9.1 パッケージングと配備定義

定義したHCSCコンポーネントは,パッケージングしたり,どのクラスタ(または単一のHCSCサーバ)に配備するか決めたり(配備定義)します。

ユーザは,配備定義をする前にリポジトリをインポートする必要があります。また,配備定義したあとにリポジトリをエクスポートして,運用環境に配備定義したシステム構成定義を提供します。システム構成定義の内容に従って,運用環境から実行環境のクラスタ(または単一のHCSCサーバ)にHCSCコンポーネントを配備します。

開発環境では,配備定義をしたあとに,配備定義をしたHCSCコンポーネントの情報を参照できます。

パッケージングから配備定義までの流れを次の図に示します。

図9-1 パッケージングから配備定義までの流れ

[図データ]

なお,開発環境で定義した内容は,運用環境でHCSCコンポーネントとして配備されます。開発環境での定義と運用環境で配備されるHCSCコンポーネントの関係を次の図に示します。

図9-2 開発環境での定義と運用環境で配備されるHCSCコンポーネントの関係

[図データ]

注意
リポジトリの一部の情報だけをインポートした場合には,インポートしたリポジトリ情報に含まれるHCSCコンポーネントを,必ずパッケージングする必要があります。
リポジトリの一部の情報だけのインポートについては,「3.2.3 リポジトリをインポートする」を参照してください。