7.2.5 KDCGKで始まるメッセージ

KDCGKで始まるメッセージの意味,要因,および対処について説明します。


KDCGK0001-I

Generation of a secret key has finished. (file = <ファイル名>)

意味
共通鍵の生成が完了しました。
<ファイル名>には,生成した共通鍵のファイル名が出力されます。

KDCGK0010-E

An argument is not specified. (argument = <引数>)

意味
引数が指定されていません。
<引数>には,指定する必要がある引数の名称が出力されます。
要因
共通鍵生成コマンドで指定する必要がある引数が指定されていません。
対処
引数を指定してから,再度,共通鍵生成コマンドを実行してください。
共通鍵生成コマンドで指定する引数については,「4.1 共通鍵生成コマンド(CWSSCreateSecretKey)」を参照してください。

KDCGK0011-E

An invalid argument is specified. (argument = <引数>)

意味
不正な引数が指定されています。
<引数>には,不正と判定された引数の名称が出力されます。
要因
共通鍵生成コマンドで使用できない,不正な引数が指定されています。
対処
不正と判定された引数を削除してから,再度,共通鍵生成コマンドを実行してください。
共通鍵生成コマンドで指定できる引数については,「4.1 共通鍵生成コマンド(CWSSCreateSecretKey)」を参照してください。

KDCGK0012-E

An invalid argument value is specified. (argument = <引数>, value = <引数値>)

意味
引数に不正な値が指定されています。
<引数>と<引数値>には,それぞれ次の内容が出力されます。
<引数>
引数の名称が出力されます。
<引数値>
引数に指定されている値が出力されます。
要因
共通鍵生成コマンドの引数に不正な値が指定されています。
対処
共通鍵生成コマンドの引数,および引数に指定されている値が正しいかどうかを確認してから,再度,共通鍵生成コマンドを実行してください。
共通鍵生成コマンドの引数に指定できる値については,「4.1 共通鍵生成コマンド(CWSSCreateSecretKey)」を参照してください。

KDCGK0013-E

A specified file already exists. (file = <ファイル名>)

意味
指定した共通鍵のファイルはすでに存在します。
要因
共通鍵生成コマンドの-oオプションで指定したファイル名のファイルがすでに存在しています。
対処
すでに存在しているファイルとは異なるファイル名を指定して,再度,共通鍵生成コマンドを実行してください。
共通鍵生成コマンドで使用できるオプションについては,「4.1 共通鍵生成コマンド(CWSSCreateSecretKey)」を参照してください。

KDCGK0100-E

An error occurred during output of the key to a file. (details = <詳細>)

意味
ファイルを出力するときにエラーが発生しました。
<詳細>には,エラー内容の詳細が出力されます。
要因
共通鍵生成コマンドで生成した共通鍵をファイルに出力するときにエラーが発生しました。
対処
<詳細>に表示されるエラーの要因を解決してから,再度,共通鍵生成コマンドを実行してください。<詳細>に表示されたエラーの要因がわからない場合は,システム管理者に連絡してください。

KDCGK0101-E

An error occurred during key creation. (details = <詳細>)

意味
鍵を生成するときにエラーが発生しました。
<詳細>には,エラー内容の詳細が出力されます。
要因
共通鍵生成コマンドで共通鍵を生成するときにエラーが発生しました。
対処
<詳細>に表示されるエラーの要因を解決してから,再度,共通鍵生成コマンドを実行してください。<詳細>に表示されたエラーの要因がわからない場合は,システム管理者に連絡してください。

KDCGK9000-E

An unexpected error occurred during processing. (details = <詳細>)

意味
処理中に予期しないエラーが発生しました。
<詳細>には,エラー内容の詳細が出力されます。
要因
共通鍵生成コマンドを実行中に原因不明のエラーが発生しました。
対処
システム管理者に連絡してください。