10.2.2 WSDLを取得する

サービス部品を呼び出すHCSCサーバの同期受付(Webサービス)のインターフェース情報をWSDLから取得します。WSDLを取得するには,次の二つの方法があります。

方法1
  1. Eclipseのメニューから,[HCSC-Definer]-[公開サービス一覧]を選択します。
    ツリービューの公開サービス一覧に,HCSCコンポーネントの一覧が表示されます。
  2. HCSCコンポーネントの一覧から,呼び出すサービス部品(HCSCコンポーネント)を選択し,ダブルクリックします。
    HCSCコンポーネント情報表示画面に,HCSCコンポーネントの情報が表示されます。HCSCコンポーネント情報表示画面の詳細については,「11.2.6 HCSCコンポーネント情報表示画面」を参照してください。
    [サーバ情報]には,サービス部品の要求先となるHCSCサーバの情報が表示されます。
  3. [WSDL取得]ボタンをクリックします。
    [WSDLファイルの保存]ダイアログが表示さます。
    保存先を指定して,WSDLを取得します。
    注意
    方法1では,document-literal型のWSDLは取得できません。document-literal型のWSDLを取得するには方法2を実施してください。
方法2
  1. HCSC-Messagingをインストールしたディレクトリから,サンプルとして提供されているWSDLを取得します。
    HCSC-Messagingをインストールしたディレクトリには,rpc-literal型のcscmsg_ws.wsdlファイルとdocument-literal型のcscmsg_ws_doc.wsdlファイルがWSDLのサンプルとして提供されています。用途に合わせてどちらかのWSDLを取得してください。
    HCSC-Messagingをインストールしたディレクトリについては,マニュアル「Cosminexus サービスプラットフォーム システム構築・運用ガイド」のuCosminexus Service Platformのインストールに関する内容を参照してください。
  2. WSDLの<soap:address>のlocationの内容を次のように変更します。

    http://<ホスト名>:<ポート番号>※1/<コンテキストルート>※2
               /services/CSCMsgSyncServiceDeliveryWSImpl

    注※1
    HCSCサーバのURLです。
    注※2
    開発環境および運用環境でHCSCサーバ構成配備時に決定されるHCSCサーバのクラスタ名です。

 

方法2ではWSDLの内容を変更する必要がありますが,方法1では定義されている正確なWSDLの情報を取得できます。rpc-literal型のWSDLを取得する場合,できる限り方法1の手順を実施してください。