5.3.4 サービスアダプタ(MDB(DBキュー))を定義する
(1) キュー名称の取得
サービス部品がMDB(DBキュー)の場合,サービス部品のキュー名称を開発者から取得する必要があります。キュー名称は,サービスアダプタを定義するときに使用します。
(2) サービス部品の電文フォーマット
(3) データ変換
サービスリクエスタの電文の形式と,サービスアダプタが呼び出すサービス部品の電文の形式が異なる場合,データ変換が必要です。
データ変換を行う場合,サービスアダプタ定義画面で標準電文にサービスリクエスタから入力される電文を設定し,データ変換定義画面でデータ変換(マッピング)を定義します。
データ変換の詳細については,「7. データ変換の定義」を参照してください。
(4) サービスアダプタ定義画面での操作
MDB(DBキュー)に対するアダプタを定義する場合の手順を次に示します。
- サービスアダプタ定義画面を表示します。
サービスアダプタ定義画面の表示方法については,「5.3.1(5) サービスアダプタ定義画面の表示」を参照してください。
- サービス部品制御情報の[サービス名],[サービスID],および[最大インスタンス数]を必要に応じて編集します。
- サービス部品制御情報の[アドレス]を指定します。
[アドレス]には,共用キューを使用する場合の登録先キュー名を入力します。共用キューを使用する場合の登録先キュー名については,マニュアル「Cosminexus Reliable Messaging」を参照してください。
- サービス部品制御情報の[オペレーション]のドロップダウンリストから,編集したいオペレーションを選択します。
- オペレーション情報に表示されている内容を確認します。
- 要求電文について次に示す操作をします。
- 標準電文のフォーマットを指定する場合
- 手順7.~10.を実施して,手順11.に進みます。
- 標準電文のフォーマットを指定しない場合
- 手順11.に進みます。
- 標準電文の[使う]チェックボックスをチェックします。
- 標準電文の[フォーマットID]を指定します。
- 標準電文の[...]ボタンをクリックして,[電文フォーマット]に標準電文のフォーマットを指定します。
なお,外部のXMLスキーマを参照している電文フォーマットを設定する場合,必ずルートスキーマに当たるファイルを設定してください。ルートスキーマから参照される外部のXMLスキーマファイルは,自動的に取り込まれます。
指定できる電文フォーマットの形式については,「2.5.5 XMLスキーマの適用範囲」を参照してください。
- 標準電文の[表示]ボタンをクリックします。
標準電文のフォーマットが表示されます。必要に応じて指定した標準電文のフォーマットを確認してください。
- サービス部品電文の[フォーマットID]を指定します。
- サービス部品電文の[...]ボタンをクリックして,[電文フォーマット]にサービス部品電文のフォーマットを指定します。
- サービス部品電文の[表示]ボタンをクリックします。
サービス部品電文のフォーマットが表示されます。必要に応じて指定したサービス部品電文のフォーマットを確認してください。
- 定義内容を確認して,Eclipseのメニューから[ファイル]-[保管]を選択し,定義内容を保存します。