7.5.1 複数の文字列を連結する
(1) 使用するファンクション
複数のマッピング元の文字列を連結するには,文字列連結ファンクションを使用します。文字列連結ファンクションを使用した例を次に示します。
図7-2 文字列連結ファンクションの使用例
![[図データ]](figure/zc060100.gif)
(2) 設定手順
複数のマッピング元の文字列を連結して,一つの文字列にする手順を次に示します。
- パレットから文字列連結ファンクション(concat)を選択して,マッピングビューアに配置します。
- マッピング線を設定します。
- 次のどちらかの方法で[文字列連結]ダイアログを表示させます。
- 文字列連結ファンクションを右クリックして,[設定]を選択します。
- 文字列連結ファンクションをダブルクリックします。
[文字列連結]ダイアログが表示されます。
[文字列連結]ダイアログの詳細については,「11.5.9 文字列連結ダイアログ」を参照してください。
- [入力]に連結させたい文字列のマッピング元を追加する場合,次のように設定します。
- マッピング元が変換元ノードの場合
[ノード追加]ボタンをクリックすると,[ノード選択]ダイアログが表示されます。[ノード選択]ダイアログで,マッピング元となる変換元ノードを選択します。
- マッピング元がファンクションの場合
[ファンクション追加]ボタンをクリックすると,[ファンクション選択]ダイアログが表示されます。[ファンクション選択]ダイアログで,マッピング元となるファンクションを選択します。
[入力]に複数のマッピング元を指定した場合,[入力]に表示された連結対象は上から順に連結されます。一番上に表示された連結対象は,連結した文字列の左側に設定されます。
- [入力]に変換元ノードが指定されている場合,その変換元ノードに条件を設定して,その条件を満たす場合だけマッピングさせたいとき,[ノード条件設定]ボタンをクリックします。
[ノード条件設定]ダイアログが表示されます。
ノード条件の設定方法については,「7.7 ノード条件を設定する」を参照してください。また,[ノード条件設定]ダイアログについては,「11.5.6 ノード条件設定ダイアログ」を参照してください。
- [OK]ボタンをクリックします。