5.4.3 ワーク管理データベースの環境削除(SQL Serverの場合)
(1) ワーク管理データベースの削除(SQL Serverの場合)
ワーク管理データベースのテーブルやインデクスをSQL Serverから削除する方法を説明します。
テーブルやインデクスは,SQLスクリプトファイルを使用して削除してください。
(a) SQLスクリプトファイルの編集
テーブルやインデクスは,次に示すSQLスクリプトファイルを編集して削除します。
<CSCIWインストールディレクトリ>/sql/droptable_sqlserver.sql
SQLスクリプトファイル中の文字列を,テキストエディタを使用してワーク管理データベース用に書き換えてください。テーブルやインデクスを削除する際にSQLスクリプトファイルの書き換えが必要な文字列,および書き換える内容を次に示します。
書き換えが必要な文字列 |
書き換える内容 |
---|---|
<SYSTEMID> |
システムID ワーク管理データベースを作成した際に設定したシステムIDに置換してください。 |
(b) SQLスクリプトファイルを実行
編集したSQLスクリプトファイルを,sqlcmdユティリティを使用して実行します。
sqlcmdユティリティに編集したSQLスクリプトファイルを指定し,実行することで,テーブルやインデクスを削除できます。sqlcmdユティリティの使用方法については,SQL Serverのマニュアルを参照してください。
sqlcmdユティリティの指定例を次に示します。
sqlcmd -U <接続ユーザ名> -P <パスワード> -i <編集したSQLスクリプトファイルの絶対パス>
- 注
-
接続ユーザ名およびパスワードの指定値は,ワーク管理データベースを作成した際に設定した値と同じにしてください。
(2) データベースへのアクセス権限の削除(SQL Serverの場合)
ワーク管理データベースのテーブルやインデクスへ付与したアクセス権限をSQL Serverから削除する方法を示します。
「5.4.3(1) ワーク管理データベースの削除(SQL Serverの場合)」の操作を実施してワーク管理データベースのテーブルを削除済みの場合は,アクセス権限の削除は不要です。
アクセス権限はSQLスクリプトファイルを使用して削除してください。
(a) SQLスクリプトファイルの編集
テーブルやインデクスへ付与したアクセス権限は,次に示すSQLスクリプトファイルを編集して削除します。
<CSCIWインストールディレクトリ>/sql/revoketable_sqlserver.sql
SQLスクリプトファイル中の文字列を,テキストエディタを使用してワーク管理データベースへアクセスできるように書き換えてください。アクセス権限を削除する際にSQLスクリプトファイルの書き換えが必要な文字列,および書き換える内容を次に示します。
書き換えが必要な文字列 |
書き換える内容 |
---|---|
<SCHEMANAME> |
CSCIWの管理用のスキーマ ワーク管理データベースのテーブルやインデクスを作成したスキーマに置換してください。 |
<SYSTEMID> |
システムID ワーク管理データベースを作成した際に設定したシステムIDに置換してください。 |
<USERNAME> |
業務アプリケーション用のユーザ 業務アプリケーションが接続するためのユーザに置換してください。 |
(b) SQLスクリプトファイルを実行
編集したSQLスクリプトファイルを,sqlcmdユティリティを使用して実行します。
sqlcmdユティリティに編集したSQLスクリプトファイルを指定し,実行することで,アクセス権限を削除できます。sqlcmdユティリティの使用方法については,SQL Serverのマニュアルを参照してください。