11.3.4 構成要素ダイアログ

構成要素ダイアログは,グローバル定義の単純内容要素または複合内容要素を,複合内容要素の構成要素に設定するときに使用します。

操作手順については,「4.4.2(4)(a) グローバル定義の要素を構成要素に設定する」を参照してください。

構成要素ダイアログは,グローバル定義の単純内容要素を構成要素に設定する場合と,複合内容要素を構成要素に設定する場合で表示されるタブが異なります。

<この項の構成>
(1) 単純内容要素タブ
(2) 複合内容要素タブ
(3) 構成要素タブ
(4) セパレータタブ
(5) 各タブで共通の内容

(1) 単純内容要素タブ

単純内容要素タブは,単純内容要素を構成要素に設定する場合にだけ表示されます。構成要素に設定する単純内容要素の情報が表示されます。内容は変更できません。

図11-30 構成要素ダイアログ(単純内容要素タブ)

[図データ]

表示される情報は,構成要素に設定するグローバル定義の単純内容要素を設定するときに,単純内容要素ダイアログの単純内容要素タブで設定した値です。

単純内容要素ダイアログの単純内容要素タブについては,「11.3.2 単純内容要素ダイアログ」を参照してください。

(2) 複合内容要素タブ

複合内容要素タブは,複合内容要素を構成要素に設定する場合にだけ表示されます。構成要素に設定する複合内容要素の情報が表示されます。内容は変更できません。

図11-31 構成要素ダイアログ(複合内容要素タブ)

[図データ]

表示される情報は,構成要素に設定する複合内容要素を設定するときに,複合内容要素ダイアログで設定した値です。

複合内容要素ダイアログについては,「11.3.3 複合内容要素ダイアログ」を参照してください。

(3) 構成要素タブ

構成要素タブは,構成要素に設定する要素がグローバル定義の単純内容要素でも複合内容要素でも表示されます。構成要素の情報を指定します。

図11-32 構成要素ダイアログ(構成要素タブ)

[図データ]

[出現回数]
構成要素の出現回数を指定します。
  • 出現回数が固定の場合
    ラジオボタンで[固定]を選択し,[最小]に出現回数を1~2,147,483,647で指定します。バイナリデータとしてCSV形式のデータを扱う場合,CSVデータにヘッダーがないときは0を,ヘッダーがあるときは1を設定します。
  • 出現回数を範囲で指定する場合
    ラジオボタンで[範囲指定]を選択し,[最小]と[最大]で出現回数の範囲を指定します。設定できる範囲は,1~2,147,483,647です。
  • データの終端までを要素とする場合
    ラジオボタンで[データの終端まで]を選択します。なお,必ず1回以上出現させる場合は,[データの省略不可]チェックボックスにチェックします。
  • 出現回数をほかの要素に依存させる場合
    ラジオボタンで[出現回数ノード]を選択し,[ノード選択]ボタンをクリックして依存させるノードを選択します。
[ノード選択]ボタン
ノード選択ダイアログが表示されます。構成要素の出現回数をほかの要素に依存させる場合,依存させるノードを選択するときに使用します。
ノード選択ダイアログで選択したノードは次のように表示されます。
  • 基準パスで選択した場合
    基準ノードからの相対パスが表示されます。
  • 絶対パスで選択した場合
    ルート要素からのパスが表示されます。
[サイズ]
単純内容要素タブの[サイズ]で[可変]を選択した場合に,構成要素である単純内容要素として使用するデータのサイズを設定します。
  • データの終端までを要素とする場合
    ラジオボタンで[データの終端まで]を選択します。
  • サイズをほかの要素に依存させる場合
    ラジオボタンで[サイズノード]を選択し,[ノード選択]ボタンをクリックして依存させるノードを選択します。
[ノード選択]ボタン
ノード選択ダイアログが表示されます。構成要素である単純内容要素のサイズをほかの要素に依存させる場合,依存させるノードを選択するときに使用します。
ノード選択ダイアログで選択したノードは次のように表示されます。
  • 基準パスで選択した場合
    基準ノードからの相対パスが表示されます。
  • 絶対パスで選択した場合
    ルート要素からのパスが表示されます。

(4) セパレータタブ

セパレータタブは,複合内容要素を構成要素に設定する場合にだけ表示されます。構成要素に設定する複合内容要素のセパレータの情報が表示されます。内容は変更できません。

図11-33 構成要素ダイアログ(セパレータタブ)

[図データ]

表示される情報は,構成要素に設定する複合内容要素にセパレータを設定するときに,複合内容要素ダイアログで設定した値です。

複合内容要素ダイアログについては,「11.3.3 複合内容要素ダイアログ」を参照してください。

(5) 各タブで共通の内容

各タブで共通の内容を次に示します。

[インフォメーション]
構成要素ダイアログの入力情報に問題がある場合に,ダイアログの最上段に問題点を示すメッセージが表示されます。表示されるメッセージと対策については,「4.4.5(1) 検証内容」を参照してください。
[名称]
構成要素に設定する要素の名称が表示されます。
[OK]ボタン
指定した内容を設定して構成要素ダイアログを閉じます。
[キャンセル]ボタン
指定した内容を設定しないで構成要素ダイアログを閉じます。