cscenvbackupHCSC-Manager環境のバックアップ

形式

cscenvbackup [-h]
            -user <ログインユーザID>
            -pass <ログインパスワード>
            [-backupdir <バックアップファイル出力先ディレクトリ>]

機能

HCSC-Manager環境で発生した障害の復旧やスケールアップなどの環境移行をするために,HCSC-Manager環境の復元に必要なファイルをバックアップします。バックアップファイル名は,次の形式で付与されます。

cscmngBKaaabbbcccddd_YYYYMMDDhhmmss.zip

cscmngBK:
HCSC-Manager環境のバックアップファイルであることを示します。
aaabbbcccddd:
コマンドを実行したマシンのIPアドレスを示します。
YYYYMMDDhhmmss:
バックアップした時間を示します。
YYYY:西暦,MM:月,DD:日,hh:時,mm:分,ss:秒

ログインユーザIDなどの必須オプションは,HCSC-Managerコマンド共通定義ファイルにデフォルト値を設定することで,このコマンドでの指定を省略できます。

引数

-h

コマンドの使用方法が表示されます。このオプションを指定している場合は,ほかのオプションを指定しても無視されます。

-user <ログインユーザID> ~<半角英数字およびアンダーライン(_)> ((1-16文字))

HCSC-Managerログイン時に使用するユーザIDを指定します。

-pass <ログインパスワード> ~<半角英数字およびアンダーライン(_)> ((1-16文字))

HCSC-Managerログイン時に使用するパスワードを指定します。

-backupdir <バックアップファイル出力先ディレクトリ> ((1-100バイト))

HCSC-Manager環境のバックアップファイルの出力先ディレクトリを指定します。

戻り値

戻り値意味
0正常終了しました。
1コマンドが異常終了しました。
3排他エラーが発生しました。
9実行権限のチェックエラーが発生しました。

注意事項

cscrepdiffコマンドで現在のシステム構成情報との比較はできません。