7.2.7 KDCGPで始まるメッセージ

KDCGPで始まるメッセージの意味,要因,および対処について説明します。


KDCGP0001-E

A definition is duplicated. (Name = <Name属性値>, My_role = <My_role属性値>)

意味
Name属性およびMy_role属性の値が重複して定義されています。
要因
Webサービスセキュリティポリシー定義ファイル内で,Name属性およびMy_role属性に同じ値を指定したReceiverPortConfig要素が複数定義されています。
対処
複数あるReceiverPortConfig要素のName属性値およびMy_role属性値が重複しないように,Webサービスセキュリティポリシー定義ファイルを修正してください。

KDCGP0002-E

An error occurred during reading of an X509 certificate. (details = <詳細>)

意味
X.509証明書を読み込むときにエラーが発生しました。
<詳細>には,エラー内容の詳細が出力されます。
要因
Webサービスセキュリティポリシー定義ファイルのAuthorityCertificateFile要素のName属性値に指定したX.509証明書ファイルの読み込むときに,エラーが発生しました。次のうちのどれかがエラーの要因と考えられます。
  • AuthorityCertificateFile要素のName属性で指定したX.509証明書ファイルが見つからない。
  • AuthorityCertificateFile要素のName属性で指定したX.509証明書ファイルに対するアクセス権限がない。
  • AuthorityCertificateFile要素のName属性で指定したX.509証明書ファイルの形式が間違っている。
対処
「要因」に示した問題点がないかどうか,Webサービスセキュリティポリシー定義ファイルの設定を見直してください。
Webサービスセキュリティポリシー定義ファイルの設定については,「付録C.2 Webサービスセキュリティポリシー定義ファイルの項目」を参照してください。

KDCGP1001-E

The root tag name is invalid. (tag name = <要素名>)

意味
不正なルート要素名が指定されています。
<要素名>には,ルート要素の名称が出力されます。
要因
Webサービスセキュリティポリシー定義ファイルに不正なルート要素名が指定されています。
対処
Webサービスセキュリティポリシー定義ファイルのルート要素の名称を「PolicyConfig」に修正してください。

KDCGP1002-E

A tag name is invalid. (parent tag name = <親要素名>, tag name = <要素名>)

意味
不正な名称の要素が指定されています。
<親要素名>と<要素名>には,それぞれ次の内容が出力されます。
<親要素名>
不正な名称が指定されている要素の親要素の名称が出力されます。
<要素名>
不正な名称が指定されている要素の名称が出力されます。
要因
Webサービスセキュリティポリシー定義ファイルの要素のうち,名称が不正な要素があります。
対処
Webサービスセキュリティポリシー定義ファイルを修正してください。
Webサービスセキュリティポリシー定義ファイルで指定できる要素の名称については,「付録C.2 Webサービスセキュリティポリシー定義ファイルの項目」を参照してください。

KDCGP1003-E

An attribute value is invalid. (tag name = <要素名>, attribute name = <属性名>, attribute value = <属性値>)

意味
不正な属性が指定されています。
<要素名>,<属性名>,および<属性値>には,それぞれ次の内容が出力されます。
<要素名>
不正な属性が指定されている要素の名称が出力されます。
<属性名>
不正な値が指定されている属性の名称が出力されます。
<属性値>
<属性名>で示された属性に指定されている値が出力されます。
要因
Webサービスセキュリティポリシー定義ファイルの要素のうち,属性値の値が不正な要素があります。
対処
Webサービスセキュリティポリシー定義ファイルを修正してください。
Webサービスセキュリティポリシー定義ファイルの属性に指定できる値については,「付録C.2 Webサービスセキュリティポリシー定義ファイルの項目」を参照してください。

KDCGP1004-E

<要素名> is undefined.

意味
定義されていない要素があります。
<要素名>には,定義されていない要素の名称が出力されます。
要因
Webサービスセキュリティポリシー定義ファイルの必須要素のうち,定義されていない要素があります。
対処
Webサービスセキュリティポリシー定義ファイルを修正してください。
Webサービスセキュリティポリシー定義ファイルの属性に指定できる値については,「付録C.2 Webサービスセキュリティポリシー定義ファイルの項目」を参照してください。

KDCGP9000-E

An unexpected exception occurred. (details = <詳細>)

意味
予期しない例外が発生しました。
<詳細>には,例外の内容の詳細が出力されます。
要因
Webサービスセキュリティポリシー定義ファイルを解析するときにエラーが発生しました。
対処
<詳細>に表示される例外の要因を解決してから,再度,処理を実行してください。<詳細>に表示された例外の要因がわからない場合は,システム管理者に連絡してください。