10.3 標準の同期受付(SessionBean)に要求を出すサービスリクエスタ

標準の同期受付(SessionBean)へ要求電文を送信するサービスリクエスタは,RMI-IIOPを利用して標準受付と通信します。サービスリクエスタから標準受付へサービス部品実行の要求電文が送信され,HCSCサーバがサービス部品の実行を行います。

ユーザは開発環境からスタブを取得し,そのスタブを利用して,同期受付(SessionBean)に要求を出します。したがって,サービスリクエスタは,取得したスタブを利用できるように実装する必要があります。

標準の同期受付(SessionBean)に要求を出すサービスリクエスタとHCSCサーバの関係を次の図に示します。

図10-11 標準の同期受付(SessionBean)に要求を出すサービスリクエスタとHCSCサーバの関係

[図データ]

<この節の構成>
10.3.1 サービスリクエスタ(標準の同期受付(SessionBean))の作成手順
10.3.2 スタブを取得する
10.3.3 インスタンスを生成する
10.3.4 パラメタを設定する
10.3.5 要求電文を作成する
10.3.6 応答電文を取得する
10.3.7 エラー情報を取得する
10.3.8 ビジネスプロセスの再実行を要求するサービスリクエスタの作成(SessionBean)