uCosminexus Service Architectは,構成ソフトウェアと呼ばれる複数のソフトウェアで構成されています。uCosminexus Service Architectを構成するソフトウェアとその位置づけについて説明します。
uCosminexus Service Architectを構成するソフトウェアを次に示します。
Cosminexus サービスプラットフォームの開発環境でアダプタ,ビジネスプロセス,データ変換などを定義する機能は,Cosminexus Service Development Plug-inで提供されます。
そのほかの構成ソフトウェアの機能の詳細については,それぞれの関連マニュアルを参照してください。
uCosminexus Service Architectを構成するソフトウェアの位置づけを次の図に示します。
図1-8 uCosminexus Service Architectを構成するソフトウェアの位置づけ
uCosminexus Service Architectの関連ソフトウェアについて説明します。
Cosminexusサービスプラットフォームの実行環境とOpenTP1の間で,データベースを介した異なるコンポーネントでの通信を行う場合に利用します。
TP1/Server Base Enterprise OptionはDBキューのプロトコルをサポートしています。Cosminexusサービスプラットフォームの実行環境とは,DBキューの受け付けとサービスアダプタで連携できます。
Cosminexusサービスプラットフォームの開発環境で,文字コードを変換するためのマッピングファイルを作成する場合に利用します。バイナリ形式(XML形式以外)のデータを扱うとき,またはデータ変換で値置換えファンクションを使用するときに必要です。
Cosminexusサービスプラットフォームの実行環境で,文字コードを変換する場合に利用します。Windowsの場合で,バイナリ形式(XML形式以外)のデータを扱うとき,またはデータ変換で値置換えファンクションを使用するときに必要です。
Cosminexusサービスプラットフォームの実行環境で,文字コードを変換する場合に利用します。UNIXの場合で,バイナリ形式(XML形式以外)のデータを扱うとき,またはデータ変換で値置換えファンクションを使用するときに必要です。
Cosminexusサービスプラットフォームの開発環境で,既存のOpenTP1システムやXDM/DCCM3内にあるサービス部品を呼び出すためのアダプタを作成する場合に利用します。
Cosminexusサービスプラットフォームの実行環境から既存のOpenTP1システムやXDM/DCCM3内にあるサービス部品を呼び出す場合に利用します。
Cosminexusサービスプラットフォームの実行環境で,OpenTP1などの既存システムから,HCSCサーバを経由してサービス部品を呼び出す場合に利用します。HCSCサーバに対して,CTMを経由した同期応答型の送信,またはDBキューを介した非同期応答型の送信ができます。
Cosminexusサービスプラットフォームの開発環境で,既存の業務処理システムのファイルからデータを読み込んだり,ファイルへデータを書き込んだりするためのアダプタを作成する場合に利用します。
Cosminexusサービスプラットフォームの実行環境で,既存の業務処理システムのファイルからデータを読み込んだり,ファイルへデータを書き込んだりする場合に利用します。ファイルインターフェースを持つシステムをサービスプラットフォームと連携する場合でも,連携先システムのインターフェースを変更することなく,ファイルアクセスをサービス部品として実行でき,ファイルの入出力を伴う既存システムとほかのサービス部品との連携ができるようになります。
Cosminexusサービスプラットフォームの開発環境で,既存のTPBrokerシステム(Object Wrapperシステム)のCORBAサーバの業務メソッドを呼び出すためのアダプタを作成する場合に利用します。
Cosminexus サービスプラットフォームの実行環境で,既存のTPBrokerシステム(Object Wrapperシステム)で動作するCORBAサーバの業務メソッドをサービス部品として連携する場合に利用します。
Cosminexus サービスプラットフォームの実行環境で,他社ERPパッケージをサービス部品として連携する場合に利用します。SAP R/3,およびOracle EBSとのWebサービスによる連携ができるため,既存ERP資産を活用したシステム間連携ができます。