Cosminexus サービスプラットフォーム 開発ガイド
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定義済みのHCSCコンポーネントへの要求電文の送信について定義するアクティビティです。
サービス呼出アクティビティは,[サービス呼出アクティビティ]ダイアログで詳細を定義します。
- <この項の構成>
- (1) 定義手順
- (2) 定義時の注意事項
定義の手順を次に示します。
- サービス呼出アクティビティをキャンバスに配置します。
アクティビティを配置する方法については,「6.4.1 アクティビティを配置する」を参照してください。
- 次のどちらかの方法で[サービス呼出アクティビティ]ダイアログを表示させます。
- キャンバスのサービス呼出アクティビティをダブルクリックする
- キャンバスのサービス呼出アクティビティを選択して右クリックし,[設定]を選択する
[サービス呼出アクティビティ]ダイアログが表示されます。
- [サービス呼出アクティビティ]ダイアログに必要な情報を入力します。
[サービス呼出アクティビティ]ダイアログの表示・入力内容の詳細については,「11.4.8 サービス呼出アクティビティダイアログ」を参照してください。
- [要求電文用割当変数]および[応答電文用割当変数]に設定する変数の内容を編集する場合
[編集]ボタンをクリックします。表示される[変数・相関セット一覧]ダイアログで,変数の内容を編集できます。[変数・相関セット一覧]ダイアログの詳細については,「11.4.1 変数・相関セット一覧ダイアログ」を参照してください。
なお,呼び出すサービス部品で定義されている電文フォーマットを変数に設定する場合,[電文フォーマットの取込]ダイアログで設定できます。[電文フォーマットの取込]ダイアログを利用して呼び出すサービス部品で定義されている電文フォーマットを変数に設定する手順については,この手順の次に記載されている「ポイント」を参照してください。
[電文フォーマットの取込]ダイアログの詳細については,「11.4.4 電文フォーマットの取込ダイアログ」を参照してください。
- [割当相関セット群]を設定する場合
[設定]ボタンをクリックします。表示される[割当相関セット群]ダイアログで割当相関セットを設定します。[割当相関セット群]ダイアログの詳細については,「11.4.2 割当相関セット群ダイアログ」を参照してください。
- [OK]ボタンをクリックします。
- ポイント
- 呼び出すサービス部品で定義されている電文フォーマットを変数に設定する方法を次に示します。なお,要求電文の場合で説明していますが,応答電文についても同様の手順です。
- [サービス呼出アクティビティ]ダイアログで呼び出すサービス名およびオペレーション名を設定します。
- [要求電文用割当変数]の[編集]ボタンをクリックします。
[変数・相関セット一覧]ダイアログが表示されます。
- 変数名を設定します。
- [取込]ボタンをクリックします。
[電文フォーマットの取込]ダイアログが表示されます。
[サービス名]および[オペレーション名]には,手順2.で設定した値が設定されています。また,[電文種別]に「要求電文」が設定されています。
- [電文フォーマット]に電文フォーマット名を設定します。
- [OK]ボタンをクリックします。
[電文フォーマットの取込]ダイアログが閉じられ,[変数・相関セット一覧]ダイアログに戻ります。
- [追加]ボタンをクリックします。
定義した変数が[変数一覧]に追加されます。
- 変数一覧から追加した変数を選択します。
- [OK]ボタンをクリックします。
[変数・相関セット一覧]ダイアログが閉じられ,[サービス呼出アクティビティ]ダイアログに戻ります。
(2) 定義時の注意事項
- アクティビティ名はビジネスプロセス(スコープ内も含む)内で一意になるように指定してください。
- サービス名およびオペレーション名には,定義済みのHCSCコンポーネントとそのオペレーションを設定してください。また,設定したオペレーションの通信モデルと定義されているオペレーションの通信モデルを一致させてください。
- アクティビティ名は64バイト以内にしてください。
- 呼び出すサービス名を設定してください。
- 同期呼び出しの場合,必ず応答電文用の割当変数を設定してください。
- 永続化しないビジネスプロセスの場合,非同期のサービス呼出アクティビティを設定しないでください。
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