Cosminexus サービスプラットフォーム 概説
JP1と連携してCosminexus サービスプラットフォームを運用すると,業務システム全体の監視,問題の検知などの運用を効率良くできるようになります。また,サーバやアプリケーションの起動・停止を自動化することで,システムの日常運用の効率化を図れます。
JP1と連携したシステムの運用については,マニュアル「Cosminexus 機能解説」のJP1との連携に関する内容も参照してください。
システムで発生した障害をJP1イベントによって集中管理することができます。Cosminexus サービスプラットフォームではJP1/IM-Managerと連携し,システムで発生した障害を検知して,障害メッセージをJP1イベントとしてJP1へ通知できます。また,JP1/IM-Viewでは,JP1/IM-Managerのホストに接続して,実行環境から発行されたJP1イベントを表示できます。JP1イベントとして発行されるメッセージは,ユーザの環境に合わせてカスタマイズできます。
どの障害が発生した場合に,どのメッセージが通知されるかをあらかじめ設定しておくことで,JP1/IM-Viewで表示されるメッセージログを監視して,障害発生時の障害の種類や原因などの調査を簡略化できます。
JP1/IMと連携した障害監視の概要を次の図に示します。
図3-29 JP1/IMと連携した障害監視の概要
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