付録I.4 運用管理RESTサービスの設定
運用管理RESTサービスを使用するには,運用管理RESTサービスの設定をします。運用管理RESTサービスは,運用管理RESTサービスを実行するCosminexusにだけ組み込んでください。すべてのCosminexusに対して組み込む必要はありません。なお,先にCIWManagementServerをCosminexusに組み込んでから,運用管理RESTサービスを組み込んでください。
- 〈この項の構成〉
(1) コンテナ拡張ライブラリへの設定追加
運用管理RESTサービスを使用する場合は,CosminexusのJ2EEサーバ用オプションのadd.class.pathに,csciwbpmn.jarファイルを追加してください。すでにcsciwbpmn.jarが追加されている場合は,新たに設定を追加する必要はありません。
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Windowsの場合
add.class.path=<CSCIWインストールフォルダ>\lib\csciwbpmn.jar
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UNIXの場合
add.class.path=/opt/hitachi/CSCIW/lib/csciwbpmn.jar
add.class.pathについては,マニュアル「Cosminexus アプリケーションサーバ リファレンス 定義編(サーバ定義)」の「usrconf.cfg(J2EEサーバ用オプション定義ファイル)」の説明を参照してください。
(2) 運用管理RESTサービスのインポート
Cosminexusを起動したあと,運用管理RESTサービスを組み込みます。
運用管理RESTサービスのファイルの格納パスは,次のとおりです。
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Windowsの場合
<CSCIWインストールフォルダ>\lib\csciwmngws.ear
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UNIXの場合
/opt/hitachi/CSCIW/lib/csciwmngws.ear
cjimportappコマンドを使用して,インポートします。
インポート方法については,マニュアル「Cosminexus アプリケーションサーバ アプリケーション設定操作ガイド」の「J2EEアプリケーションのインポート」の説明を参照してください。
(3) 運用管理RESTサービスのプロパティ設定
データベースと接続するためのDB Connectorのリソースアダプタの表示名に「DB_Connector_for_CSCIW」を設定した場合,この手順は不要です。
「DB_Connector_for_CSCIW」以外を設定した場合は,データソース表示名をリソースアダプタと同じ表示名に変更してください。変更方法については「付録I.5(1) 運用管理RESTサービスが使用するデータソース表示名の変更」を参照してください。
(4) 運用管理RESTサービスの開始
cjstartappコマンドを使用して,運用管理RESTサービスを開始します。
運用管理RESTサービスを開始するためには,CIWManagementServerが開始している必要があります。
開始方法については,マニュアル「Cosminexus アプリケーションサーバ アプリケーション設定操作ガイド」の「J2EEアプリケーションの開始」の説明を参照してください。
運用管理RESTサービスのJ2EEアプリケーション名はCSCIWManagementRESTServiceです。
(5) コンテキストルートの設定
J2EEサーバのフロントエンドにリバースプロキシを配置する場合,コンテキストルート「csciwmngws」のリクエストを転送する設定をしてください。