6.6.11 繰り返しアクティビティ

一つまたは複数のアクティビティを,条件に従って繰り返すための定義をするアクティビティです。

繰り返しアクティビティを利用した繰り返し処理について,次の図に示します。

図6-9 繰り返しアクティビティを利用した繰り返し処理

[図データ]

繰り返しアクティビティを定義すると,一つまたは複数の処理を一定の条件で繰り返すことができます。また,上図の繰り返し3のように,繰り返す処理の中に繰り返し処理を定義することもできます。

<この項の構成>
(1) 定義手順
(2) 定義時の注意事項

(1) 定義手順

定義の手順を次に示します。

  1. 繰り返しアクティビティをキャンバスに配置します。
    アクティビティを配置する方法については,「6.4.1 アクティビティを配置する」を参照してください。
  2. 次のどちらかの方法で[繰り返しアクティビティ]ダイアログを表示させます。
    • キャンバスの繰り返しアクティビティをダブルクリックする
    • キャンバスの繰り返しアクティビティを選択して右クリックし,[設定]を選択する
    [繰り返しアクティビティ]ダイアログが表示されます。
  3. [繰り返しアクティビティ]ダイアログに必要な情報を入力します。
    [繰り返しアクティビティ]ダイアログの詳細については,「11.4.16 繰り返しアクティビティダイアログ」を参照してください。
  4. [繰り返し条件設定]ボタンをクリックします。
  5. 繰り返しの条件を設定するための[条件設定]ダイアログが表示されます。
    [条件設定]ダイアログの表示・入力内容の詳細については,「11.4.17 条件設定ダイアログ(繰り返しアクティビティ)」を参照してください。
  6. [OK]ボタンをクリックします。
  7. キャンバスの繰り返しアクティビティを選択して右クリックし,[開く]を選択します。
    キャンバスの下部に繰り返しアクティビティ名のタブが表示されます。
  8. 繰り返しアクティビティ名のタブをクリックします。
    繰り返す処理を設定するキャンバスが表示されます。
  9. 任意のアクティビティを配置・連結・定義し,繰り返す処理を設定します。

(2) 定義時の注意事項