11.5.26 値置換えダイアログ

値置換えダイアログでは,マッピング元からの入力値を置き換えてマッピング先に代入するための変換テーブルを指定します。また,置き換え元の文字列を検索する列と,置き換え元の文字列が変換テーブルに存在しなかった場合の対処を指定します。

次のどちらかの操作をした場合に表示されます。

値置換えダイアログを次に示します。

図11-90 値置換えダイアログ

[図データ]

<この項の構成>
(1) 表示項目
(2) このダイアログでできる内容

(1) 表示項目

[入力]
置き換えの対象となる文字列の変換元ノードおよびファンクションを指定します。すでに置き換えの対象と値置換えファンクションがマッピングされている場合,その置き換えの対象が表示されます。
[入力]での表示形式については,「7.4.4 マッピング元の表示形式」を参照してください。
[ノード選択]ボタン
[ノード選択]ダイアログが表示されます。[入力]に置き換えの対象となる文字列の変換元ノードを指定する場合にクリックします。
[ノード選択]ダイアログについては,「11.5.4 ノード選択ダイアログ(データ変換)」を参照してください。
[ノード条件設定]ボタン
[ノード条件設定]ダイアログが表示されます。変換元ノードに条件を設定して,その条件を満たす場合だけマッピングさせる場合にクリックします。
[ノード条件設定]ダイアログについては,「11.5.6 ノード条件設定ダイアログ」を参照してください。また,ノード条件の設定方法については,「7.7 ノード条件を設定する」を参照してください。
[ファンクション選択]ボタン
[ファンクション選択]ダイアログが表示されます。[入力]に置き換えの対象となる文字列のファンクションを指定する場合にクリックします。
[ファンクション選択]ダイアログについては,「11.5.5 ファンクション選択ダイアログ」を参照してください。
[値置換え]
[変換テーブルID]
値の置き換えに使用する変換テーブルの変換テーブルIDを指定します。変換テーブルIDは,変換テーブルの作成後にシステムプロパティファイル(usrconf.properties)に記述した変換テーブルの名称です。
[パスプロパティ]
[変換テーブルID]に指定した変換テーブルの格納先が設定されているプロパティ(usrconf.propertiesのキー)が表示されます。次の形式で表示されます。

csc.dt.valueTable.<変換テーブルID>

[コードプロパティ]
[変換テーブルID]に指定した変換テーブルで使用している文字コードが設定されているプロパティ(usrconf.propertiesのキー)が表示されます。次の形式で表示されます。

csc.dt.encodeType.<変換テーブルID>

[検索キー列指定]
[左列]ラジオボタン
置き換え元の文字列を変換テーブルの左列から検索して,右列の文字列に置き換える場合に選択します。
[右列]ラジオボタン
置き換え元の文字列を変換テーブルの右列から検索して,左列の文字列に置き換える場合に選択します。
[検索失敗時の動作]
[デフォルト値を代入]
置き換え元の文字列の検索失敗時に,あらかじめ指定した値をマッピング先に代入する場合に選択します。
[値]
置き換え元の文字列の検索失敗時に,マッピング先に代入するデフォルト値を指定します。[デフォルト値を代入]を選択した場合に指定します。
[変換エラー]
置き換え元の文字列の検索失敗時に,変換エラーを発生させる場合に選択します。
[OK]ボタン
設定した内容を有効にして,ダイアログを閉じます。
[キャンセル]ボタン
設定した内容を無効にして,ダイアログを閉じます。

(2) このダイアログでできる内容

値置換えダイアログでは,値置換えファンクションを設定できます。値置換えファンクションの設定方法については,「7.5.16 変換テーブルを利用して値を変換する」を参照してください。