6.3 ビジネスプロセスの内容の定義

ビジネスプロセスの内容はビジネスプロセス定義画面で定義します。

ビジネスプロセス定義画面は,ツリービューのサービス定義一覧で表示されたサービス内のビジネスプロセスをダブルクリックすると表示されます。

ビジネスプロセス定義画面の詳細については,「11.2.3 ビジネスプロセス定義画面」を参照してください。

ビジネスプロセス定義画面では,アクティビティと変数・相関セットを定義します。

<この節の構成>
(1) アクティビティ
(2) 変数・相関セット

(1) アクティビティ

ビジネスプロセスは,複数のアクティビティを連結して定義します。

アクティビティとは,ビジネスプロセスの構成要素となる部品であり,処理の構造も表現したものです。複数のアクティビティを連結して,ビジネスプロセスの処理フローを定義します。ビジネスプロセスは,アクティビティを画面上で配置・連結して定義します。

アクティビティの配置,連結方法の詳細については,「6.4 アクティビティの配置と連結」を参照してください。

(2) 変数・相関セット

ビジネスプロセスには,変数と相関セットを定義できます。

(a) 変数

ビジネスプロセスの処理の中で,条件式の項の値などに変数値を利用する場合,アクティビティの定義で変数を宣言します。

ビジネスプロセス内で利用できる変数の種類,アクティビティとの関係および定義方法については,「6.5.1 変数の定義」を参照してください。

(b) 相関セット

相関セットとは,サービスリクエスタからHCSCサーバを介してサービス部品に送信する要求電文を一意に識別するために利用する文字列です。

相関セットとアクティビティとの関係や定義方法については,「6.5.2 相関セットの定義」を参照してください。

注意
ビジネスプロセスの定義では,定義中に入力値が正しいかどうかのチェックはされません。入力値が正しいかどうかは,ビジネスプロセスの検証でチェックされます。入力値が正しくない場合,検証でエラーになります。