1.1 CSCIWで使用するビジネスプロセス定義と振り分けルール定義の開発
CSCIWで使用するビジネスプロセス(ビジネスプロセス定義および振り分けルール定義)は,CSCIW-Definerを使用して開発します。
開発したビジネスプロセスをチェックし,エラーがないことを確認します。確認したあと,CSCIW-Definer,またはコマンドを使用して,ビジネスプロセスを登録します。
ビジネスプロセスの登録の流れを次の図に示します。
なお,図中の数字は,説明文の項番と対応しています。
- 説明
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登録するビジネスプロセス定義または振り分けルール定義を指定します。
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[登録]メニューを選択し,登録処理を実行します。
登録処理を実行すると,CSCIWManagementServerを経由して,開発したビジネスプロセス定義または振り分けルール定義の内容がワーク管理データベースに登録されます。
図1‒2 ビジネスプロセスの登録の流れ(コマンドを使用する場合)
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- 説明
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開発したビジネスプロセス定義および振り分けルール定義をローカルファイルに保存します。
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ローカルファイルに保存したビジネスプロセス定義ファイルおよび振り分けルール定義ファイルをCSCIW実行マシンにファイル転送プロトコル(FTP)などで転送します。なお,FTPの転送モードは,バイナリモードで転送する必要があります。また,CSCIW実行マシンが複数ある場合は,任意の1台に転送してください。
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転送されたビジネスプロセス定義ファイルおよび振り分けルール定義ファイルを指定し,ciwmngbp(ビジネスプロセス定義の管理)コマンドおよびciwmngcr(振り分けルール定義の管理)コマンドを実行します。
コマンドを実行すると,指定したビジネスプロセス定義ファイルおよび振り分けルール定義ファイルの内容がワーク管理データベースに登録されます。
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- 注意事項
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ビジネスプロセス定義および振り分けルール定義を追加,変更,または削除したあとは,すべてのJ2EEサーバにあるCSCIWManagementServer,およびCSCIWを使用しているJavaアプリケーションを再起動してください。再起動することで,キャッシュしているビジネスプロセス定義および振り分けルール定義が反映されます。詳細は,マニュアル「uCosminexus Service Coordinator Interactive Workflow システム構築・運用ガイド」の「ビジネスプロセス定義および振り分けルール定義の変更」を参照してください。
- 参考事項
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CSCIW-Definerについては,マニュアル「uCosminexus Service Coordinator Interactive Workflow ビジネスプロセス開発ガイド」を参照してください。
コマンドについては,マニュアル「uCosminexus Service Coordinator Interactive Workflow コマンド」を参照してください。