2.6.5 作業アプリケーションを作成するときの注意事項
作業アプリケーションを作成するときの注意事項について説明します。
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作業の返却,および再開を行った場合,作業アプリケーションは同じ情報で呼び出されます。このため,作業アプリケーションは,複数回呼び出されても正しく一度だけ業務処理を行うように作成する必要があります。作業アプリケーションに渡される情報については,「2.6.4(2) Javaオブジェクトに渡される情報(作業アプリケーションの場合)」を参照してください。
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作業アプリケーションの同期呼び出しで,エラーが発生し,ロールバックされたあとに再度呼び出す場合,作業IDは異なる値になることを考慮して作成する必要があります。
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作業アプリケーションの着手(perform),および完了(performAndComplete)は,必ずメソッドの戻り値で指定してください。