2.1 APIの特長
CSCIWで使用するAPIの特長について次に示します。
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業務プログラムで,ワーク管理データベースと業務データベースの同期処理ができる(DBコネクション共有管理機能)
CSCIWでは,ワーク管理データベースと業務データベースのコネクションを共有できます。データベースのコネクションを共有することで,ワーク管理データベースに対する更新処理と業務データベースに対する更新処理を同一トランザクションで実行できます。
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処理の対象や流れが理解しやすく,効率良く業務プログラムが作成できる
Java言語のクラスおよびインタフェースを,処理する対象ごとに案件,業務ステップ,作業などの単位で提供しています。処理の対象ごとにクラスおよびインタフェースを提供することで,処理の流れが理解しやすくなり,効率的に業務プログラムを作成できるようになります。
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ポータビリティの高い業務プログラムが作成できる
Java言語およびEJBの仕様に基づいたプログラミングをすることで,プログラミングコードを変更しなくても,異なるプラットフォームで動作する業務プログラムを作成できます。
- ヒント
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BPMN連携機能を使用する場合,業務アプリケーションの開発には,REST APIまたはBPMN連携ライブラリのJava APIを使用します。Java APIで開発する場合,このマニュアルで説明する更新系APIは使用しません(ただし,参照系APIは,このマニュアルで説明しているAPIを使用します)。
REST APIおよびBPMN連携ライブラリのJava APIについては,マニュアル「uCosminexus Service Coordinator Interactive Workflow BPMN連携機能 使用の手引」を参照してください。