11.3.6 ノード選択ダイアログ(バイナリフォーマット定義)

ノード選択ダイアログは,構成要素の出現回数やサイズをほかの要素から参照する場合のターゲットノードや,構成要素の選択条件値を持つ選択条件ノードを選択するときに使用します。

次のダイアログにある[ノード選択]ボタンをクリックした場合に表示されます。

[インフォメーション]
ノード選択ダイアログの入力情報に問題がある場合に,ダイアログの最上段に問題点を示すメッセージが表示されます。表示されるメッセージと対策については,「4.4.5(1) 検証内容」を参照してください。
[パス指定]
ターゲットノードまたは選択条件ノードの指定方法をラジオボタンで選択します。
[基準パス]
基準ノードからのパスでターゲットノードまたは選択条件ノードを指定する場合に選択します。
基準ノードとは,参照元の構成要素(依存ノード)がツリー全体に複数ある場合に,共通するツリー構成部分の最上位ノードです。
[基準パス]を選択すると,[ノード構成]には基準ノードからの構成がツリー表示されます。
[基準パス]を選択した場合の例を次の図に示します。

図11-36 基準パスを選択した場合の例

[図データ]
[絶対パス]
ルート要素からのパスでターゲットノードまたは選択条件ノードを指定する場合に選択します。
[絶対パス]を選択すると,[ノード構成]にはルート要素からの構成がツリー表示されます。
[絶対パス]を選択した場合の例を次の図に示します。

図11-37 絶対パスを選択した場合の例

[図データ]

 

[ノード構成]
[パス指定]の選択に従って,ノードの構成がツリー表示されます。表示されたツリーからターゲットノードまたは選択条件ノードを選択します。
[OK]ボタン
指定した内容を設定してノード選択ダイアログを閉じます。
[キャンセル]ボタン
指定した内容を設定しないでノード選択ダイアログを閉じます。