Hitachi

uCosminexus Service Coordinator Interactive Workflow AP開発ガイド


initializeCIWFactory

クラス名:CIWAdmin

〈このページの構成〉

構文

public static void initializeCIWFactory(
     javax.sql.DataSource aDataSource
)
     throws CIWFatalException

機能

CSCIWを初期化します。

引数

initializeCIWFactoryの引数を次の表に示します。

表4‒2 initializeCIWFactoryの引数

仮引数名

名称

in/out

説明

aDataSource

データソースオブジェクト

in

CSCIWのワーク管理データベースにアクセスできるデータソースオブジェクトを指定します。

データソースオブジェクトに指定できるのは,引数なしのgetConnection()メソッドを実行したときに,CSCIWのワーク管理データベースにアクセスするためのjava.sql.Connectionオブジェクトを取得できるオブジェクトです。

指定されたデータソースを使用したトランザクションは,CSCIWが管理します。そのため,java.sql.Connectionのコミットおよびロールバックメソッドを使用できる必要があります。

グローバルトランザクションは使用できません。

nullは指定できません。

メモ

データソース実装クラスとして,oracle.jdbc.pool.OracleDataSourceクラスを使用する場合は,次に示す3項目が設定されていれば問題ありません。

  • JDBCのURL

    JDBCのURLについての詳細は使用するDBMSのマニュアルを参照してください。

  • 接続ユーザ名

  • 接続パスワード

データソース実装クラスとして,JP.co.Hitachi.soft.HiRDB.JDBC.PrdbDataSourceクラスを使用する場合は,次に示す4項目が設定されていれば問題ありません。

  • 接続付加情報

  • ホスト名

  • 認可識別子

  • 接続パスワード

データソース実装クラスとして,com.microsoft.sqlserver.jdbc.SQLServerDataSourceクラスを使用する場合は,次に示す5項目が設定されていれば問題ありません。

  • ホスト名

  • ポート番号

  • ユーザ名

  • パスワード

  • データベース名

例外

initializeCIWFactoryで発生する例外を次の表に示します。

表4‒3 initializeCIWFactoryで発生する例外

発生する例外

説明

CIWFatalException

処理を続行できない障害が発生した場合

注意事項