8.6.1 検証内容

ユーザ定義受付の検証での検証内容と対処を次の表に示します。

表8-8 ユーザ定義受付の検証内容と対処

項番検証内容エラーになった場合の対処
1ユーザ定義受付のオペレーション名と一致するオペレーション名がビジネスプロセス内に定義されているか。ビジネスプロセスの受付アクティビティおよびユーザ定義受付のオペレーション名を見直し,一致するオペレーション名を定義します。
2ユーザ定義受付のオペレーションの通信モデル(同期/非同期)と,ビジネスプロセスのオペレーションの通信モデル(同期/非同期)が一致しているか。ビジネスプロセスの受付アクティビティおよびユーザ定義受付の定義を見直し,オペレーションの通信モデル(同期/非同期)を合わせます。
3ユーザ定義受付に対応する受付アクティビティ,および応答アクティビティ(フォルト電文用を含む)の割当変数の種別がメッセージ型か。ビジネスプロセスの定義を見直し,該当するアクティビティの割当変数をユーザ定義受付に対応する変数に変更します。
4ユーザ定義受付に対応する応答電文用(フォルト電文用は含まない)の応答アクティビティが存在するか。ビジネスプロセスの定義を見直し,ユーザ定義受付のオペレーションに対応する応答アクティビティを定義します。
5ユーザ定義受付のオペレーションのフォルト名と一致するフォルト名がビジネスプロセスの応答アクティビティに存在するか。ビジネスプロセスおよびユーザ定義受付の定義を見直し,次のどちらかの対処をします。
  • ユーザ定義受付のオペレーションのフォルト名に対応する応答アクティビティを定義します。
  • ユーザ定義受付のオペレーションから不要なフォルトの定義を削除します。この場合,一度ユーザ定義受付を削除し,フォルトの定義を削除したWSDLファイルからもう一度ユーザ定義受付を作成します。
6ユーザ定義受付のオペレーションに存在しないフォルト名がビジネスプロセスの応答アクティビティに定義されていないか。ビジネスプロセスおよびユーザ定義受付の定義を見直し,次のどちらかの対処をします。
  • ユーザ定義受付のオペレーションで定義されていないフォルトに対応する応答アクティビティを削除します。
  • ユーザ定義受付のオペレーションにフォルトの定義を追加します。この場合,一度ユーザ定義受付を削除し,フォルトの定義を追加したWSDLファイルからもう一度ユーザ定義受付を作成します。