8.1 画面構成

運用環境での画面構成について説明します。

図8-1 運用環境での画面構成

[図データ]

メニューバー
Eclipseのメニューバーです。運用環境の固有メニューは[HCSC-Manager]です。
ツリービュー
HCSC-Managerが管理しているシステム構成,および管理対象(アダプタやビジネスプロセス)の状態がアイコンで表示されます。ツリービューでは,管理対象を示すアイコンに,その状態を表すアイコンを組み合わせて表示します。ツリービューで表示されるアイコンを次の表に示します。

表8-1 ツリービューで表示されるアイコン

分類アイコン/状態説明
アイコン[図データ] HCSC-Managerを示します。
[図データ] HCSC-Domainを示します。
[図データ] ロードバランスクラスタまたはHAクラスタを示します。
[図データ] HCSCサーバを示します。
[図データ] ビジネスプロセスを示します。
[図データ] サービスアダプタまたはDBアダプタを示します。
[図データ] ユーザ定義受付を示します。
状態[図データ] 次のどちらかを示します。
  • HCSCサーバの起動状態
  • サービスアダプタまたはDBアダプタの開始状態
[図データ] 停止状態を示します。
[図データ] 閉塞状態を示します。
[図データ] 配備前状態を示します。
[図データ] 取得失敗を示します。
ツリービューで管理対象を選択して右クリックすると,コンテキストメニューが表示され,管理対象に対する操作ができるようになります。
エディタエリア
ツリービューに表示される管理対象の情報を表示したり,操作したりするためのエディタです。エディタの種類を次に示します。

表8-2 エディタの種類

エディタ名ページ名機能
HCSCサーバエディタ基本情報ページHCSCサーバの基本情報を表示します。
定義情報ページHCSCサーバの定義情報を表示します。
稼働運用ページHCSCサーバの稼働運用操作を実行します。
稼働確認ページHCSCサーバのリソースの稼働情報を確認します。
ビジネスプロセスエディタ基本情報ページビジネスプロセスの基本情報を表示します。
稼働運用ページビジネスプロセスの稼働運用操作を実行します。
履歴管理ページプロセスインスタンスの実行履歴を管理します。
サービスアダプタエディタ基本情報ページサービスアダプタの基本情報を表示します。
稼働運用ページサービスアダプタの稼働運用を実行します。
ユーザ定義受付エディタ基本情報ページユーザ定義受付の基本情報を表示します。
定義情報ページユーザ定義受付の定義情報を表示します。
稼働運用ページユーザ定義受付の稼働運用操作を実行します。
タブ
エディタごとに,表8-2に示すページに切り替わります。
コンソールビュー
ログを出力する領域です。
コンソールビューには,次の形式で出力されます。
yyyy/mm/dd△hh:mm:ss△アプリケーション名△メッセージID△メッセージ本文 
アプリケーション名には,次のように表示されます。
  • 画面操作のログの場合:「Plug-in」
  • Cosminexus Managerからのログの場合:セットアップ時に指定したCosminexus Manager名
出力されるメッセージが64KBを超える場合は,古いメッセージから4KBほど行単位で削除されます。
ショートカット
ツリービューやダイアログなどで,[Alt]キーを押したまま「(G)」などのアンダーバー付きの文字と同じキーを押すと,管理対象を選択できます。