2.1.6 uCosminexus 日立コード変換 - Development Kitのセットアップ

XMLデータの電文フォーマットとバイナリデータの電文フォーマットのデータ変換を定義する場合,uCosminexus 日立コード変換 - Development Kitをセットアップします。

<この項の構成>
(1) インストール
(2) 環境設定
(3) ユーザマッピングファイル(外字ファイル)の作成と格納

(1) インストール

uCosminexus 日立コード変換 - Development Kitをインストールします。

インストール方法の詳細は,uCosminexus 日立コード変換 - Development Kitに添付されているドキュメントを参照してください。

(2) 環境設定

環境設定として,次の作業を実施します。

uCosminexus 日立コード変換 - Development Kitのjarファイルのコピー
uCosminexus 日立コード変換 - Development KitのjarファイルをuCosminexus Service Architectのインストールディレクトリにコピーします。コピー先を次に示します。

<Cosminexusのインストールディレクトリ>¥CSCTE¥lib

変換テーブル(ユーザマッピングファイル)の格納パスの追加
Eclipseの初期設定ファイル(eclipse.ini)に次の定義を追加します。

-Dcscte.dt.codetablepath=<変換テーブルの格納パス>

例えば,uCosminexus 日立コード変換 - Development Kitを「C:¥Program Files¥HITACHI¥CodeConvJ」にインストールした場合,次のように定義を追加します。

-Dcscte.dt.codetablepath= C:¥Program Files¥HITACHI¥CodeConvJ¥Table

(3) ユーザマッピングファイル(外字ファイル)の作成と格納

uCosminexus 日立コード変換 - Development Kitでユーザマッピングファイルを作成し,所定のフォルダに格納します。

ユーザマッピングファイルの作成
ユーザマッピングファイルの作成については,uCosminexus 日立コード変換 - Development Kitに添付されているドキュメントを参照してください。
作成時の注意事項
  • ユーザマッピングファイルのファイル名は,uCosminexus 日立コード変換 - Development Kitで定義されているデフォルトのファイル名にします。
  • 必ずUnicodeへのマッピングファイルを作成します。例えば,JIS漢字からKEISへのマッピングを定義する場合,「JIS漢字からUnicode」と「UnicodeからKEIS」のユーザマッピングを定義する必要があります。
ユーザマッピングファイルの格納
作成したユーザマッピングファイルは,次のディレクトリに格納します。
開発環境
2.1.6(2) 環境設定」でEclipseの初期設定ファイル(eclipse.ini)に追加したパス(-Dcscte.dt.codetablepathに指定したパス)に格納します。
実行環境
実行環境でuCosminexus 日立コード変換 - Server Runtime(Windowsの場合),またはuCosminexus 日立コード変換 - Runtime(UNIXの場合)をセットアップするとき,システムプロパティファイル(usrconf.properties)に追加したパスに格納します。
実行環境でのuCosminexus 日立コード変換 - Server Runtime,またはuCosminexus 日立コード変換 - Runtimeのセットアップについては,マニュアル「Cosminexus サービスプラットフォーム システム構築・運用ガイド」のuCosminexus 日立コード変換 - Server RuntimeまたはuCosminexus 日立コード変換 - Runtimeのセットアップに関する内容を参照してください。