マッピングしたあとに,データ変換(マッピング)定義の内容が妥当かどうか検証をします。検証でエラーが発生しないように,次の点を考慮してマッピングしてください。
- 「7.8 マッピングの条件」に従ってマッピングしてください。
- マッピング元の変換元ノードとマッピング先の変換先ノードの出現回数は一致させてください。
- 最少出現回数が2回以上に設定されている複合内容の要素は,必ずマッピングしてください。ただし,祖先に最少出現回数が0回のノードが出現する場合は除きます。
- 最小出現回数が1回以上に設定されている単純内容の要素は,必ずマッピングしてください。
- choice要素の子ノードまたは子孫ノードに対してマッピングする場合,複数の子要素が同時に出現するか,またはどの子要素も出現しないようなマッピングを定義しないでください。
- choice要素の複数の子要素または子孫ノードに対してマッピングする場合は,複数の子要素が同時に出現しないようにしてください。
- choice要素のすべての子要素の最少出現回数が1回以上に設定されていて,一つの子要素の子孫要素がマッピングされている場合,その子要素に対して選択ファンクションを使用するときは,複数の子要素が同時に出現しないようにしてください。
- マッピング先の変換先ノードには,次の名前空間を定義しないでください。
- targetNamespaceにxslとxsiのURIが指定されている
- targetNamespaceの名前空間修飾名がxから始まる
- インスタンス属性(xsi:nil,xsi:type,xsi:schemaLocation,xsi:noNamespaceSchemaLocation)は,マッピング元の変換元ノードで定義されていても,マッピング先の変換先ノードには出現しません。