2.6.1　作成時の注意事項

Javaオブジェクト作成時の注意事項を次に示します。

CSCIWが提供するインタフェースを必ず実装してください。

CSCIWが提供するインタフェースの詳細については，「9.　Javaオブジェクト呼び出し用のインタフェース」を参照してください。
CSCIWが提供するインタフェースを実装したクラスでは，引数のあるコンストラクタやpublic以外のコンストラクタを実装しないでください。
Javaオブジェクトでは，CSCIWが提供するAPIを発行しないでください。
データベースへアクセスする場合は，CSCIWがJavaオブジェクトに渡すjava.sql.Connectionを利用してください。
Javaオブジェクトの処理で，CSCIWが渡すjava.sql.Connectionのコネクションを切断したり，トランザクションを終了したりしないでください。
Javaオブジェクト呼び出しでは，複数スレッドから同時に実行される場合があるため，クラス変数（スタティック変数）を使用しないでください。
Javaオブジェクトのパッケージは，「jp.co.Hitachi.soft.csciw」以外にしてください。
Javaオブジェクトはリクエスト（作業アプリケーションやルール評価のタイミング）ごとにインスタンス化されます。そのため，インスタンス変数（メンバ変数）とメソッドローカル変数だけを利用したコーディングを推奨します。