changeState

構文

void changeState(
     CIWActivityInstance.State aNewState
)
     throws CIWTransientException,
            CIWTransitionFailedException,
            CIWFatalException,
            CIWEntityNotExistException,
            CIWStateException

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機能

対象となる業務ステップの状態を変更します。

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引数

changeStateの引数を次の表に示します。

表5‒11　changeStateの引数（CIWActivityInstanceの場合）

仮引数名	名称	in/out	説明
aNewState	業務ステップの状態	in	変更する業務ステップの状態を指定します。 指定する値として，このインタフェースで定義されたCIWActivityInstance.State列挙型の定数を指定できます。nullは指定できません。

aNewStateで指定できる業務ステップの状態を次の表に示します。

表5‒12　aNewStateで指定できる業務ステップの状態（CIWActivityInstanceの場合）

現在の状態		指定できる状態		状態遷移の意味
定数	意味	定数	意味
INITIAL	初期	READY	実行開始可能	活性化
RUNNING	実行中	INTERMITTED	実行停止	中断
INTERMITTED	実行停止	RUNNING	実行中	再開
−	未終了	TERMINATED	強制終了	強制終了
RUNNING	実行中	READY_FOR_TRANSITION	遷移可	業務ステップ終了

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戻り値

ありません。

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例外

changeStateで発生する例外を次の表に示します。

表5‒13　changeStateで発生する例外（CIWActivityInstanceの場合）

発生する例外	説明
CIWTransientException	一時的なエラーが発生した場合
CIWTransitionFailedException	案件処理中にエラーが発生した場合
CIWFatalException	処理を続行できない障害が発生した場合
CIWEntityNotExistException	処理しようとしたオブジェクトが存在しない場合
CIWStateException	状態の遷移に失敗した場合

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注意事項

• 業務ステップを「実行開始可能」状態へ遷移させる場合は，対象となる業務ステップが所属する案件は，「実行中」状態または「実行停止」状態である必要があります。そのほかの状態では，例外（CIWStateException）が発生します。

• 対象となる業務ステップが所属する案件がエラー案件の場合は，例外（CIWStateException）が発生します。

• 指定した状態が現在の状態と同じ場合は，例外（CIWStateException）が発生します。

• 変更する業務ステップの状態にnullを指定した場合は，例外（java.lang.IllegalArgumentException）が発生します。

• 業務ステップを強制終了した場合は，次の業務ステップへは遷移しません。そのため，ほかに「実行中」状態の業務ステップが存在しない場合は，案件の強制終了以外の操作ができなくなるので注意してください。また，実行中の業務ステップが存在した場合でも，待合ノードに続く業務ステップを強制終了すると，待合ノードから遷移しなくなります。注意してください。

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