サービス部品を呼び出すHCSCサーバの同期受付(Webサービス)のインターフェース情報をWSDLから取得します。WSDLを取得するには,次の二つの方法があります。
- 方法1
- Eclipseのメニューから,[HCSC-Definer]-[公開サービス一覧]を選択します。
ツリービューの公開サービス一覧に,HCSCコンポーネントの一覧が表示されます。
- HCSCコンポーネントの一覧から,呼び出すサービス部品(HCSCコンポーネント)を選択し,ダブルクリックします。
HCSCコンポーネント情報表示画面に,HCSCコンポーネントの情報が表示されます。HCSCコンポーネント情報表示画面の詳細については,「11.2.6 HCSCコンポーネント情報表示画面」を参照してください。
[サーバ情報]には,サービス部品の要求先となるHCSCサーバの情報が表示されます。
- [WSDL取得]ボタンをクリックします。
[WSDLファイルの保存]ダイアログが表示さます。
保存先を指定して,WSDLを取得します。
- 注意
- 方法1では,document-literal型のWSDLは取得できません。document-literal型のWSDLを取得するには方法2を実施してください。
- 方法2
- HCSC-Messagingをインストールしたディレクトリから,サンプルとして提供されているWSDLを取得します。
HCSC-Messagingをインストールしたディレクトリには,rpc-literal型のcscmsg_ws.wsdlファイルとdocument-literal型のcscmsg_ws_doc.wsdlファイルがWSDLのサンプルとして提供されています。用途に合わせてどちらかのWSDLを取得してください。
HCSC-Messagingをインストールしたディレクトリについては,マニュアル「Cosminexus サービスプラットフォーム システム構築・運用ガイド」のuCosminexus Service Platformのインストールに関する内容を参照してください。
- WSDLの<soap:address>のlocationの内容を次のように変更します。
http://<ホスト名>:<ポート番号>※1/<コンテキストルート>※2
/services/CSCMsgSyncServiceDeliveryWSImpl
- 注※1
- HCSCサーバのURLです。
- 注※2
- 開発環境および運用環境でHCSCサーバ構成配備時に決定されるHCSCサーバのクラスタ名です。
方法2ではWSDLの内容を変更する必要がありますが,方法1では定義されている正確なWSDLの情報を取得できます。rpc-literal型のWSDLを取得する場合,できる限り方法1の手順を実施してください。