

in/out

説明

aParticipant

作業者ID

in

割り当てる作業者IDを<SYSTEMID>_WORK_ITEMテーブルのParticipantカラムのバイト数以下で指定します。

nullは指定できません。

aFilter

フィルター条件

in

作業を取得する場合のフィルター条件を指定します。

フィルター条件を指定しない場合は,nullを指定します。フィルター条件の指定方法については,「付録B 参照系APIで指定できる属性」を参照してください。

aSort

ソート条件

in

作業を取得する場合のソート条件を指定します。

ソート条件を指定しない場合は,nullを指定します。ソート条件の指定方法については,「付録B 参照系APIで指定できる属性」を参照してください。

aAttributeNames

属性名のセット

in

取得したい作業の属性名のセットを指定します。

取得属性名を指定しない場合は,サイズ0の属性名のセットまたはnullを指定します。取得属性名にnullは指定できません。取得属性名を指定しない場合でも,作業のID,作業が所属する案件のID,作業者のID,作業の状態,および作業の開始日時は必ず取得します。取得可能な属性は,CIWWorkItem.AttributeName列挙型で指定できる属性です。

aFetchCount

最大取得数

in

作業を取得する場合の最大取得数を指定します。

すべてを取得する場合は,-1を指定します。-1未満の値は設定できません。

戻り値

取得したCIWWorkItem(作業)オブジェクトを返します。取得したCIWWorkItem(作業)オブジェクトがない場合はnullを返します。

例外

allocateWorkItemExで発生する例外を次の表に示します。

表5‒88 allocateWorkItemExで発生する例外

発生する例外

説明

CIWTransientException

一時的なエラーが発生した場合

CIWFatalException

処理を続行できない障害が発生した場合

注意事項